令和4年9月12日 第2学年「総合的な探究の時間」(ひょうたん)「研究テーマ設定ミニ発表会」
76回生(2年)が、2学期第2回目の「ひょうたん」の授業で,3年生をアドバイザーとして招き,各グループが現時点で考えているテーマについてミニ発表会を実施した。
2年生はグループごとに,以下の(1)~(6)の内容についてまとめたレジュメを配布した。
(1) 現時点で考えている研究テーマ
(2) テーマを選んだ理由
(3) 関連する神戸・兵庫の課題
(4) 課題を解決することの社会的意義
(5) 研究方法
(6) 研究を進めるにあたって,疑問点や困っていることなど
すでに研究・発表を終えた3年生からは「テーマを広げると難しい」「フィールドワークや実験は絶対したほうが良い」「班員全員で協力して活動できるように」など具体的なアドバイスをもらうことができ,両学年の生徒ともに有意義な時間が過ごせたようであった。
〈生徒の感想〉(一部抜粋)
〔2年生〕
・自分たちで研究テーマなどを考えていたときには気付けなかったような探究活動に向けての様々なことを、実際に約1年間活動してこられた先輩方から具体的にアドバイス頂き、今後の研究の論理の組み立て方などで迷っていたけれど、やりたいことが少し明確化したと感じた。特に、何となくアンケートをしようなどと考えていたけれど、アンケートの取り方や質問内容を具体的に提案していただき、今までの探究活動において欠けていた、多角的視点を持つことなどについて教えていただけたので、次の探究活動から、今回学んだことを取り入れて、より意義のある探究にしていきたいと思った。
・他の班の発表を見ることで、そんな研究もあるのか、と視野が広がったように思います。先輩方がしてくださったアドバイスがとてもわかりやすく、確かに、と思えることばかりだったので今後に活かしていきたいと思います。他の分野の研究も知ることができて面白く感じました。
〔3年生〕
・全体的にインタビューやアンケートを通してどこに繋げていきたいかがあやふやな気がしました。最終的に繋げていきたいゴールの設定を明確にし、そこから遡りながら(例えば図を書いてみるなど) 考えていくともっと細かく楽しい研究になるかなと思いました。
・下を向いて喋りがちな人が多く聞こえづらかったので、前を向いてお腹から声出すことを意識した方がいいと思いました。調べ学習だけだと裏付けが不確かなものになりやすいので、フィールドワークや実験は絶対した方がいいと思います。
・どの班もテーマ設定については詳しく設定できていたと思いました。今後研究を進めていく上で、問題に対する解決策を出していくことになると思いますが、地域レベルで行なっていけるような解決策を出せるよう意識しながら研究を進めてほしいです。