総長・校長室より

総長・校長室より

兵庫県立大学への特別推薦制度の選考試験(基礎学力調査)実施(R3.9.11)

 9月11日(土)、兵庫県立大学への特別推薦制度を利用して進学を希望する生徒に、校内選考の基礎学力調査を実施した。今年度は例年よりも希望者が多く、49名の高校3年生(26回生)が熱心に取り組んだ。

 本校の特別推薦制度は、兵庫県立大学6学部(国際商経学部、社会情報科学部、工学部、理学部、環境人間学部、看護学部)への進学を希望する生徒に、他の高校からよりも特別に進学しやすい制度である。

 校内の成績等とともに、各学部の指定する教科(数学、理科、英語、国語、小論文から3教科)において高校での基礎学力の定着度を図る今回の試験を実施して、校内選考ののち県立大学と協議することになっている。

 本校は、兵庫県立大学の附属であり、中学校時代から県立大学への進学を考えていた生徒や、高校で実施されている県立大学との高大連携授業での経験、大学見学やオープンキャンパスなどに参加して、県立大学の魅力を感じて進学を希望した生徒が多い。

 受験する生徒は、今日の日の為に頑張って準備してきた。9月2日には、八重真治総長から激励の言葉を聞き、意欲を持って今日の日を迎えた。

 現在、コロナ禍の中で不安もあって受験勉強が大変な状況であるが、それぞれの目指す進路に向けて、先陣を切って今日の基礎学力調査を受けた生徒たち。それぞれの希望を、可能な限り叶えてやりたい気持ちでいっぱいである。

 昨年度は、30名余りの生徒が兵庫県立大学に進学したが、今年度は例年よりも希望者が多い。

 昨年度の卒業生(25回生)は、医学部医学科3名をはじめ、現役での国公立大学合格者が50.3%と半数を超えた。頑張った先輩たちに負けないように、高校3年生(26回生)全員が、将来の進路目標を最後まで諦めることなく挑戦し続けて欲しいと強く願っている。

                                      校長 小倉 裕史