第3回高大連携授業
10月25日(火)、6・7時間目に29回生を対象に第3回高大連携授業が行われました。
場所は、第1回・2回と同じ先端科学技術支援センターの大ホールでした。運営についても、
これまでと同じように、司会、講師紹介、謝辞、記録、マイクなどの役割を生徒が担当しました。
今回の講師は、兵庫県立大学天文科学センターの石田俊人先生でした。
先生は、天文学がご専門で、膨らんだり縮んだりして大きさの変わることで、明るさが変わる
恒星について、数式やコンピュータ上でのモデル計算などを行いながら、理論的に理解しようと
されていて、特に対象となる恒星での共鳴や非線形と関連した現象に関心をもって研究されてい
るそうです。
ご講義では、先生の専門領域について話されました。そのため、難しい内容を含んでいました。
全体での質疑応答は、司会者の質問だけだったのも、何を質問すべきかが分かりにくかったから
かもしれません。
ところが、講演終了後には、壇上に残っておられた石田先生の元に、5人ほどの生徒が質問の
ために列を作りました。石田先生の専門に関わる講義でしたが、興味を持って、なおかつ疑問を
抱きながら聞いていた29回生がいたことが分かり、あらためて29回生を心強く思うことにな
りました。
お忙しい中、ご講演をいただいた石田先生に感謝申し上げるととともに、運営に携わってくれ
た人たちにも感謝します。