取り組みのハイライト

令和4年9月26日 第2学年「総合的な探究の時間」(ひょうたん)講演会「探究を進める上でのアンケートと実験の注意点」

 各HR教室において、76回生(2年)を対象に、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の林創教授から、「探究を進める上でのアンケートと実験の注意点」というテーマでオンデマンド形式の講義をしていただいた。

 まず、実験を行う上で、何を調べたいのかを明確にさせることの重要性について、具体例を示しながら説明していただいた。また、アンケート調査での質問の配列方法やワーディングに関して、行動心理学に触れながら解説していただいた。さらに、探究を行う上で注意探究を進める上でのアンケートと実験の注意する必要がある「バイアス」について詳しく教えていただいた。

 これから、各班の探究活動において、生徒自らがアンケート調査や実験を行う際に大いに参考になる内容であったと思われる。

 

〈生徒の感想〉(一部抜粋)

・実験がもたらす結果がすごく興味深くて、項目を変え今まで誰もした事の無い興味深い実験をしてみたいと思いました。

・まずは自分が何を知りたいのかの具体的なことを人に説明してわかるくらいしっかりと理解しないといけないということがわかりました。

・アンケートの質問の順番やワーディングによってこんなにも回答が変わってしまうのだなと驚いた。自分が探究などでアンケートをとる時はできるだけ正確な結果が出せるように質問の順序や対象者に気をつけながら調査できるようにしようと思った。

・アンケートをとるときは無意識に自分達の都合の良い結果に誘導していないか気をつけたいです。