学校生活

【理数探究】45回生 2年間の「理数探究」集大成!

昨年度からスタートした「理数探究基礎」。45回生(3年生)は第1期生にあたります。

この4月からは2年生での『理数探究基礎』の学びをふまえた『理数探究』として、個人で探究テーマを設定し、科学的な探究活動に取り組んできました。先日、2年間にわたる探究活動がついに最後の授業になりました。最後の授業ではそれぞれのゼミで、自分が作成した卒業レポートの発表・交流会を行いました。

  

また、授業の最後には2年間を振り返るアンケートを実施しました。
この2年間の大きなテーマの1つは「『科学』とは何か考えよう。」でした。様々な機会にこの問いを生徒たちは考えてきました。アンケート最後の設問、「あなたは『科学』をどのようなものだと考えますか?」に対する一部の生徒の回答を紹介します。

  • 人間の生活が豊かになるものであり、必要なものだと思います。理由は2年間探究してきて、はじめは楽しみながら探究していましたが、3年生で自分の好きな内容で探究できたので、何か生活に役立つものを基準に考えました。そこで改めて初め考えた『科学』について考え直せたからです。(3年1組 AKYSさん)
  • 一般化できるもの。再現性、疑問をもつこと、分からないものを何らかの形で理解しようとすること。わからないことにルールを探すこと。見えないものに形を与えるもの。(3年1組 STUさん)
  • 自分が気になったことについて探究することだと考えます。化学のような様々な薬品や器具を使ったりするだけではなく、不思議に思ったことについて、仮説を立て、それをもとに条件などを考え、何度も調査することが『科学』だと思います。(3年2組 NSOKさん)
  • 『科学』とは研究を通して答えを見つけることができるものだと思います。この2年間研究などを重ねていく上で、自分たちの問いに対して答えを見つけていくことができました。答えを導き出すまでに時間はすごくかかりましたが、大きな達成感を得ることができました。『科学』の楽しさを知ることもでき良かったです。(3年2組 KBさん)

理系大学・学部を目指す高校生たちにとって、理数探究での学びが活きるのは「これから」。卒業後の進路での活躍に期待です。

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