涙涙の最終回~カムサハムニダMiyang高校!

7回シリーズのMiyang高校との交流、いよいよ最終回を迎えてしまいました。

今回は、校長先生も見守ってくださいました。

残念ながら本校生の参加人数はいつもより少なかったのですが、Miyang高校の先生も生徒達も、校長先生の登場で大大大感激です。本校側は、校長先生をはじめとして学校単位で交流の形ができていますが、Miyang高校は歴史の先生が一人で全て担当しているので、「とても羨ましい」「光栄なことで、心から感謝します」と後からメールが届きました。

本校の参加生徒は、学校生活を意欲的に頑張るメンバーばかりです。コンピュータの準備も全員で行い、交流中に発言者の邪魔にならないような動きも自然に出来ており、その人柄に心が洗われます。

今回は、交流の感想をお互い言いました。

「毎回、楽しみにしていました」「韓国に友達が出来て嬉しいです」「めったにない機会なので良かったです」「とても楽しかったです」「韓国にもっと興味がわきました」「色々と教えてくれてありがとう」などの、心温まる言葉を一人一人伝えました。Miyang高校の生徒達も、同様の感想でした。大変心優しい子ばかりで、涙をこらえながら、または流しながら、最後の言葉を伝えてくれました。国籍や言語を超えて、どの高校生も純粋で健気です。

さて、先日国際便で送った本校生からのプレゼントは、無事届いたのでしょうか。

こんにゃくゼリーもインスタントのチキンラーメンも、「送れない」という噂をネットで見聞きしていたので、かなり不安でした。結果は・・・無事到着!!!!よかった~!!!!生徒達のハートは、欠けることなく全て届いたようです。ひょっとして、学校間のプレゼント送付だったことが幸いし、少し甘めの検疫だったのかもしれませんが、とにかく一つも無駄にならなくてホッとしました。

なお、美術科の生徒達が制作してくれた手作りカード達も、全て喜んでくれました。Miyang高校にはサークル部屋というのがあり、ちょっとしたラウンジのようになっているのですが、そこに全て飾ってあります。後日、動画が送られてきたのですが、なかなか”映えている”と感じます。

以前、Miyangの生徒から「韓国の高校生は、たくさん勉強しなければならない。大変。日本もそうですか?」という質問を受けたことがあります。「日本の高校生も大変ですよ。でも皆、頑張っています。」と答えると、ホッとした表情を浮かべたことが記憶にずっと残っています。

歴史を事実として受け入れながら、文化や言語の違いを超えて、これからも未来に向かってお互いに切磋琢磨できる関係でいたいものだと感じた交流でした。