教育方針
教育方針 「確かな学力」を育む学校 ─ 未来を切り拓く力を育む「学びの3年間」─

校訓「立志」「誠実」「努力」の理念の下、生涯にわたって人間性豊かにたくましく生きていく資質や能力“未来を切り拓く力”の育成を目指し、あらゆる教育活動を通して「確かな学力」を育む学校づくりを推進する。
教育目標
1 校訓「立志」「誠実」「努力」の精神の涵養と豊かな人間性の育成などを通して、国際社会に貢献できる有為な人間形成を目指す。
2 基礎・基本の確実な定着を図り、学力の伸長を図るとともに、特別活動等への積極的参加を促すことによりバランスのとれた人間形成を目指す。

 1 基礎・基本を徹底し、学力の伸長を図る。
   部活動との両立でバランスの取れた人間形成を図る。
(1) 第一学年では、文系・理系の区別をせず、必修科目を中心に基礎学力を培うように、各教科のバランスが取れた科目構成にしている。
(2) 第二学年・第三学年では、大学等への進学をめざし希望の学部・系統の受験科目に重点を置きながらも各教科のバランスの取れた類型を設定し、さらに必要な資質を培う多様な選択科目を用意している。
(3) 部活動も人間形成の重要な場と位置づけ、新入生には全員の入部を奨励している。3年間継続した活動を行い、学習との両立に取り組んでいる。

 2 基礎・基本の確実な定着で、高等教育へのスムーズな接続を図る。国際社会で貢献できる有為な人間の形成をめざす。  
全生徒が、大学教養レベルの本を自分で読むことができ、生涯学習に取り組めるだけの学力をもって、進学すること、さらに将来、国際人として社会に貢献できる人間の形成をめざし以下の取り組みを行っている。 
(1) 教科ごとにシラバス(授業内容と到達目標・評価方法の概要)を作成し、3年間の見通しをもった学習指導を行っている。
(2) わかる授業、発展する授業をめざし、教員相互の研鑽や最新のマルチメディアの活用を推進している。
(3) 入学直後から、家庭学習1日2時間の学習習慣をつけるための指導を学校全職員で取り組んでいる。例えば、課題指導、小テストによる指導、さらに基礎学力調査、基礎学力定着テストなどを必要に応じて適切な時期に行っている。(本校の入学生は、これらの取り組みによって、高校二年までの学習の基礎・基本を確実に身につけさえすれば、国公立大学や関関同立など難関私立大学への合格が実現できる。)
(4) 生徒一人ひとりの進路を実現し、将来、社会で活躍できる資質や実践力を培うために、第二学年・第三学年に類型と多様な選択科目を設定している。
(5) 理解度の差の大きい科目については、必要に応じて習熟度別授業や少人数授業などできめ細かな学習指導を用意している。
(6) 実用英語検定2級以上取得など、各種の資格取得を奨励し、援助する指導を行っている。

 3 個に応じたていねいな学習指導や進路指導を通して夢の実現を図る。
(1) 生徒個人面談や三者(保護者、生徒、担任)懇談などを随時行い一人一人の生活・学習状況や将来の生き方の指導をていねいに行っている。
(2) 多方面から情報を収集・検討し、必要かつ的確な情報・資料を提供している。
(3) システム化されたコンピュータプログラムを学校独自で作成し、学校のあらゆる分野で系統的・有機的に活用している。
(4) 学校内部で作成したテストや生活実態調査等のアンケートはもちろん、全国レベルの学力テスト等を適切に活用し、各個人の学力を詳細に分析し、個別指導を行っている。