【校長の窓】1学期終業式 式辞

令和7年7月18日

1学期終業式 式辞

 

 1学期が本日で終了します。私が始業式で話した内容を覚えていますか。「挨拶日本一の学校にしよう」「掃除日本一の学校にしよう」です。皆さん、できていますか?私はこの1学期を通して、皆さんと廊下や玄関先などですれ違う時に気持ちのよい挨拶をしてくれて、とてもうれしいです。外部から来られたお客様からも生徒から気持ちの良い挨拶をしてくれてとても心地よかったと伺っています。今後とも、自分から進んでの挨拶を心がけましょう。掃除についても、学校の美化につとめることは、どんな活動をするときでもとても大事なことです。皆さんは、校舎の中庭がいつもきれいに整備されていることに気づいていますか?とても暑い中ですが、いつも作業していただいています。私は、これから時代がどんなに変わろうとも、あいさつや身の回りの環境美化に自らつとめることは本当に大切だと思います。このことは、もちろん大人も同様です。お互い、楽しく充実した学校生活を送るためにも継続していきましょう。

 さて、皆さんは、この夏休みに挑戦したいこと、頑張りたいことについて何か具体的に考えていますか?学習面でも、部活動でも、趣味でも構いません。今日は、「続ける」ということについて話をします。皆さんは、「継続は力なり」という格言を聞いたことがありますね。どんなことでも継続し続けていくことが成功の重要な要因で、コツコツと努力を続けていけば、いつか必ず目標は達成できるという意味です。

 そこで、早速ですが、夏休みに挑戦したいこと、また、夢とか目標を頭に思い浮かべてください。夢や目標を実現しようと思うと、具体的にやるべき事も見えてきます。大きな目標を達成するためには、さらに、ちょっと頑張れば達成できそうな小さな目標を立てて、実行してみる。自分でやろうと決めたことなら、覚悟を決めて続けてみる。10代で続けてやってきたことは、20代、30代になっても自分の体に染みついています。

そうは言っても、続けるということはとても難しいことです。私は、残念ながら途中で挫折をし、後悔したことがたくさんあります。そこで、私の考える「続けること」のコツを3つ紹介します。

  1.  続けられることをやる(当たり前と思われますが、明らかに続けることが無理と思うときは修正して挑戦しましょう)
  2.  習慣化する(例えば、毎朝6時から始めるなど、時間を決めて取り組む。まずは3か月続けること、そうすれば習慣化できます)
  3.  あまり深く考えずに柔軟にする(そうでないと1日休むとやめてしまう)

 私は今、続けていることが2つあります。一つがウオーキング、もう一つがラジオ英会話です。

 重要なことは、続けることが目的ではなく、目的を達成するために続ける。そこを間違えなければそれほど難しいことではありません。お互い、頑張っていきましょう。

 明日から夏休みになりますが、天気予報によると、今年の夏休みも猛暑が続くようです。熱中症や感染症にはくれぐれも気をつけて、元気に明るく、過ごしましょう。

 それでは、9月1日に元気で皆さんに会えることを楽しみにしています。

 以上で式辞を終わります。