学校長挨拶

 

 みなさん、こんにちは。

 芦屋高等学校ウェブ・サイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 本校は、「自治 自由 創造」を掲げた市内唯一の普通科高校として、ここ芦屋の地で脈々と80年以上の歴史の糸を紡ぐと同時に、時代の変化にも敏感に対応しながら、日々の教育活動を進めています。



1 芦高から広がる学び
 現在の学区(芦屋高校は、神戸、淡路、芦屋からなる第1学区に属しています)を中心に、実に90校近くの中学校から生徒たちが入学してきます。高校生活3年間の拠点を芦屋に置き、芦屋高校に愛着を持ってくださる地域の皆さまとの関わり、国際文化都市である芦屋市との繋がりの中で、いろいろな学びを繰り広げています。芦屋高校を中心とした学びのネットワークがどんどん広がっています。その中で、芦高生一人一人がここでしか体験できない学びに向き合い、成長しています。

 

2「学び方」を学ぶ
 芦屋高校では3年間通して「学び方」を学び続けることに重点を置きます。学び方とは、目標や課題を発見する力であり、課題とどのように向き合うか、解決や達成の糸口をどう見つけ、実践していくかという力のことです。予測不可能と言われているこれからの時代で必要とされる人材は、社会の課題を自分の課題として捉え、当事者意識を持って向き合うことができる人材です。芦屋高校で学び方を身につけることで、一生学び続けることができる大人となることを目指します。

 

3 自分の「好き」を貫く
 芦屋高校には、一人一人に合った「好き」が必ずあります。利便性、伝統、自治会、式服(制服)や、数多い部活動、単位制ならではのユニークな選択科目など、何か一つは気に入ったところがあるはずです。まさに、誰もが自分にあった学びを見つけることができる、それが芦屋高校です。いろいろなこと、いろいろな人、いろいろな考え・意見と向き合うことで、「好き」を増やしたり、深めたりすることができます。「好き」をとことん貫き、「ちょうどいい学び」を実現してほしいと思います。

 

4 経験が財産となる
 高校時代に本気で取り組んだことがあなたの経験値となって返ってきます。これからの社会を魅力と活力あるものにしていくことができる人材となるための経験値です。本気とは、主体的に、そして当事者意識をもって取り組むことです。自分で考え、自分で行動し、本気で取り組むみなさんを芦屋高校は応援します。

 

 本校の教育活動に深いご理解と温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

令和7年4月
兵庫県立芦屋高等学校長