千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

元気に練習中です!【スキー部】

 引率をお願いしている高橋先生より、全国総体に向け練習している最新の生徒たちの写真が届きました!天候は晴れ、今日は暑いくらいの陽気だそうです。ユニホームにサングラス姿がよく似合い、カッコイイですね。ブログをご覧の皆さま、応援よろしくお願いします!



 

地元企業を知る【47回生】

 スキーの選抜強化合宿と全国総体のため、長野県へ長期遠征をしている女子3名ですが、この週末からいよいよ全国総体が始まります。クロスカントリー競技の越乢、池部は7日(日)、8日(月)の2日間それぞれフリーとクラシカルで出走し、アルペン競技の大田は9日(火)にスラロームで出走します。現在、学校の校舎壁面には3名の全国大会出場を祝う懸垂幕が、また校門付近には応援旗が立てられており、千種から長野へ向けて発信しています。きっと3人はこのブログを通じて情報をキャッチし、私たちのエールを感じてくれることでしょう。
 さて、昨日ですが2年生を対象とした「JUNP UP SHISO 2021」が行われました。これは、宍粟市商工会の協力のもと宍粟市内や近隣市町の企業説明を聞き、職業観醸成のきっかけとすることを目的に実施しています。例年、校外の施設で直接お話を聞く形で実施してきましたが、コロナ感染防止のため今年はオンライン形式での参加となりました。
 少し様子を見に行くと、教室に人がいないのかと勘違いするほど静かで驚きました。生徒たちは、事前に希望していた企業の説明をモニターごしに熱心に聞き入っていました。企業側からの一方的な話だけかと思いきや、チャットでこちらからも質問ができるようで、積極的なやり取りも見られました。しかし対面して話を聞くのと違い、少し抵抗感を感じる生徒もいたようですが、今は就職面接でもオンラインで行われる時代ですので、こうした機会に慣れてほしいと思います。そして、地元の優秀な技術をもった企業を知り、一人でも多く宍粟市で活躍する人になってほしいと願います。宍粟市商工会そして、web開催にあたりご尽力いただいた(株)ダイネンヒューマンはりまっちの皆さま、ありがとうございました。

 
 
 

All Englishの授業【47回生・チャレンジ類型】

 2月に入り、少しづつ日が長くなってきたことを感じます。朝の夜明けに変化を感じませんが、日没の時間が遅くなり、屋外での活動がしやすくなり有難いです。しかし、今日の千種町は朝から雪が降り、町内はうっすらと雪化粧。「やっぱり千種は北部だな!?」、同じ宍粟市でも山崎町との気候の違いを改めて感じました。
 さて、英語科の村上先生より「よろしければ見に来てください!」と誘っていただき、「英語表現Ⅱ」の授業を見学に行きました。この授業は、2年生チャレンジ類型9名をさらに文系と理系に分けて展開しており、わずか生徒5名で授業を行っています。(ちなみに理系では生徒4名の物理基礎をしています)
授業では、「自分の好きな国」をテーマに事前にパワーポイント等を用いて資料や原稿を作成し、約10分間生徒が英語でスピーチします。そして、聞き手側の生徒も発表内容を聞き逃さないよう必死でメモをとり、発表後に全員が英語で質問を投げかけます。発表者は、もちろん英語で返答しますし、司会進行の村上先生も英語しか話しません。極めつけは、ALT臼井先生からの英語による質問攻撃です。発表者が何を言っていたかを確認するために、聞き手側にさらに問いかけていきます。発表者も聞き手側も教員も…オール・イングリッシュなのです。
 「これはスゴイ授業だ!」、5人だけなので生徒たちは気が抜けず大変だと思いますが、非常に中身の濃い授業でした。この日は、テレビ取材の撮影がありカメラを前に「生徒たちが、いつもより緊張してました」と村上先生は言われていましたが、私にはアットホームな雰囲気の中で生徒が英会話を純粋に楽しんでいるように見えました。村上先生、臼井先生、素晴らしい授業を有難うございました。「これぞ、千種!」小規模校だから出来る強みを存分に発揮した授業でした。
                                  ※テレビ取材の理由は後日お知らせします。
 
 
 

簿記検定の合格発表【47回生・ベーシック類型】

 小雪舞う今朝の千種町、-2℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。「いいぞ、いいぞ!」と心で叫びながら出勤しました。なぜならこの時期、アクティブの授業でスキーを取り入れている本校は、定期的に雪が降ってくれないと困るのです。来週は、アクティブ類型の全生徒を対象に「スキー検定」を実施し、今シーズンのスキー実習を締めくくる予定ですので、雪が無くならないことを切に願う毎日です。最近では毎朝、新聞でちくさ高原スキー場の積雪量をチェックするのが私の日課となっています。
 さて、本日の簿記の授業前に、先月(24日)行われた「簿記実務検定」の合格発表が行われました。1年間を通して遠隔(オンライン)で和田山高校の霜尾先生に簿記を教わり、定期的な対面授業を経ての資格取得挑戦は、全国でもほとんど例がない取り組みだと思います。私たちも、その結果を注目していました。授業担当の先生の演出で、合格者の受験番号を掲示する方法での発表に生徒たちもドキドキ、ワクワクしていました。発表の瞬間、「よっしゃー!」「やったー!」と歓声が沸くのかと思いきや…アレ?、意外とみんな冷静に眺めていました。あと少しの所で涙をのんだ生徒もおり、悔しがる生徒もいましたが、みんな良く頑張ったと思います。
 全体の結果としては、13名が簿記実務検定3級に合格し合格率は約72%でした。遠隔授業でも対面授業に劣らない学習の成果が得られたと胸を張れる素晴らしい結果だと思います。授業担当の霜尾先生をはじめとする和田山高校の全面的なバックアップと本校の生徒、授業担当の先生方の努力が実を結んだ一日でした。

 
 
 

感染防止の意識高く【47・48回生】

 「地元の高校生が頑張ってる姿見ると、嬉しくなってね…ついつい電話してしまったよ…」
 昨日、スキー部の全国大会出場の新聞記事を見られた、市内の一般男性からお電話をいただきました。お米の金賞、ライフル射撃部の全国大会出場なども知っておられ、「千種高校、最近よう頑張っとるね!」とお褒めの言葉をいただきました。嬉しかったです。それと同時に、「良い噂も悪い噂も地域の方はよく見ておられる」という事を身をもって感じました。教職員一同、さらに信頼される学校づくりに向けて努力したいと思います。本当に有難うございました。
 さて、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長が検討されています。幸い本校は今のところ、生徒・教職員に感染者も濃厚接触者もない状態で通常の学校生活が過ごせています。長期戦となり、なんとなく「もう大丈夫じゃないか!?」という油断する気持ちになりがちですが、これから入試や学年末考査、卒業式など大切な行事が続きます。改めて、学校あげて感染予防に努めていきたいと思います。
 昼休みに生徒たちの様子を見ていると、今日もきちんとマスクの着用、手洗い・消毒、静かな分散給食、歯磨き等が当たり前のように習慣化されていました。昼食指導の先生が昼休みも必ずついているとは言え、感染リスクが少ない昼休みを実行できており安心しました。学校内外を問わず、コロナ対策への高い意識を持ち続けましょう!

 
   

進路を考える…【47・48回生】

 今日から2月。2月は28日までと短い上に祝日が2日もあります。さらに、連携型入試の関係で生徒休業日も入るため、あっという間に過ぎ去ることになるでしょう。しかし、月末には学年末考査が控えるため、体調等崩して貴重な授業を欠席することないよう注意してほしいです。まだまだ寒い日が続きますが、規則正しい生活を心がけましょう。また、3年生が自由登校となり、今日から1,2年生76名のみの学校生活となりました。存在感の大きかった3年生がいないと、ぽっかりと穴が空いたような寂しさを感じますが、1,2年生も学年が上がる自覚と決意を新たにしてほしいと思います。
 さて、今日は放課後、宍粟市防災センターにおいて「校外進路ガイダンス」が行われ、本校から56名もの生徒が参加しました。今回は、主に専門学校や大学等に進学希望する生徒が対象となるガイダンスでしたが、任意の参加にも関わらず、実に全体の約77%(欠席生徒を除く)の生徒が参加したことにまず驚きました。将来の進路の方向性が定まっていなくとも、こうした機会にまずは足を運んで情報をキャッチしようとする姿勢が大切ですね。本校だけの参加でなく、他校の生徒も参加していましたが、本校生徒の積極性が際立ってたように思います。各種学校のブースで真剣な眼差しで説明を聞いている姿に、進路への意識の高さを感じました。
 高校3年生は、人生におけるターニングポイントです。たくさん悩んで、たくさん比べて、自分で納得できる進路選択をしてもらいたいです。ネットなどから様々な情報が入手できる時代ですが、やはり最終的には、足を運んで自分で見て聞いて比べることが重要です。今日のような積極的な姿勢を今後も大切にしてください。

 
 
 

全国大会壮行会【スキー部】

 2月6日(土)~10日(水)に長野県飯山市において第70回全国高等学校スキー大会が開催され、本校から女子3名が出場します。アルペン競技の大田美音(3年・波賀中出身)とクロスカントリー競技の越乢凜(2年・千種中出身)、池部黄那(2年・山崎南中出身)です。今日は、この生徒たちの県総体での活躍を表彰式で全校生徒に紹介すると共に、全国大会を前に応援しようと壮行会が行われました。
 まず最初に顧問の筏先生から各種目の説明があり、その後3名の紹介がありました。受験勉強で練習不足、そして共通テスト翌日に県総体を迎える中出場した大田さんの姿勢や、夏場のトレーニング等により昨年より大幅に記録を短縮した越乢さん、池部さんの成長を讃えるものでした。話を聞いていてジーンとしました。その後、生徒を代表し秦さんが、「最高のパフォーマンスが出せるよう頑張ってください。みんなで応援しています」と激励の言葉を述べ、最後に出場生徒が個々に決意を語りました。
 大田さんは「念願だった全国大会で力を出し切れるよう頑張る」、越乢さんは「継続したトレーニングを強みに自信をもって挑みたい」、池部さんは「全国で自分の力を試したい」とそれぞれ意気込みを語ってくれました。
 全国大会前に強化選抜合宿が行われるため、3名は2月2日(火)から現地に向かい出発します。長期遠征となりますが、まずは体調管理に気をつけてくださいね。そして、プレッシャーに感じることなく競技を楽しんできてほしいと思います。千種から長野に向けて応援してます。頑張れ!スキー部!!

 
 
 

最後までぬかりなく…【46回生】

 本日は3年生の卒業考査最終日でしたが、山崎発(波賀経由)バスの到着が道路工事のため大幅に遅れ、1限は自主学習とし1時間遅れで考査を実施しました。本校は、山崎、一宮、波賀方面からこのバスを利用して登校する生徒が多いため、心配しましたが無事に登校でき良かったです。バス停で1時間近く待たされて不安だったと思いますが、誰一人家に帰ってしまうことなく、学校やバス会社に確認をとり情報を集め、正しい行動がとれていました。
 高校最後の考査をどんな様子で迎えているのかと思い、1限目に3年生の教室にお邪魔すると、ノートやプリントを見ながら必死にテスト勉強に励む生徒の姿がありました。友達同士で問題を出し合いながら勉強する生徒もおり、教室内はとても良い雰囲気でした。流石ですね。当たり前と言えばそうなんですが、進路が確定していても手を抜くことなく、1点でも多く点をとろうと机に向かう姿に改めて千高生の本質を見たような気がしました。嬉しかったです。
 高校での勉強(考査)は、本日で終了となりますが上級学校に進学しても、就職しても、それぞれの道で常に勉強をしていかなければなりません。しかも、これからは親や先生に口やかましく注意指導されてする勉強ではなく、自分の意思で取り組まなければならない勉強ばかりです。自分自身を磨く勉強に終わりはありません。2月から自由登校となりますが、次のステージに向け必要な勉強、準備をして充実した時間を過ごしてください。

 
 
 

雪山の魅力を満喫!【スキー実習】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)と季節外れの温かさでした。一年で最も寒い時期であるはずなのに、スキー実習のある頃に急に暖かくなり、千種の街中から雪が消えてしまいました。しかし、ちくさ高原スキー場はそんな陽気にも関わらず積雪40cmと、生徒たちのスキー実習までとけずに耐えてくれていました。昨晩、降り続いた雨も上がり、予定通りスキー実習が実施できホッとしています。※昨年度は記録的な雪不足のため中止となっています。
 さて、このスキー実習は千種の立地を生かした本校ならではの学校行事として定着していますが、生徒は個々のレベルに応じて学年、性別関係なく6班編成され、それぞれインストラクター(一部本校の教員含む)がついて丁寧に指導していただいています。今年からは、希望者にはスノーボードも取り入れ選択の幅が増えました。
 コロナの影響から多くの学校行事が中止となり、制限の多い学校生活の中で、フラストレーションが溜まっていた生徒も多いかと思いますが、今日ばかりは生徒みんな心から楽しめたのではないでしょうか?カメラを向けると、みんなとびきりの笑顔を見せてくれました。生徒たちがイキイキとしている姿を見ていると、こちらまで嬉しくなります。
 朝方は雪も凍っていたため、激しく転んだ生徒は打ち身や打撲などあるかも知れません。また、明日は激しい筋肉痛に襲われるかも知れませんが、今日はゆっくり早めに休んで、明日からの学校生活に備えてくださいね。今日は、そんなスキー実習の様子を写真で紹介します。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

心温まるメッセージ【48回生】

 「ご飯を食べて本当に美味しかったです!」、「全国2位なんてスゴいです。来年は1位になれるといいですね」、「私たちが考えたメニューに皆さんのお米を使わせていただき、ありがとうございます!」、「お米モチモチで美味しかったです!」、「お米甲子園で金賞と聞いてビックリしました!」…
 昨日、千種小学校より届いた写真入りのメッセージポスターには、高校生に向けた感謝の言葉がたくさん綴られていました。私は、このポスターを読みながら思わず目頭が熱くなりました。「こちらこそ、ありがとう!!…」私が作ったお米ではありませんが、本当に嬉しかったです。
 今朝のSHRでは、担任から1年生の生徒に向けてこのメッセージポスターが紹介され、さっそく教室に掲示されました。生徒たちは、微笑みながら嬉しそうにメッセージを読んでいました。きっと、私と同じように心がホッコリと温かくなったに違いありません。
 千種小学校の児童の皆さん、この度はメッセージを届けてくださり本当に有難うございました。「ちくさ元気プロジェクトの日」と題して、小学校と高校を食材を通じてつないで下さった、ちくさ学校給食センターの皆さまにも深く感謝申し上げます。有難うございました。
 今年度は、コロナの影響から様々な行事が中止となり、例年と同じような連携事業が行えない状況下ではありますが、こうした取り組みにより、今年もちゃんと学校間の交流が出来ていると感じます。千種町ならではの校種を越えた様々なつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。