環境建設工学科

 

地球環境にやさしいまちづくり
都市計画類型 社会基盤を支える、道路・橋・ダムなどの設計の基礎を学び、測量や施工の知識・技術を身に付け、安心・安全な暮らしを守るための内容を学びます。
建築類型 住宅・店舗・ビルなどの構造や施工方法を学ぶとともに、快適な住空間を設計するために必要な知識や法律、感性を身に付けます。


環境建設工学科の特色

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●学習指導は、学科の柱である地域の土木・建築業を支え、環境にやさしいまちづくりを目指すスペシャリストの育成をし、さらに進学を目指した学力指導を基本としておこないます。

●進取・練磨・貢献を土壌として、1年生では全員が基本学習で、製図・測量・工業基礎等を学び、現場見学・類型説明会を参考に個別懇談を経て、2年生からの類型の選択をおこないます。この類型選択では、各自の将来の進路とともに、得意な分野を伸ばすということを考慮し、例えば、製図に興味のある生徒は建築類型、測量に興味のある生徒は都市計画類型というように、個人の適性と能力を充分考えた上で選択していきます。2年生からは各自で選択した類型に分かれてそれぞれの専門科目の学習をおこないます。

教育課程

 

 

 

 

 

環境建設工学科の取り組み

 建築設計競技用図面作成

 

 建設現場見学

 

 課題研究(造園実習)

 

 課題研究(ドローンの操縦)

 

 建設サマーセミナー

 

 高校生ものづくりコンテスト(コンクリートカヌー大会)

 

 工場見学

 

 ※本校のブログにも掲載していますので、こちらをご覧下さい。
 

 

ブログ

環境建設工学科長&愉快な先生たち

CLT工法を採用した建築現場見学

みなさん、こんにちは。学科長の『グリーンT』です。忙しかった2学期も終わり、久し振りにブログの更新です。今回は新しい木造建築材料として注目されている『CLT』を使った建築現場見学の紹介です。

みなさんは『CLT』って言葉を聞いたことがありますか?『Cross Laminated Timber』の頭文字をとった言葉で・・・といっても、難しいですよね(^^; 簡単に説明する、丸太を長い方向に1cm程度の厚みで切って板を作ります(これを挽き板といいます)。木材には繊維がありますから、この繊維の方向を縦方向、横方向と交互に重ねていき、接着剤で貼り付けた板をCLTといい、この材料を用いた工法を『CLT工法』といいます。

みなさんは木材を使った高層建築物って見たことがありますか?マンションやオフィスなど、ある程度大きな建築物はコンクリートや鉄筋、鉄骨を使っています。でも、CLTを使うと大きな建築物を造ることが可能なんです!建設業界では今注目を集めている材料なんですよ!!

今回はCLT工法に興味を持った2年生建築類型の女子生徒4名を引き連れて、姫路市内で建築中のオフィスビルを見学させていただきました。幸運なことに、見学会当日は建物の骨組みを組み立てている最中だったので、CLTを間近で見ることができました。設計士さんからCLT工法の特徴やこだわりの設計について説明を受けた後、現場の中に入らせてもらいました。入った瞬間に木材のよい香りが漂ってきました。さらに、通常の木造建築では実現できない柱のない大空間。引率した生徒たちも興味津々で見学していました。

これからCLTを用いた建築物も増えてくるでしょう。なるべく生徒たちには自分の目で、そして肌で感じることができる現場見学会をたくさん計画していきたいと思います。現場見学会を開いてくださった企業の皆様、本当にありがとうございました。

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