文化庁主催「文化芸術による子供育成総合事業 ~コミュニケーション能力向上事業~」バレエワークショップ第3回

2月8日(火)に、文化庁主催「文化芸術による子供育成総合事業 ~コミュニケーション能力向上事業~」の第3回(最終回)を行いました。今回も貞松・浜田バレエ団から5人の先生にお越しいただきました。

 

 

写真は、“パ・ド・ドゥ”という、“二人で踊る”バレエの表現を見せていただいている場面です。これまでの2回のワークショップで、生徒たちは一人一人のバレエの動きなどについて学び、体験してきました。今回、二人で踊る様子を鑑賞することを通して、複数人で踊ることで表現の幅が広がり、また、ダンサー同士の信頼関係で成り立つ表現があることなどの学びがあったようです。

 

また、今回は特別に、「海賊」というバレエの演目の、”グラン・パ・ド・ドゥ”を、衣装付きで披露していただきました。はなやかな衣装にも生徒たちはもとても興味をひかれている様子でした。 

 

 

鑑賞の後は今回も体験を行いました。演目は「ロミオとジュリエット」の舞踏会のシーンを、今回のワークショップ用にアレンジしていただいたものです。フロアで練習をし、最後はグループごとに舞台に上がり、演技を披露しました。体で表現して人に見せるという経験から得たものがあるのではないでしょうか。 

 

 

 

 今回で全3回のワークショップがすべて終了しました。表現することについて、普段の「美術」とは違う角度からアプローチをする3日間でした。生徒たちにとっては表現すること、人に何か伝えることについて、新鮮な学びを得ることができた3日間になりました。

 

3回のワークショップを通して、貞松・浜田バレエ団の皆さんには、当日のご指導だけではなく、準備や運営など、様々な面でご尽力いただきました。ご協力ありがとうございました。