48回生校外学習【ペーロン競漕】

晴天に恵まれた4月18日(金)、新学年になり新たなクラスの親睦と団結力を高めるねらいを込めて、相生市が誇る伝統行事「ペーロン競漕」体験を実施した。

各クラスを紅白の2つずつの班に分け、午前中はペーロンに乗船しての漕ぎ方練習とペーロン文化についての学習を交互に行った。相生市地域振興課商工観光係の神谷様と、ペーロン協会のみなさまに熱心にご指導していただいた。

漕ぎ方練習では、担任の大きな掛け声のもと銅鑼や太鼓の独特のリズムに合わせて櫂を一斉に漕ぐ練習を時間をかけて行った。小さかった声も徐々に大きくなり、バラバラだった櫂の動きもなんとかそろっていった。叱咤激励してくださるペーロン協会の方々の熱い思いが生徒たちに伝わっていった。

午後は10の班の予選レースとそれを勝ち抜いた5つの班による決勝レースを行った。予選第1組の紅班では3組と5組、第2組の白班では4組と5組が勝ち抜き、最後の1枠をわずかなタイム差で1組白班が勝ち取った。決勝戦では、どの班も今まで以上のチームワークを見せ、5組白班が優勝の栄誉を勝ち取った。決勝に進めなかった班も、最後の最後まで熱心な応援を続け非常に盛り上がった。すべてが終わった後は力を出し切った達成感にあふれており、ペーロン協会の方からも非常に良い競漕だったとお褒めの言葉をいただいた。48回生の船出を力強く感じることができた一日でした。