着任のごあいさつ

 

春本番を迎え、気持ちも新たに新年度・

令和5年度が始まりました。

さて、このたびの異動により県北部但馬地域の

県立出石(いずし)高等学校から

本校校長として着任いたしました

水嶋 正稔(みずしま まさとし)

と申します。

伝統ある県立尼崎高等学校で

精一杯取り組みますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

 

私は地理歴史・公民科の教諭として

神戸や阪神地域の学校に勤務してまいりました。

奇しくも母校である前任校には教頭そして校長として

計4年間お世話になりました。

歴史のある摂津・尼崎の地で、

そして本校にご縁をいただいたことに

喜びを感じております。

 

この3年間は新型コロナウイルス感染症が

周期的に拡大したことにより、

人々の行動は制限され、

これまでの生活様式も大きく変わりました。

学校においても、

感染リスクを抑える対応が求められ、

日々の学習方法や学校行事のあり方も変更を

迫られました。そんな状況の中にあっても

本校は歩みを止めることなく、学習環境を整え、

工夫を重ねて学習指導や学校行事を

実施してまいりました。

 

さて、迎えた新年度、

新型コロナウイルスの感染症法上第5類への

移行を控え、学校の教育活動も

コロナ以前の状況に戻すことを基本としながらも、

3年間で得た知恵や工夫を生かした

新たな教育内容を創造し、

実践を進めてまいります。

 

本校は、

今年度創立100周年という節目の年を迎えます。

令和5年11月3日(金)文化の日には

アルカイックホールにおいて

記念式典を挙行いたします。

皆様には創立100周年記念事業につきましても

引き続きご協力賜りますようお願いいたします。

 

「伝統の継承と、さらなる飛躍へ!」

をキャッチフレーズに、

生徒一人ひとりが描いている夢の実現に向けて、

教職員が一丸となって指導、支援してまいります。

保護者の皆様、同窓の皆様、地域の皆様、

どうぞご理解とご支援を賜りますよう

お願い申し上げます。

 

  令和5年4月

 

兵庫県立尼崎高等学校長 水 嶋  正 稔