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高等部2年  外部専門家による授業(ボッチャ)

 5月20日(月)、高等部2年生は、日本ボッチャ協会の浅見さんを講師にお招きし、13日から引き続き2回目となる外部専門家による授業(ボッチャ)を行いました。

 「ボッチャ」は、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。ボッチャの投げ方を練習したり、作戦の立て方を教わったりしながら、楽しく頭と体を動かしました。どの生徒も真剣かつ楽しそうに試合を進め、白熱した戦いを繰り広げました。生徒たちは授業ごとに試合展開が読めるようになっています。自分の持ち球でジャックボールに当てて、自分たちの優位になる位置に動かすことで、一瞬にして逆転勝利となります。そのため、最後の最後までどちらが勝つのかと、キラキラした笑顔を見せながら取り組めていました。

 ボッチャは、年齢や性別、障害の有無にかかわらず、全ての人が垣根を超えて競い合うことができ、誰とでも一緒にできるインクルーシブなスポーツであるという魅力を感じることができました。6月20日(木)には、3回目の授業をしていただきます。生徒たちは次回の授業を心待ちにしながら終了の挨拶をしました。

高等部 清掃練習

 高等部では、4月12日(金)から学年の実態に合わせて3回程度清掃練習を行いました。卒業後、企業や事業所等の進路先に関わらず、どこにいても「清掃」を行う場面があります。そのため、基礎的な清掃ができる力は、生徒たちに習得してほしい力の一つです。

 清掃練習では、雑巾の「たて絞り」、自在ぼうきの「押さえばき」、ダスタークロスの取り扱い方のポイント等の確認を行いました。その後、教室清掃では、手順を統一しているため、自在ぼうきでは掃き方とその方向、雑巾がけでは、通し拭きのあと、拭きこみ(1段おろし)で拭く「シンデレラ拭き」等、みんなでじっくり確認しながら取り組みました。

 今回の練習により3年間同じ指導方法で積み上げができます。経験を重ねることで、できることが増えていきます。基礎的なことを根気よく取り組めるよう、ほめて、やる気を引き出していきたいと思います。また、清掃技能の習得に留まることなく、身近な場所の清掃活動を通して生徒自身が「きれいにしたら気持ちがいい!」と感じ、「人の役に立っている!」と思えるような経験を広げられるよう支援していきたいと思います。

 

高等部  職業ガイダンス

 2月7日(水)、高等部2年生と3年生(一部の参加)は、兵庫県立総合リハビリテーションセンター職業能力開発施設から3名の方を講師にお招きし、職業ガイダンスを実施しました。

 生徒たちは、働く人になるための心構えや働くことの意味と目的等について、講師の方の話を真剣な表情で聞いていました。そして、在学中に取り組むべき課題やロールプレイを通して職場でのコミュニケーションスキル等についても、具体的に分かりやすく教えていただきました。また、ピッキング作業の実技指導もしていただき、働き続けるためにコミュニケーション能力と仕事の土台になる力が必要だということ、今、取り組むべき課題について再認識することができました。

姫路白鷺ライオンズクラブ主催  高等部3年 招待ボウリング

 2月5日(月)、姫路白鷺ライオンズクラブ様から本校高等部3年生の生徒がボウリングに招待されました。ライオンズクラブの方と一緒にチームを組み実施しました。

 開会式前から入念に靴のサイズやボウルの重さを合わせ、意気込み満点の生徒たち。開会式後はピンを倒すためフォームを考える等、真剣な表情を見せていました。ゲームが始まると、あちらこちらから楽しそうな声が聞こえてきました。お互いの一投一投に一喜一憂し、投球後にはガッツポーズを決めたり友だちやライオンズクラブの方とハイタッチをしたり等、笑顔が絶えない楽しい時間となりました。

 姫路白鷺ライオンズクラブの皆様と一緒にボウリングをしたことは、とても良い経験となりました。また、最後にはお土産までいただき、ありがとうございました。

高等部2年 第2回現場体験実習 決意式  ~働く大人になるために~

 1月19日(金)、高等部2年生は第2回現場体験実習の決意式を行いました。

 決意式では、学年主任から現場体験実習の目的、心構え等について全体説明がありました。生徒たちは、少し緊張した表情を浮かべながらも笑顔と前向きな気持ちを忘れずに、辛いことも乗り越えるぞという気持ちを持って聞いていました。その後、生徒たちはそれぞれの実習先や目標などを発表しました。最後は、みんなで「がんばるぞ」の思いで声を合わせ、式を終えました。

 実習では、普段とは違った環境での活動となります。大きな不安や緊張があると思いますが、体調管理に気をつけて、それぞれが自分の力を十分に発揮し、充実した実習にしてほしいと思います。そして、たくさんの経験を積み、ひと回りもふた回りも成長してくれることを願っています。