今朝の千種町は11℃(午前7時30分時点)と少し肌寒かったのですが、今日も見事な五月晴れで山々の緑がとても輝いていました。通勤道中の景色にはすでに水が張られている田んぼが見られ、農家の皆さんが田植えに向け忙しくされる季節に突入したことを実感します。本校でも5月23日(金)に恒例となった小中高合同田植えを行う予定です。数年前に、日本一美味しいお米として金賞を受賞した自慢の水田で、地域の皆さまと一緒に米作りできることが今から楽しみでなりません。
さて私は、2限に行われていた2年ベーシック類型の「簿記」の授業にお邪魔しました。本校には商業の教員はいませんが、和田山高校の商業の先生がモニター越しに行う「遠隔授業」を行っています。この遠隔授業で年間を通して授業を実施し、単位認定まで行っているのは本校だけの取組であり、教員数の少ないへき地・小規模校にとっては大変画期的な授業であるとして7年前から実施しています。もちろん、授業を受け単位を取得するだけでなく年度末には簿記検定の資格取得にもチャレンジします。久しぶりに授業の様子を拝見しましたが、生徒たちはモニター越しの先生の指示を聞きながら真剣に黙々と演習に取り組んでいました。
残念ながら和田山高校との簿記の遠隔授業は今年度で最後となりますが、生徒の皆さん、これからも頑張ってくださいね。
本日2限目、校長室に響き渡る生徒の元気な声に誘われてカメラを持ってグラウンドへ駆け出しました。すると3年生の「体育」の授業で新体力テストが行われており、男女に分かれて50m走とハンドボール投げが行われていました。現在、全学年で新体力テストが実施されていますが、全学年とも誰も手を抜くことなく全力で挑んでいます。また、何より授業を楽しんで取り組めており、和気あいあいとした雰囲気が感じられる授業でした。
生徒間でアドバイスし合ったり、声をあげて応援し合ったり…本当にみんないい子たちばかりです。こうして人を責めたり攻撃したり、馬鹿にしたりすることのない、みんなが参加しやすい雰囲気を作れる集団であることに私は誇りに感じています。3年生の皆さん、お疲れ様でした!今日も「全力体育」をありがとう!
今朝の千種町は6℃(午前7時30分時点)となかなかの冷え込みでしたが、スカッと青空が広がり気持ちのよい朝を迎えました。淡い紫色したフジや私の好きなアメリカハナミズキの花がとても美しい季節となりとなりました。世間一般ではゴールデン・ウィーク期間中ですが、学校はカレンダーどおりであり、部活動では総体も始まって休んでいられない生徒、教職員も多いと思いますが今週も頑張っていきましょう!
さて学校ホームページでのブログや校長の気まぐれインスタグラムをスタートさせて20日ほどが経過しました。ブログの閲覧数は分かりにくいのですが、インスタグラムはフォロワー数が400人を超え、30日間に4.6万回閲覧されており多くの方々に本校を知っていただけることに喜びを感じています。これからも、千高生の日常をお届けできるよう頑張っていきますので何卒よろしくお願いいたします。
今日は校長室から見る生徒の姿を紹介します。校長席は出入口の正面にあるのですが、私はなるべく扉を少し開けて窓からも生徒が見えるようにしています。生徒の様子がよく見えますし、先生方も気軽に校長室に来てもらいたい…「開かれた校長室でありたい」と考えるからです。通りかかる生徒の様子を見ていると、「校長先生、おはようございます!、さようなら!」と元気に挨拶をしてくれ校長室内でも生徒たちとコミュニケーションが図れるからです。ホームルーム教室への動線上、3年生の生徒が多いのですが手を振ってくれたり、ピースサインで応じてくれる生徒も増えいつも生徒から元気をもらっています。1,2年生の皆さんも、校長室前を通りかかる際は是非とも気軽に声かけてくださいね。生徒の皆さん、いつもありがとうございます!
4月26日(土)、西播地区バレーボール大会が開催され本校男子バレーボールチームが香寺高校と対戦しました。公式戦でまだ一勝もしたことのない部員たち…先日も練習の様子を紹介しましたが、この日に向けて悲願の初勝利に向けて地道な練習を繰り返してきました。私もそんな部員の様子を見て、いてもたってもいられずマネージャーや保護者とともに2階から応援してきました。
結果として、1セット目21-25、2セット目25ー23、そして3セット目21ー25とセットカウント1-2で惜しくも敗れました。しかし、1セット目を奪われてもひるむことなく2セット目を奪い返したり、3セット目も途中大差がついても最後まで諦めず相手チームを苦しめるゲーム展開に彼らの成長を感じました。これまでの千種高校を知る関係者からも「いつもと違う、強くなってる!」と会場内でざわつきが起きるほどの快進撃でした。マネージャーも「こんな試合は初めて…」と目頭を熱くしており、勝てなかったことは悔しいけれど試合を見に来れて私も幸せな気持ちになりました。
3年生は5月末に最後の試合があると言いますが、最後の試合で私はまた強くなった姿を見せてくれると信じています。予定が空いていましたら必ず応援に行きますよ!バレーボール部の皆さん、この負けで得た自信と悔しさを忘れずこれからも精進してください。応援しています。
本日1限~4限にかけて令和7年度「総合的な探究の時間」成果発表会を体育館で開催しました。朝早くから、大田市民局長様、田住先生をはじめ本校の探究活動に関わっていただいている皆さまにお越しいただき、こうして全校行事で開催するのは2年目となります。昨日、少しだけリハーサルの様子を見させていただきましたが、生徒たちがどんなことに興味・関心をもちどんな目標を設定し、試行錯誤しながら課題と向き合い、解決に向けて取り組むか…私はとても楽しみでなりませんでした。
まずは2年生が昨年1年間かけて取り組んできた「お米づくり」から始まる探究活動を見させていただきました。米作りから派生する7つの班(水田管理班、販売班、寄贈班、米麹班、お菓子班、おにぎり班、石鹸班)がそれぞれの取り組みをスライドを用いて発表してくれました。課題意識をもち、失敗を経て問題解決に向け取り組む様子、地域に出かけそこから得た情報をもとに軌道修正する様子が伺え、1年間の成果と課題がよく見えました。
その後、(株)アンド代表の小野義直様より「探究って、なんのため?~社会とつながる、人生を豊かにする学び~」と題して特別講演がありました。お話の中で、探究活動をする上で大切なポイントや見方、考え方をたくさん教わることができメモで資料が真っ黒になるくらい、私が一番勉強しました。生徒たちにとっても教職員にとっても今後の探究学習の道しるべとなるべく勉強させていただいたと思っています。小野様、ありがとうございました!
そして3年生の代表チームが順次発表が始まります。流石は3年生…、テーマ設定はそれぞれ違いますが、身近な疑問を題材にしたり、千種高校や宍粟市をもっと盛り上げるためにどうするかなど大きな題材に至るまでバラエティーに富んでおり、しかも非常にハイレベルの発表ばかりで驚きました。私は、最前列で聞かせてもらいましたが、自然と目頭が熱くなり涙が止まらなくなり、本当に感動の連続でした。何が嬉しいって、千種高校に学ぶ生徒が「千種高校や宍粟市を心から愛してくれている」ということが感じられた点です。こうした生徒がいることを心から誇りに思うと同時に、千種高校、宍粟市のために私も頑張らねばと感じました。
最後はポスター発表があり、3年生がまとめたポスターを1,2年生が聞き質問や意見をする光景がみられました。3年生は自身の取り組みを自信をもって説明しているのに対し、1,2年生も聞き役、質問役として真剣な眼差しで参加できており、意識の高さが伺えました。いやぁ、素晴らしい!!「総合的な探究の時間」がスタートして3年目となりますが、小さな学校でここまでの発表会ができるなんて立派です。講評で田住先生もおっしゃっていましたが、「昨年度よりすステップアップ」した素晴らしい発表の数々でした。生徒の皆さん、お疲れ様でした!感動をありがとう!
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