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1学期終業式を行いました

 本日は、1学期最後の日です。

 大掃除で入念に清掃を行った後に、各HR教室にて動画配信で表彰伝達と終業式を行いました。

 表彰伝達では、部活動(陸上競技部、ソフトテニス部、卓球部、水泳部、体操競技部、バレーボール部、少林寺拳法部、書道部、ビジネス部簿記部門、ビジネス部ワープロ部門、茶華道部)と、第43回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト兵庫県大会スピーチの部の成果が披露されました。クラスの生徒の名前が呼ばれると温かい拍手が起こっていました。

 終業式では、校長先生より式辞をいただいた後、校歌を斉唱しました。式が終わった後に、生徒指導部長の尼ヶ塚先生より夏休みの生活についてお話がありました。

【校長式辞】

 

さん、おはようございます。本日で1学期が終わります。

まずは、この1学期、授業や部活動、資格取得、学校行事など、それぞれの場所で努力を重ねてきた皆さんに拍手を送りたいと思います。

私自身、この1学期に皆さんのさまざまな姿を見ることができました。

例えば、朝早くから補習や資格講座に参加していた生徒がいました。簿記や情報処理の問題に何度も挑戦し、「分からない」を「できる」に変えようと努力していました。

また、部活動では、全国大会、県大会出場を目指して汗を流す姿や、思うような結果が出なくても仲間と励まし合いながら練習を続ける姿がありました。

さらに、校内ですれ違う時、「おはようございます」と元気に挨拶してくれる生徒もたくさんいました。実は、その何気ない挨拶こそが、姫路商業高校の良さをつくっているのだと思います。

さて、皆さんに一つの話をしたいと思います。

今年、ある企業の採用担当者の方とお話しする機会がありました。その方はこう言われました。

「知識や技術は入社してからでも身につけられる。しかし、時間を守ること、挨拶ができること、人の話をしっかり聞けることは簡単には身につかない。」特に時間というのは、命と同じです。

商業高校では簿記や情報処理、ビジネスなど専門的な学習をします。しかし企業や社会が本当に見ているのは、その知識に加えて

例えば、約束の時間を守れるか、相手の立場になって考えられるか

困っている人に声をかけられるか、最後まで責任を持ってやり遂げられるか

そうした人間力です。

皆さんは学校生活の中で、その力を着実に身につけていると考えています。また、夏休みは、その力をさらに伸ばす絶好の機会です。

例えば、本校では毎年、英検や日商簿記、全商検定、ITパスポートなどに挑戦する生徒がいます。ある卒業生は、夏休みに毎日1時間だけ簿記の勉強を続けました。特別な才能があったわけではありません。しかし、その積み重ねによって日商簿記2級に合格し、現在は地元企業で活躍しています。

成功の秘訣を尋ねると、

「特別なことはしていません。毎日少しずつ続けただけです。」と答えてくれました。

大きな成果は、一日で生まれるものではありません。毎日の小さな努力の積み重ねが、将来の大きな力になるのです。特に3年生の皆さん。

これから就職試験や進学試験が本格化します。不安になることもあるでしょう。しかし、今まで頑張ってきた自分を信じてください。面接で問われるのは、「どれだけ優秀か」だけではありません。

「どのように高校生活を送り、何を学び、何を成長させたのか」です。

自信を持って姫路商業高校での3年間を語れるよう、この夏を大切にしてください。夏休みは、普段できないことに挑戦できる貴重な時間です。資格取得の勉強に励む人もいるでしょう。部活動で自分を鍛える人もいるでしょう。進路についてじっくり考える人もいると思います。ぜひ、「この夏に何を達成するのか」という具体的な目標を持って過ごしてください。目標の大きさは問いません。小さな目標でも、それを達成する経験が皆さんを大きく成長させます。

1,2年生は取組むのが早ければ早いほど、チャンスが生まれてくることを知っておいてください。

最後にお願いがあります。夏休みは自由な時間が増える一方で、事故やトラブルも増える時期です。

交通ルールを守ること。SNSでは相手への配慮を忘れないこと。危険な誘いには絶対に乗らないこと。

皆さん一人ひとりの命は、かけがえのないものです。

2学期の始業式に、全員が元気な顔で登校してくれることが、私たち教職員の一番の願いです。

この夏、「やってみよう」と思うことに一歩踏み出してください。そして、一回り成長した姿で再び会いましょう。