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高等部2年 県立姫路商業高等学校との交流及び共同学習 ~ボッチャ交流~

 高等部2年生と県立姫路商業高等学校3年生の13名(「発達と保育」選択生)との交流が、9月の事前交流に続き、10月22日(火)に本校体育館にて行われました。

 2年生の生徒皆で姫路商業高校の生徒を拍手で迎え、各クラスに分かれてボッチャ交流を行いました。ボッチャは、白のジャックボールに自分のチームのボールをどれだけ近づけるかを競うゲームです。今回、初めて体験する姫路商業高校の生徒には、本校の生徒が実演を交えてルールを説明しました。各グループ皆で話し合ってAチームとBチームに分かれ、練習した後、ゲームがスタートしました。

 ボールを渡し合ったり、順番を相談したりしながら和やかな雰囲気でゲームが進みました。ボールがジャックボールに近づいたり、ジャックボールを通り過ぎたりする展開に「すごい」「やったー」「惜しい」などの声が上がりました。1エンドが終わるたびに勝ったチームからは歓声が上がるなど、最終までどのチームも盛り上がっていました。

 両校の生徒達から「一緒に交流できて楽しかったです」「また交流したいです」という声が聞かれ、ボッチャを通して有意義な交流ができました。

高等部1年 県立姫路商業高等学校との交流及び共同学習

 10月25日(金)、県立姫路商業高等学校情報科学科との交流及び共同学習が行われました。本校からは、高等部1年生7名の生徒が参加しました。

 始めに、パソコンのソフトを使ってドラムのリズムやピアノの音を入れてオリジナルの曲を作りました。マウス操作やソフトの使い方に戸惑いつつも、ペアになった姫路商業高等学校のみなさんに操作方法を教わり、4小節分の曲を完成させて一緒に聴くことができました。オリジナル曲を共有することで、緊張した面持ちだった生徒たちも、次第に笑顔がこぼれていました。次に、ロボットによる相撲の様子やドローンの飛行を見学しました。ロボットやドローンの動きがプログ ラミングされていることを知り、「すごい!」と感心する生徒が多くいました。その後、3Dポリゴンを作成するソフトで写真立てを設計しました。姫路商業高等学校のみなさんからアドバイスを聞きながら操作しました。出来上がった写真立てをお土産にいただき、生徒たちも喜んでいました。

 日頃、関わる機会の少ない同世代の高等学校、特別支援学校高等部の生徒が、「教える」「教わる」ことでコミュニケーションを図り、相互理解が深まったように思います。

 今後もこのような交流を通して、障害の有無に関わらず、互いを尊重し合える共生社会の実現に進んでいきたいと思います。姫路商業高等学校のみなさん、ありがとうございました。

高等部3年 修学旅行

 10月23日(水)~25日(金)の2泊3日で修学旅行に行ってきました。心配された天気も初日に東京駅から観光バス乗り場に着くまでに雨が降りましたが、それ以外は天候にも恵まれ、東京スカイツリーやソラマチ、東京ディズニーランド、アクアパーク品川などそれぞれの場所で充実した時間を過ごすことができました。楽しいことが盛りだくさんで、いろいろな経験をすることができ、たくさんの良い思い出ができました。これから卒業までの残された学校生活を存分に楽しみ更に絆を深めてほしいと思います。

高等部2年 主権者教育(選挙学習)

 10月23日(水)に選挙学習を行いました。姫路市選挙管理委員会より講師をお招きして、出前授業の予定でしたが、衆議院選挙と兵庫県知事選挙が間近に実施されることになったため、学年での学習になりました。「私の食べたい給食メニュー選挙」と題して2名の候補者が立会演説を行いました。給食の和食と洋食のいいところをそれぞれ立候補者が演説し、生徒は自分の好みの立候補者に一票を投じる選挙の体験をしました。投票してから開票するまでの一連の流れは本物さながらで、18歳から投票権が得られる2年生にとって貴重な経験となりました。

高等部2年 第1回現場体験実習・校内実習

 9月24日(火)から始まった現場体験実習がほぼ終了しました。(一部事業所は別日に実施)9月30日(月)~10月11日(金)は全員が事業所及び企業への実習、または校内実習を行いました。

 実習中は、初めての作業ばかりで不安や戸惑い、緊張があったようですが、事業所や利用者の方が優しく声を掛けてくださり、作業内容や手順を丁寧に教えてくださったおかげで、少しずつできる作業が増え、最後まで頑張ることができました。

 現場での体験を通して、「働く」ことの意義や挨拶、礼儀、仕事に対する責任感を学ぶことができました。そして、いろいろな方と接しながら適切なアドバイスをいただき、今回の実習で見えてきた新たな課題を意識して、今後の学校生活が送れるよう支援していきたいと思います。

 本校生徒の現場体験実習を受け入れていただいた企業及び事業所の皆さま、ご協力ありがとうございました。