8月6日(木)[大学訪問班]
前回の記事でお伝えした大学訪問について、その後の活動を紹介します。大学訪問班と企業実習班に分かれて取り組みました。この記事は7名の大学訪問班について記載します。
英語で学ぶ、国際色豊かな大学
シティユニバーシティマレーシアでは、大学の先生方や学生の皆さんが、英語で学内を案内してくださいました。IT、AI、建築、ゲーム、ファッションなど幅広い分野の学びに触れ、建築を学ぶ学生が制作した精巧な模型や、実習に使う教室・設備も見学しました。
多様な国や地域から集まった学生が同じ場所で学ぶ様子や、イスラム教徒の学生が礼拝できる部屋など、互いの文化や宗教を尊重する環境も、生徒たちの心に残ったようです。

大学訪問班の集合写真
学内を案内してくださった方と大学訪問班7名。

建築分野の学習スペース
建築を学ぶ学生の作品について、英語で説明を受けました。
生徒の振り返りから
「さまざまな分野を、さまざまな国の人が集まって一緒に学んでいることが印象に残りました。」
「イスラム教徒の学生のための部屋が用意され、他国の学生が協力して活動していることに驚きました。」
一枚の紙に自由な発想を表現
学内見学の後は、ファッション・デザインの体験授業に参加しました。テーマは「一枚の紙に、自由にファッションを表現すること」。生徒たちはファッション雑誌から気になる写真や色、模様を選び、切ったり破ったりした素材を白い紙に貼り付けていきました。
同じ資料を使っていても、選ぶ素材や配置は一人ひとり異なります。正解のない課題に黙々と向き合い、自分の感覚を形にしていく姿が見られました。言葉だけでなく、色や形も思いを伝える手段になることを体感する時間となりました。

ファッション・デザインの体験授業
雑誌をめくり、自分のイメージに合う素材を探します。

コラージュ制作の様子
選んだ写真を切り抜き、構成を考えながら一枚の作品に仕上げていきます。
自由行動で現地の商業に触れる
大学見学後は、パビリオン・クアラルンプールで自由行動の時間を過ごしました。広い商業施設の中で、現地ならではの商品やお土産、売り場の見せ方などを見て回りました。行き先やおすすめの商品を事前に調べ、仲間に提案しながら行動する姿も見られました。
サワディー欅で飲食店実習
夕方からは、セリ パシフィック ホテル クアラルンプール内の「サワディー欅」で、実習を兼ねた夕食の時間となりました。最初に店舗の皆さんから説明を受け、厨房ではスタッフの方に教わりながら、鉄板での炒飯作りなどに挑戦しました。
また、サワディー欅とホテルの広報用動画の撮影にも、大学訪問班全員で参加しました。普段は見る側である広告やSNSが、どのようにつくられるのかを知る貴重な機会にもなりました。

広報用動画の撮影
店舗前に並び、広報用動画の撮影に参加しました。

鉄板での調理実習
スタッフの方に見守っていただきながら、鉄板での調理に挑戦しました。
生徒の振り返りから
「一度は鉄板料理を作ってみたかったので、挑戦できてよかったです。」
「英語が上手く話せなくても、身ぶりを使うと意味が伝わることが分かりました。もう少し積極的に話してみたいです。」
実習後は、焼肉や海鮮料理など、心づくしの食事を全員でいただきました。大学で多様な価値観に触れ、自由な発想を作品にし、店舗では実際に手を動かす。一日の中で学ぶ場所も方法も大きく変わりましたが、生徒たちはそれぞれの場面で新しいことに挑戦しました。

実習後の夕食
実習を終え、全員で食卓を囲みました。
「正しい英語を話さなければ」と構えるのではなく、知っている単語や身ぶりを使って、まず伝えようとすること。この日の経験を通して、生徒たちはコミュニケーションで大切な一歩に気づき始めています。
温かく迎え、貴重な体験の機会をくださったサワディー欅のオーナーご家族、セリ パシフィック ホテル クアラルンプールの皆様、本当にありがとうございました。
次の記事では、企業実習班の活動をお伝えします。