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姫路白鷺ライオンズクラブ主催  高等部3年 招待ボウリング

 2月5日(月)、姫路白鷺ライオンズクラブ様から本校高等部3年生の生徒がボウリングに招待されました。ライオンズクラブの方と一緒にチームを組み実施しました。

 開会式前から入念に靴のサイズやボウルの重さを合わせ、意気込み満点の生徒たち。開会式後はピンを倒すためフォームを考える等、真剣な表情を見せていました。ゲームが始まると、あちらこちらから楽しそうな声が聞こえてきました。お互いの一投一投に一喜一憂し、投球後にはガッツポーズを決めたり友だちやライオンズクラブの方とハイタッチをしたり等、笑顔が絶えない楽しい時間となりました。

 姫路白鷺ライオンズクラブの皆様と一緒にボウリングをしたことは、とても良い経験となりました。また、最後にはお土産までいただき、ありがとうございました。

高等部2年 第2回現場体験実習 決意式  ~働く大人になるために~

 1月19日(金)、高等部2年生は第2回現場体験実習の決意式を行いました。

 決意式では、学年主任から現場体験実習の目的、心構え等について全体説明がありました。生徒たちは、少し緊張した表情を浮かべながらも笑顔と前向きな気持ちを忘れずに、辛いことも乗り越えるぞという気持ちを持って聞いていました。その後、生徒たちはそれぞれの実習先や目標などを発表しました。最後は、みんなで「がんばるぞ」の思いで声を合わせ、式を終えました。

 実習では、普段とは違った環境での活動となります。大きな不安や緊張があると思いますが、体調管理に気をつけて、それぞれが自分の力を十分に発揮し、充実した実習にしてほしいと思います。そして、たくさんの経験を積み、ひと回りもふた回りも成長してくれることを願っています。

兵庫県特別支援学校技能検定(パソコン部門)

 12月12日(火)、兵庫県特別支援学校技能検定(パソコン部門)が行われました。

 パソコン部門の検定には、文字入力・文書作成・データ入力があり、時間内に指示された作業をどこまで入力できたかを審査します。兵庫モデル審査評価表に基づいて審査し、1~10級を県教育委員会が公式に認定します。

 タイピングやマウス操作だけでなく、時間内にどれだけ正確な作業ができるかという緊張感の中、高等部1~3年の希望者が、それぞれの部門において練習の成果が発揮できるよう頑張りました。

高等部 保護者参観 ~ 販売及びデモンストレーション ~

 12月15日(金)、高等部保護者参観では、作業学習の日頃の学習成果を発表しようと「販売及びデモンストレーション」を実施しました。昨年度はコロナ対策として学年ごとの分散方式で行いましたが、本年度は全学年一斉に行いました。

 ものづくり系作業班の6班(農園芸、木工、手芸、陶芸、レザークラフト、リサイクル&ハンドワーク)では、作業学習で製作した製品の販売を行いました。商品価値の高い製品作りに向けて、自分の担当する作業に最後まで責任を持って協力して取り組んできました。そして、お客様に喜んでいただけるように、販売準備から友だちとともに頑張ってきました。生徒たちは、販売をとおして、生産する大変さや苦労、売る楽しさやお客様に喜んでもらえる嬉しさなどを感じ、人とのコミュニケーションの大切さも学べました。

 サービス系作業班は3班あり、環境サービス班はスクイジーやダスタークロスの清掃体験、喫茶サービス班はおもてなし活動(参観時はカフェ運営)、物流・パソコン班はスーパー等での商品の品出し・陳列実演を行いました。ものづくり系作業班と異なり決まった工程での製品作りを行なうのではなく、サービスを提供する作業班です。安全管理・衛生管理・接客(コミュニケーション)能力等の習得に向けて、何度も繰り返し練習を積み重ねてきました。その成果を披露できたこと、そして、保護者の方から肯定的な評価をいただいたことは、生徒たちにとって自信につながる機会となりました。

 生徒たちは、製品作りや販売、デモンストレーションをとおして、「苦手だなぁ」「嫌だなぁ」「しんどいなぁ」と感じることもあったと思います。そんな気持ちを乗り越えていく活力になり、頑張ろうという気力を持つことができたのは、いつも一緒にいる友だちの存在があります。友だちの笑顔やさりげない言葉一つ一つがあります。これからも、友だちから学んだこと、友だちの後ろ姿に感じたことをしっかり捉えると共に、友だちとの融和を持って更に「自分磨き」をしてほしいと思います。

高等部2,3年 卒業生との交流会

 12月6日(水)、本校を卒業した3名の卒業生(R4年度卒業生1名、R3年度卒業生2名)に来ていただき、現在働いている職場の一日のスケジュールや仕事内容、働き始めてから苦労したことなどを話していただきました。今の職場を選んだ理由や仕事で心がけていること、学生の時と現在の生活時間の違い等、画像を見ながら話していただきました。また、「仕事をしていて感じること」では、「楽な仕事はない」「社会に出ると個人が背負う責任の大きさが違う」「任された仕事をきちんとしなければならない」「仕事を休まないよう体力をつけなければならない」「挨拶は大切である」等、体験談を交えながら話してくださいました。

 生徒たちは、働くことの意味や日常生活の大切さなど、社会に出ていくために必要な心得について改めて学び、「今やるべきこと」「身につけなければならない力」について再確認する良い機会となりました。そして、卒業後、働き続ける自分たちのイメージをもつことができました。卒業生の方々、ご多用中にも関わらず貴重な時間を作っていただきありがとうございました。