環境建設工学科長&愉快な先生たち
環境建設工学科:3年 課題研究設計競技班「建築パースって何??」
みなさん、こんにちは。環境建設工学科の愉快な先生こと ハッピーです。(^^♪
今回も、課題研究「設計競技班」のことについて触れたいと思います。忙しい夏休みも終わり、建築コンペ作品作りも終了し、燃え尽き症候群ぎみの設計競技班の3年生6名。何か刺激になることはないかなぁと考えていた今日この頃……
そこで今回は、外部講師として建築設計フジモトの藤本正敏先生から「建築パース」の実務について教えていただきました。ところでみなさん、「建築パース」って何か知っていますか?
簡単に言えば、建物の完成予想図を描いたイラストです。よくマンションや家の広告に掲載されている完成イラストを見たことはありませんか?図面だけではイメージできない外観や内装も建築パースを見ることで、一般の人でも理解することができるのが一番のメリットですね。
最近では、コンピュータを使ったCG作品が多いですが、藤本先生は鉛筆と水彩絵の具だけを用いて、手描きでやわらかい雰囲気を表現します。そして、一番の驚きが10分程度で作品を完成させてしまうことです。「早い!・上手い!・美しい!」まさに三拍子そろった素晴らしい作品づくりを実演してもらいました。3年生の生徒も先生の早業にくぎ付けで感動の連続でした (^_-)-☆
これから設計競技班6名は「卒業設計」に取り組んでいきます。今回の作品を見てモチベーションを高めてもらえれば何よりですね!
環境建設工学科:3年 課題研究 「コンクリート甲子園への挑戦」
環境建設科(建設系)で学ぶ生徒は、様々なことに チャレンジ しています。
今年は、3年生の課題研究(コンクリート班)で全国的に知られている「コンクリート甲子園」へのチャレンジしました。(詳しくは、「コンクリート甲子園」のホームページを参照してください(https://www.zennama.or.jp/koushien/ )
全国の高校・高専から建設系のチームが出場
予選(10/30開催 今年は31チーム) 本選(12/9開催 予選上位10校)
建設現場に欠かせないコンクリートの知識と身につけた技術・技能を発揮し、チャレンジしました。試験は、香川県の研修試験センターで開催されました。
【競技内容】
〇コンクリートの配合を設計し、テストピース(直径100mm、高さ200mm)を製作し、圧縮試験(破壊試験)を行い確認する。
☆今年の課題は、『圧縮強度 30 kN/㎠』 『軽量化(できるだけ軽い)』の2点です。
◎残念ながら、龍野北高校は決勝へと勝ち残ることはできませんでした・・・・・ 後輩に期待!!
① 配合設計 検討中
② 牡蠣殻洗浄(軽量化のため)
③ 練り混ぜ中
④ テストピース 打設
《 圧縮試験 》
環境建設工学科:3年 課題研究 「建築設計コンペ班の重大報告!」
みなさん、こんにちは!環境建設工学科の愉快な先生こと「ハッピー」です。秋も深まり朝晩は涼しくなってきましたねぇ(^^)/
今日はブログをご覧の皆さんに、重大な報告がございます。これまでブログで紹介してきた「建築設計競技」の結果が発表されました。そして、なんと2名が入賞することができました!
・日本大学主催全国高校建築設計競技に3年生の齋藤君が「奨励賞」
・日本工業大学建築設計競技に3年生の前川君が「奨励賞」
いずれも、全国的にレベルの高い設計競技大会で、特に日本大学の建築設計競技は高専の建築学科の学生も数多く応募するため、高校生対象の建築コンペの中では最も難易度の高いコンペとされています。今回は佳作以上の上位入賞こそ果たせませんでしたが、「奨励賞」という快挙!!本当によく頑張ってくれました!(^^)/
入賞した生徒は、夏休みは「お盆」と「日曜日」以外、毎日朝早くから学校に登校し、夜遅くまで設計に取り組んでいました。私としても「ぜひ、この努力が報われてほしい」と心から願っていたので、感無量です……(T_T)
今回は特別に入賞した2作品を写真で紹介しちゃいます。
左側が日本大学に応募した作品で、右側が日本工業大学に応募した作品です。
もし興味を持ったなら、インターネットで「日本工業大学 建築コンペ」または「日本大学 建築コンペ」と検索してみて下さい。入賞作品一覧が紹介されているHPがあります。
環境建設工学科:3年課題研究 建築設計競技応募までの長い道のり…
みなさん、こんにちは。
環境建設工学科愉快な先生こと ハッピー です。(^^♪
ついに、長い夏休みが終わりましたね。ブログをご覧の皆さんは、この夏に良い思い出ができましたか?
実は3年生の課題研究「建築設計競技班」の生徒は夏休みに、ある課題に取り組んでおりました。
それは建築設計コンペです。前にブログでも紹介しましたが、簡単にいうと建築のアイデアコンテストです。今回は特別に、8月後半からの作品完成までの道のりを紹介しちゃいます!
それではいってみましょう!
①まず、製図用紙に鉛筆で薄く下書きします。下書き完成後に、製図用の特殊なペンでなぞって清書していきます。実はこれが意外と難しい…(>_<)
手を止めず一気に線を引かないと、インクがダマになって失敗しちゃいます。
②図面だけでは伝わらない部分は、模型を作ります。場合によっては、内装や家具まで作り込みますので、製作期間は最大3週間くらいかかります。完成した模型は、晴天の日に屋上で写真撮影します。
③図面が白黒では味気ないので、色鉛筆で着色します。広い範囲を塗る時はエアブラシを使って絵の具を紙に吹き付けていきます。
④最後に、全体のレイアウトを確認します。レイアウトは、図面の第一印象を決定づけるものですので、慎重に進めます。「タイトルは大丈夫か」・「全体のバランスは大丈夫か」などを確認して、文字やイラストをパズルのように移動させながら、ベストなレイアウトを探していきます。
⑤はい。やっと完成です!
3年生は、夏休みもほぼ毎日登校し、毎日夜遅くまで本当によく頑張ってくれました(*^-^*)
完成作品は郵送し、現在審査中ですのでお見せできませんが、もし入賞作品があったときは、このブログで紹介していきますね。
環境建設工学科:青少年のための科学の祭典2023
みなさ~ん、こ・ん・に・ち・は~。何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート☝」です。
今回は、環境建設工学科の課題研究「防災模型班」3年生7名の『青少年のための科学の祭典2023』をのぞき見したいと思います。
今回のタイトルは「ザ!科学の祭典に潜入」です。
ここで豆知識を・・・・
総合治水対策
『総合治水対策』って知っていますか?兵庫県土木部総合治水課が行っている取組みです。近年の豪雨災害は、河川の整備だけでは対応が困難となってきています。そこで兵庫県では、河川や下水道の整備(「ながす」対策)に加え、降った雨水を田んぼや学校のグラウンドなどで一時的に「ためる」対策と、洪水が起きても被害をできるだけ少なくする「そなえる」対策を組み合わせた「総合治水」により豪雨災害の被害を軽減しようとする対策をしており、その対策の普及啓発活動に取り組んでいます。
本校は県からの依頼を受け、まちを自然災害からまもる総合治水の仕組みを説明するため、ジオラマ模型を製作し普及啓発活動に取り組みました。では、さっそく潜入の様子を見てみましょう。
写真のように真剣に話を聞いていますね。
実験では模型にジョウロで雨を降らせて、田んぼや校庭などで雨水を一時的にためることにより、河川に流れ出す雨の量にどんな変化があるかを見て、どちらの模型の川の水が先に氾濫するかを調べているよ。次に右の図のように、川が氾濫していない方の模型の方で、雨水がどこにためられているかを確認しているよ。子供たちは、水遊びもでき学習することもでき、終わった後には「ありがとう。」という言葉をかけてくれました。生徒も話すことの難しさや安全面の大切さを実感し、最後には大きく成長した姿を見せてくれました。
今後も生徒の頑張りを発信していきますね。
以上、何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート☝」がお知らせしました。