取り組みのハイライト

令和3年12月19日 明石市立天文科学館 彗星観測

創造科学6期生(1年生)の生徒4名が、課題研究の彗星の構造再現の研究として、明石市立天文科学館の井上館長はじめ、学芸係の方々の指導のもと、レナード彗星や土星、木星の観測を行った。

 研究の中で実際の彗星の観測を行いたいという強い思いを汲み取っていただき今回の観測が実現した。風が強く雲の流れが早く観測が簡単ではない状況であったが、粘り強く観測に取り組み、その彗星のコマや尾を実際に観測し、写真におさめることができた。観測できた時間が非常に短く、分光による成分の特定まではいかなかったが井上館長からは、この条件で観測できただけでも100点満点中300点だとの言葉をいただけた。普段は立ち入れない16階の天体観測室で口径40cmの天体望遠鏡を用いての観測が行え、今後の研究をさらに深める機会となった。