環境建設工学科長&愉快な先生たち
環境建設工学科:3年環境建設工学科課題研究 「建築設計競技班の夏!」
みなさん、こんにちは!環境建設工学科愉快な先生こと ハッピー です。(^^♪
非常に暑い日が続きますねぇ…。
ブログをご覧の皆さんも熱中症に気をつけましょう。
今回は、3年生が挑戦している「建築設計競技」の状況をリポートします!「建築設計競技」とは、以前ブログでも紹介しましたが、全国の建築を学ぶ高校生たちが奮って応募する、全国規模の設計コンテストのことです。このコンテストに挑戦すべく、3年生は夏休みも返上して、毎日登校して作品作りに力を注いでいます。今回は活動の様子を写真で紹介していきますね!
活動写真 その1
このスケッチブックには生徒が4月~7月まで考えたアイデアがぎっしり掲載されています。いわゆる建築の「ネタ帳」です。今回特別に見せてもらいました!
これを基本として設計図を描いていきます。
活動写真 その2
アイデアスケッチを参考にして、設計図を作図しています。建物全体のイメージを大切にしながら描いていきます。イメージが少しずつ形になっていく一番楽しい過程ですね(^^)
活動写真 その3
設計図が用紙の中にキチンと入るか、レイアウトを確認しています。せっかく描いた図面も用紙の枠の中に入らなければ意味がありませんので、緊張の一瞬ですね…
どうやら、今回はうまく入りそうで一安心ですね!
この後、このレイアウトを参考に清書の作業に入ります。
活動写真 その4
設計図に基づいて、模型を作っています。建築は「描く」だけでなく「作る」作業がとても大切です。頭の中のイメージをここで再確認していきます。
環境建設工学科:令和5年度 建設業界ガイダンス
みなさん、こんにちは。環境建設工学科長の「グリーンT」です。
それにしても暑いですよねぇ・・・
熱中症には気を付けて頑張りましょう!
今回は環境建設工学科1年生が受講した「令和5年度 建設業界ガイダンス」について報告します。このガイダンスは外部から講師の先生を迎えて、主に建設業の魅力や仕事のやりがいについて話を伺いました。また、2年生から分れて学ぶ「類型選択」の判断材料としての意味も込められています。建設業って実は仕事の分野が広いんです。構造物を設計する仕事、工事現場を管理する仕事、実際に作業を行う専門職、お客様から仕事の依頼をいただく窓口となる営業、建設専門の事務・・・沢山あるので書ききれませんが、皆さんの知らない仕事が沢山あるんですよ。生徒たちには少しでも多くの情報をキャッチしてもらい、これからの進路実現に向けて頑張ってもらいたいと思っています。
さあ、私たち教員が一年間で最も忙しい夏休みが始まります。私も暑さに負けないよう頑張ります!!
環境建設工学科:建設系企業魅力出前講座
皆さん、こんにちは。環境建設工学科長の「グリーンT」です。今回は6月23日(金)に行われた環境建設工学科3年生対象、「建設系企業魅力出前講座」についての報告です。この講座は企業の皆さんから建設業の魅力や業界の動向、またOB、OGから携わっている仕事の内容などについて話を伺うことを目的としています。当日は8企業、約30名の方々に来ていただきました。実は建設系企業だけを数社、学校に招いて講座を開講したのは、龍野北高校が『県内で初めて』なんです!企画から実施に至るまでの約一年間、メチャメチャ苦労しました(泣)でも、参加した3年生からは「色々な話を聞くことができて良かったです!」と言ってもらえました。企業の皆さんもアットホームな雰囲気を作っていただいたので、生徒たちも沢山質問することができたようです。新聞記者さんも来ていただき、数名の生徒が照れくさそうに取材を受けていました。これを機会に、沢山の生徒が建設業の魅力を感じてくれると学科長として幸せです。
参加していただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。
環境建設工学科:1年生 現場見学に行ってきました!
みなさん、こんにちは!毎度おなじみ 環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」です(^^)/
いつもは学校内の活動を紹介していますが、今回は趣向を変えて1年生の現場見学の様子をリポートします。前にも伝えましたが、1年生は今後「建築類型」と「都市計画類型」に別れて学習することとなります。その類型選択の判断材料の一つとして今回の現場見学が実施されました。ざっと説明すると午前中は「土木」の現場、午後からは「建築」の現場を見学するスケジュールでした。
土木の現場では、はじめに「太子道路」を見学しました。太子町は慢性的な交通渋滞が問題となっており、交通量が多いにも関わらず道路の幅が5.9mと非常に狭く、歩行者にとって危険な場所になっています。今回の工事は交通渋滞解消と歩行者の安全を守るために、新しく幅16mにもなる大きな道路を作っていました。次に見学した「糸井髙田橋」は、網干駅に隣接する通称「開かずの踏切」が存在する所です。通勤ラッシュ時の車の大渋滞を解消するために、踏切の替わりに線路の上に「陸橋」をかける工事をしていました。いずれも、完成すれば地域の方や道路を使う人が非常に便利になります。まさに土木工事は「世のため人のため」になる社会貢献度の高い仕事だなあと感じました。
そして今回はなんと、工事途中で発見された4000年前の遺跡(沖代遺跡)も見学させていただきました!なんでも工事途中で遺跡が発見されることも珍しくないのだとか。住戸跡や土器・土偶を見ていると、ふと4000年前の太古のロマンも感じることができました。
午後からは、建築の現場を見学しました。今回見学させて頂いた「倉庫事務所新築工事」は、鉄骨で作られた大きな建物でした。外観は完成していましたが、建物の中に入ったら驚き!まだ天井が張られていないので、内部はすごい解放感でした。そして、普段私たちが見ている天井の内部が「こんなにも複雑にできているんだ」ということを改めて実感しました。そして天井の板を支える金属のボルトが何十本も吊り下がりキラキラと光っている光景は、ある種の現代アートのようにも見えました(笑)
そして、2階に上がると何やら「ブーン…」と蜂の飛ぶような音がしていました。どうやら現場の方が現場内部を「ドローン」を操縦して、記録写真等を作っておられるとのこと。改めて、建設業界の大きな改革を目にしました。
1年生は、本格的に「建築」「土木」を学び始める前だったので、難しい専門用語などを交えた説明にありましたが、それぞれの現場で「土木の現場の方がダイナミックだな」や「建築の方が面白そうだな」というように、直感的に現場のイメージを感じとることができたようでした。また、工事現場の方に積極的に質問する生徒もみられ、感心しました!(^^)
今回の現場見学が今後の類型選択の大きな材料になったことを確信した1日でした!
環境建設工学科:課題研究【建築設計競技班 グループ設計】
みなさん、こんにちは。環境建設工学科の愉快な先生こと ハッピー です。
今回は、3年生の課題研究班「建築設計競技班」の取り組みについて紹介します。以前このブログでも紹介しましたが、この班は「建築設計競技」というコンテストに応募し、上位入賞を目指しています。1人1人が取り組む個人課題にも挑戦していますが、課題研究の班員6名全員で建築士会が主催する「建築甲子園」というグループで取り組む課題にもチャレンジしています。
グループ設計を行うことで、自分だけでは思いつかないようなアイデアが出たりすることもありますが、その一方で班員の意見の食い違いから衝突が起こることもあります…(>_<)
しかし、実際の設計事務所では学校や図書館、病院などの公共性の高い建物は、1人の設計士がすべて設計しているわけではなく、プロジェクトチームを結成し設計を進めていきます。人と対話し、自分の意見を伝え、時には衝突することも大切なのです。情報化が急速に進み、人との直接的な対話が少なくなってきている今だからこそ、「グループ設計」を通じて人とのコミュニケーション能力を身に付けてほしいですね。
4月から約2か月が経過し、少しずつ意見もまとまり始め、良い作品ができてきています。作品応募締め切りは9月末日です。完成したら、ブログを通じて紹介しますね(^^)/