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高等部ブログ

サッカー部 県立姫路商業高等学校との交流及び共同学習

 8月6日(水)、本校サッカー部と姫路商業高等学校サッカー部との合同練習を行いました。

 猛暑の中、熱中症対策をとりながら前半は基礎練習、後半は試合形式で行いました。両校の生徒たちは、始めは緊張した面持ちでしたが、時間が経つにつれてリラックスした表情や笑顔が見られるようになりました。基礎練習では、両チームに自然な交流が生まれ、互いに協力し合う姿が見られました。試合では、ゴールを決めた瞬間に大きな歓声が上がり、笑顔が絶えない交流となりました。短時間ではありましたが、サッカーを通して互いの理解や絆を深めることができ、有意義な時間となりました。

 今後もこのような交流を通して、多様な価値観を認め合う姿勢や協働する力を育み、共生社会の実現に向けてより深い学びとつながりを築いていきたいと思います。

 

兵庫県特別支援学校技能検定                ~新たな一歩、挑戦の先に見えた自信~

 7月25日(金)、本校で「令和7年度 兵庫県特別支援学校技能検定(ビルクリーニング部門)」が行われました。

 この日に向けて、生徒たちは各自が参加する種目の練習に一生懸命取り組んできました。検定当日は、いつもとは違う緊張感に包まれた、静かな空気の中で始まりました。生徒たちはこれまでの練習の成果を発揮しようと、一つ一つの作業に真剣に向き合う姿がとても印象的でした。道具の準備や作業の手順確認、実技に至るまで、丁寧に取り組む様子からこれまでの積み重ねがしっかりと伝わってきました。また、審査員の前でも臆することなく、自分の力を出し切ろうとする姿には、頼もしさが感じられました。

 検定を終えた生徒たちは 、やり切ったという満足感に包まれ、ホッとした表情を浮かべていました。緊張する場面でも最後まで集中力を切らさず、自分の力でやり遂げた経験は大きな自信へとつながったことと思います。この経験が、今後の生活や進路に向けての力になることを願っています。

 なお、技能検定は今回のビルクリーニング部門に続き、今後は他の部門でも実施されました。7月28日(月)には「物流・品出し部門」が県立北はりま特別支援学校で、8月4日(月)には「喫茶サービス部門」が県立姫路特別支援学校で行われました。これまでの練習の成果を信じて、自分らしく力を発揮してくれました。

 

高等部 技能検定練習会

夏季休業中に実施される「兵庫県特別支援学校技能検定」に向けて、7月22日(火)から24日(木)までの3日間(※喫茶サービス部門は8月1日を加え4日間)、練習会を実施しました。

練習会では、生徒たちはマニュアルを確認しながら、一つ一つの作業に根気強く取り組んでいました。繰り返し練習する中で、「できること」を着実に増やし、最後までやり抜こうとする姿勢が多く見られました。

人前で作業をすることに不安を感じていた生徒もいましたが、取り組みを重ねることで徐々に自信をつけていく様子が印象的でした。本番では、練習の成果が十分に発揮できることを期待しています。

 

<ビルクリーニング部門>

模擬オフィスにて、清掃用具の準備、定められた手順に沿った清掃や片付けなどに取り組みました。安全への配慮を意識しつつ、効率的かつ丁寧な作業ができるよう繰り返し練習を行いました。

 

 

<物流・品出し部門>

スーパーマーケットでの品出し作業を想定し、荷積み・陳列・接客対応などを実践しました。衛生面や安全面にも配慮しながら、正確で丁寧に取り組めるよう練習を重ねました。

 

 

<喫茶サービス部門>

模擬カフェにて、来店から退店までの案内や注文の受け付け、ドリンクの提供、後片付けまでを一連の流れで練習しました。衛生管理と安全確認に気を配りながら、明るく丁寧な接客を心がけることを目指しました。

 

生徒会 「桜山公園まつり」ボランティア活動について

7月20日(日)に兵庫県立子どもの館で開催された、桜山公園まつり「ウォーターフェスティバル」に生徒会役員の高等部4名の生徒が、ボランティアとして参加してきました。

当日は暑い中、大学生や高校生ボランティアと協力して、道具の搬入や設置の準備、受付や案内などの運営に貢献しました。

生徒達は、始めは緊張している姿もありましたが、いざ始まるとイキイキとした笑顔で、来場されたご家族や小さな子ども達と接する様子が見られました。子ども達と触れ合う中で、子どもの目線に合わせて話すこと、大きなジェスチャーで褒めたり、伝えたりすることの大切さなどを学びました。

生徒達からは、「最初は緊張していたけれど、子ども達の笑顔を見ていると、自分も笑顔になれた。」「ボランティア同士で協力して取り組むことで楽しさややりがいを感じた。」「ぜひ来年も参加したい。」との声が聞かれました。

    

高等部1年  第1回現場見学会

 高等部1年生は、7月2日(水)と9日(水)の2日間に分かれて、姫路市立障害者支援センターへ現場見学に行きました。 

 見学では野菜染め、刺繍、封筒づくり、タオルたたみ、洗車作業など施設内で行われている様々な仕事内容について、実際に利用者の方が働く様子を見学しながら、職員の方から分かりやすく丁寧に説明をしていただきました。

 生徒たちは見学を通して、卒業後の自分の仕事について考える良い機会となり、「働くこと」に対するイメージを高めることができました。