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令和5年度着任式・始業式

4月10日(月)着任式・始業式を行いました。

春らしい、いい天気です。
しーがるくんは、久しぶりに生徒に会えるのでわくわくしています。

着任式

始業式

校長挨拶

 皆さん、おはようございます。
 実は私は、6年前まで教員として本校に勤務していました。また新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
 コロナ禍から3年。学校生活もようやくマスクなしが基本となります。もちろん状況や事情によっては、マスクを着用することもあるため、マナーや配慮は必要ですが、このような式において、マスクなしで行えるのは嬉しいことです。
 また、午後からは入学式があります。240名の後輩たち47回生を迎えることになります。1,2年前を思い出してください。期待と不安の中登校していたのではないでしょうか?
ぜひ先輩として行動で後輩たちに範を示してください。
その入学式では皆さんにお話ができないため、皆さんにも伝えたいことをお話します。
 校訓について話そうと思っていますが、時間の関係で「自律」は省略します。
「協同」についてです。人は誰も一人で生きていくことはできません。助けたり、助けてもらったりです。そのためには、コミュニケーション力が必要です。新型コロナウイルスからの出口が見えてきた今、対面のコミュニケーションを大切にしてほしいと強く思います。SNSなどを使うと早く手軽に伝えられますが、ちょっとした表情の変化などは、直接会ってこそ気づけるもの。そこから相手の気持ちや考えを汲み取ることによって、相手との信頼関係を築きやすくなります。密を避ける日常から脱却して、コミュニケーションを密にしてほしいと思います。
 次に「創造」についてです。自らの意思をもって新しい何かを作り出すこと。そのためには何事にもチャレンジしてください。できないと諦めるのではなく、勇気をもって一歩前に踏み出しましょう。前向きな挑戦をして、仮にある時点で結果が出なかったとしても、それは失敗ではなく「未成功」にすぎません。まずは未成功体験からです。
 キーワードは対面コミュニケーションと未成功体験です。
 さて、今日は3年間の高校生活の途中にあるただの1日に過ぎないかもしれませんが、令和5年度の始業式、それぞれの年次が1つ上がって迎える、最初の1日、節目の1日です。 いつもの1日とは区別して、ぜひ改まった気持ちで、また、もしこれまでの高校生活に、やり残したことや、反省すべき点があると思っている人は、自分の気持ちをリセットさせる、新たなスタートを切るきっかけにしてください。
学校通信に「志を高く」と書きました。強い意志、といった意味を込めています。この1年をどんな1年にするのか、何をやり切るか決意してください。一人ひとりにとって充実した1年になることを願って1学期始業式の話とします。

表彰伝達

久しぶりの表彰伝達がありました。(ここ何年間は放送か披露のみでした)

午後からは、入学式が行われます。