ブログ

北高ダイアリー

フィールドスタディ in 福島 2日目を実施しました

8月25日(火)、フィールドスタディin福島の2日目を実施しました。
午前は、人文科学系コースと自然科学系コースに分かれて研修を行いました。人文科学系コースでは、「おれたちの伝承館」や双葉駅周辺を訪れ、震災・原子力災害の記憶をどのように受け継ぎ、地域の再生につなげていくかを考えました。自然科学系コースでは、福島ロボットテストフィールドと福島水素エネルギー研究フィールドを見学し、復興を支えるロボット技術や水素エネルギーについて学びました。

午後は、相馬広域こころのケアセンターなごみセンター長の米倉様より、災害と心のケアや孤立してしまった方への支援についてお話頂き、対話を重ねました。その後、東京電力廃炉資料館を訪れ、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組について学びました。

夜には、株式会社 F-ACE の佐々木様より、災害時に命と暮らしを守るための防災・減災についてお話し頂きました。生徒たちは、復興を技術だけでなく、地域で暮らす人々の思いや生活、支え合いの視点からも捉え直し、それぞれが感じた疑問や考えを共有しました。

フィールドスタディin福島 1日目を実施しました

8月24日(月)、普通科1年生20名が参加する「フィールドスタディin福島」が始まりました。

初日は、双葉駅周辺、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構浪江町立請戸小学校、大平山霊園を訪れ、東日本大震災と原子力災害が地域にもたらした影響と、復興の現在について学びました。

夜には、元富岡高等学校長で語り部の青木さんからお話をうかがいました。原子力災害は、建物や田畑が残っていても住民が避難を余儀なくされた災害であり、長期避難による地域コミュニティの分断や風評被害など、今なお多くの課題が残されていることを学びました。また、災害時には科学技術や物資だけでなく、互いに相談し支え合える人間関係が大切であるという言葉が、生徒の心に強く残りました。

生徒たちは、現地で見聞きしたことをもとに、「心が動いた瞬間」やそこから生まれた疑問を記録し、仲間と共有しました。明日以降も、復興を人文科学・自然科学の両面から捉え、自らの探究につながる問いを深めていきます。

演劇科外部出演「人形劇フェスタ阪神」

8月5日(水)~6日(木) 於 ピッコロシアター中ホール  

演劇科3年保育基礎選択者・演劇科2年生有志
  

毎年夏休みにピッコロフェスティバルの一環として開催されている「人形劇フェスタ阪神」に参加しました。
3年生の選択科目「保育基礎」受講生は、演目「ぼくのぼうし」を上演しました。

劇表現等の学びを応用し台本・人形作り・背景画・小道具・音響・演奏を準備し、演出なども協力して全員で取り組みました。

2年生有志のメンバーは恒例のジェスチャークイズを担当しました。ジェスチャーで動物やスポーツを表現し、その面白い仕草が子どもたちに好評でした。

会場設営や照明、司会、幕、マイク係などスタッフワークも担当し、地域の人形劇ボランティアの皆様や他校の高校生の演目を見学、協力を通して交流体験をし、子どもと関わる貴重な二日間となりました。

<来場者の感想より一部抜粋>

*ジェスチャーゲームで子どもも私も楽しめました。子どもから大人まで楽しめるものを考えられてすごいなと思いました。(3歳、おとな)
*ジェスチャークイズおもしろかった。(6歳、7歳)
*ピーちゃんも、はるちゃんも、なつきもウルトラマンもぼうしたいせつにしてください。わたしもたいせつにします。(9歳)
*元気がよく、セリフもはっきりわかりやすく、3人のうち1人が大阪弁にしたのも楽しい展開になったと思います。(おとな)
*楽しい時間ありがとうございます。このようなイベントに高校生も頑張っている姿に嬉しく思います。ありがとう。(おとな)

 

夏季学校説明会~演劇科体験入学~

7月28日(火) 「夏季学校説明会~演劇科体験入学」を実施しました。

(1)演劇科40回生(3年生)によるダンス披露
(2)全体説明
(3)体験授業「劇表現」「歌唱」「舞踊(モダンダンス)」

当日は、受付を始め、各所で演劇科生徒が説明会をサポートしました。


はじめに、演劇科40回生(3年生)が歓迎の気持ちを込めてダンスを披露しました。


その後、全体的な説明をしてから、いよいよ体験授業の始まりです。

最初の授業は、「劇表現」です。さきほど学年ダンスを披露した3年生も、一緒に参加します。
身体をほぐし、はじめは緊張気味だった中学生の皆さんも、次第に、元気いっぱい、大きな声、大きな動きになってきました。


後半は、2班に分かれ、交代で「歌唱」と「舞踊」の授業を受けました。
「舞踊」の授業には、演劇科2年生と3年生が、「歌唱」の授業は、演劇科1年生が参加し、中学生をサポートしました。

 

どの授業でも、中学生の皆さんが積極的に参加してくださり、非常に楽しい雰囲気の中で体験授業を実施することができました。短い時間ではありましたが「演劇科らしい雰囲気」を十分に味わっていただけかと思います。

暑い中、参加してくださいました中学生・保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

演劇科2年生 特別講義「劇作について~実践編~」

7月21日(火)5・6限 / 22日(水)3・4限   於 本校被服室   

 

劇作家・演出家である6回生の角ひろみ氏を講師としてお迎えし、演劇科2年生が「劇作について」の講義(全2回)を受けました。
昨年、1年生の時にも、戯曲の構造や要素、作品作りの面白さについて講義を受けましたが、今回は、より実践的な内容で講義をしていただきました。

1日目は、現在取り組み始めている卒業公演の台本作りをふまえ、観客の心をうつような内容を盛り込みながら、題名や登場人物などの作品設定を考えつつ、戯曲の構成を行いました。

  
2日目は、 まずは、1日目の講義内容をもとに、一晩考え進めた作品の概要や情感、演出などを何人かが披露しました。それに刺激をうけて、各自が自分たちの創造世界をさらに広げて肉付けしていきながら、2日間で個性あふれる作品を創り進めました。

2年生は、この夏休みから、いよいよ卒業公演の準備が始まりまっており、現在、全員が卒業公演を想定した戯曲を書き上げるという課題に取り組んでいます。
今回の講義は、物語を創造する難しさと面白さを学び、卒業公演の作品作りにつながる非常に有意義な機会となりました。

演劇科1年生 特別講義「劇作について~入門編~」  

7月21日(火) 3・4限  於 被服室 


県立高校魅力アップ推進事業として、劇作家・演出家である6回生の角ひろみ氏を講師としてお迎えし、演劇科1年生が「劇作について」の講義を受けました。前半は、劇作家として作品を立ち上げる面白さや「浦島太郎」を用いて戯曲の構造や要素、書き方についての基本を学びました。

後半は「アリス」と「三匹の子豚」の物語を題材とし、実際に自分たちで戯曲を書いて発表しました。前半で学んだことを生かしながら物語の始まりを変えたり、オリジナルの登場人物を作成したりと様々な工夫を凝らし、思い思いの作品に仕上がりました。何人かの生徒の発表を聞きながら、予想外の展開や話の面白さに、とても盛り上がりました。

 

化学部がSSH生徒研究発表会でポスター発表賞を受賞しました!

8月5日(水)・6日(木)、神戸国際展示場で開催された令和8年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会において、本校化学部がポスター発表賞を受賞しました。

本発表会は、文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催し、全国のSSH指定校等239校が日頃の研究成果を発表する全国規模の発表会です。本校化学部は、「銅の煮色着色技法における新規発色機構の提唱」をテーマにポスター発表を行いました。

煮色着色は、銅を煮沸して柔らかく深みのある色合い(古銅色)を生み出す伝統技法であり、本研究では、電子顕微鏡観察や表面分析を元に、新しい発色機構を提唱しました。

ポスター発表賞は、ポスター発表の審査で高い評価を受けた12校に贈られる賞です。化学部員にとって、研究成果が全国の舞台で認められる大きな励みとなりました。今後も、伝統技法に秘められた科学的な仕組みの解明に取り組んでいきます。

生物部が小学生向け実験教室を実施しました!

8月8日(土)、宝塚市売布の大型児童センターにて、本校生物部が小学生向けの実験教室を実施しました。当日は20名の小学生が参加し、生物部員8名が実験や観察の案内役を務めました。

会場では、生物に関するクイズのほか、バナナからDNAを取り出す実験、「キラキラ宝石を作ろう」と題したアルギン酸塩のゲルボールづくりを行いました。また、ダンゴムシレース、カブトムシとのふれあい、光る昆虫などの生物観察も実施し、さまざまな生き物の不思議に触れる機会となりました。小学生の皆さんが笑顔で実験や観察を楽しむ姿がとても印象的でした。

生物部員にとっても、相手に応じてどのような言葉で説明すれば分かりやすいかを考える、貴重な学びの機会となりました。

3Dプリンタ講習会 五国SSHプログラム

8月1日(土)本校PC教室にて、県内の高校生・教員および宝塚市内の中学生を対象とした「3Dプリンタ講習会」を開催しました。当日は中高生19名、教員8名などが参加し、本校生徒4名もTAとして講習会をサポートしました。

午前は、3Dプリンタの基本的な仕組みや、3Dモデリングソフト「Tinkercad」の使い方を学び、実際に立体物の設計に挑戦しました。午後の「3Dプリンタ アイデアチャレンジ」では、「教科書とタブレットの両方を見ながらノートを取りやすくするにはどうすればよいか」という身近な課題をもとに、グループで原因を考え、解決するための製品を設計しました。

学校や学年の異なる生徒同士でアイデアを出し合い、形や寸法、実現可能性を検討しながら、自分たちの考えを具体的な「もの」へと変えていきました。完成後は作品を紹介し合い、他のグループの発想や工夫についても学びました。

今回の講習会を通して、3Dプリンタを単に作品をつくるための機器としてではなく、自分のアイデアを具体化し、課題解決のために試作・改善する「探究のツール」として活用する可能性を学ぶ機会となりました。


阪神・淡路の体験と避難所運営ゲームから学ぶ ≪フィールドスタディ in 福島の事前学習≫

本校では、SSH事業の一環として8月24日~26日に「フィールドスタディin福島」を実施します。
その事前学習の一環として、7月29日(水)に、宝塚市売布にある「こむの事業所」に参加生徒が伺いました。
この事前学習では、阪神・淡路大震災当時宝塚市役所職員として避難所運営や被災者支援に携わった松藤さんを講師にお招きしました。行政による支援には公平性が求められる一方、ボランティアだからこそ一人ひとりの状況に応じて柔軟に支援できることなど、実体験に基づくお話から、災害時の支援について考えました。生徒からは「行政とボランティアが互いに補い合うことが重要だと感じた」「地域コミュニティの大切さに気づいた」といった感想が寄せられました。

講演の後は避難所の運営を模擬的に体験するゲームの中で、避難者の年齢や家族構成、健康状態などを考えながら、体育館や教室への配置をグループで検討しました。次々と変化する状況に対応する中で、限られた情報から判断する難しさや、多様な立場の人を想像して行動することの大切さを体験しました。生徒からは、「避難所の話を聞き、苦労が想像しやすく他人事にできないと感じた」「現地に行かないと分からないことがある」との声もあり、震災を過去の出来事としてではなく、自分たちにつながる課題として捉える機会となりました。

なお、この事前学習の様子は新聞でも紹介されました。