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3学期終業式が行われました

 3月21日(金)、3学期終業式が行われました。

学校長挨拶

皆さんおはようございます。

 あっという間の3学期だったと思います。その中でも球技大会や各年次で行われた行事などで、
前向きに取り組む姿を頼もしく思っていました。また、このような行事において、
部活動や生徒会、クラス委員の人たちがその準備、運営、片付けなどをして支えてくれていることに、
私も含め皆さんで感謝したいと思います。

 さて、私たちの人生は、常にスタートとゴールを繰り返しています。
今日の終業式は今年度のゴールではありますが、と同時に来年度に向けたスタートでもあるのです。
この一年を振り返ると、様々な思いが浮かんでくると思います。
充実感や達成感ばかりであれば言うことはありませんが、今日を、振り返りの良い機会ととらえ、
さらに新しい飛躍につながることを期待しています。

 先日の卒業式で、「VUCAの時代」(変動制・不確実性・複雑性・曖昧性)といわれる、
将来が不透明で予測困難な時代に求められる能力について話しました。
それは、課題を敏感に見出し、その原因を論理的に分析して、
創造力豊かに物事を企画していく力や自分の考えを周囲に発信する発表力のことです。
これらは本校総合学科の学びを通して身につけていく力なのですが、大切なことは、
しっかりと自分の考えをもつということです。自分の判断や行動を誰かに任せたり、
誰かの言うとおりにしか動けなかったり、という姿勢からは脱却することです。
最近、何人かの生徒の皆さんと話をする機会がありましたが、
これから研究を進めていきたいテーマについて、しっかりした自分の考えをもっていたことに感心しました。
みなさんはどうでしょうか。

 次にみんなでこの体育館に集まるときには、桜の花も咲いて新1年次生を迎えることになります。
皆さん一人ひとりの力を結集した大きなエネルギーで、
学校全体がさらに飛躍することを期待して、私の話を終わります。

本日から春休みに入ります。
新年度に向けて、在校生のみなさんはしっかり休みましょう。

4月に元気な姿で会えることを、しーがるくんも楽しみにしています。

「今年も楽しかったモメ~」