年次ブログ

2023年11月の記事一覧

21回生<ボキャコン!!>11月22日(水)

いよいよボキャコン当日がやってきました。iDEA's月間の中でも大きな取り組みでもあるボキャコン,今日に向けて各クラスや授業でも様々な対策や練習があったと思います。

今日は大講義棟で,一斉での受験となります。まるで大学受験のようです。直前までLEAPの単語帳やプリントを見て,覚えていましたね。ちゃんと力を出し切れたでしょうか。

テストは35分間で200問を答えました。単語を覚えるだけでなく,時間配分を考えたり,見直しをしたり,気持ちや落ち着かせることであったり,イージーミスをなくして得点を取ることも大切ですね。

このボキャコンは英単語を覚えることだけが目的ではなく,英単語を覚えるボキャコンを通して,その先の受験に向けての心構えに気付いてもらう取り組みでもありました。テスト後の山本先生の言葉を覚えていますか。”みんなで乗り切れたこと”,”「やろう」ではなく「やりきる」こと”,そしてこれから受験を迎えていくにあたって,一人ではしんどいので「みんなで力をあわせて」「やりきる」ことが大切である,という話をされていました。担任の先生をはじめ,年次団や他の先生,友だちや保護者の方など様々な人によって,みんなは支えられています。そしてこれからの受験に向けてもサポートしてくれるはずです。受験に対して,不安も大きいと思いますが,みんなで力をあわせてやりきり,乗り越えていきましょう。

21回生<超電導>11月21日(火)

本日の7限のサイエンス探究基礎では,大阪大学の井澤公一教授をお招きして,液体窒素を使っての実験などを通して,「超電導」について講義をしていただきました。超電導体には,普通の物質や金属ではありえない不思議な性質があることや,MRI,リニアモーターカー,核融合炉など様々な分野に使われていることを説明されていました。

また,常温ではあまり性質の差がない気体においても,低温にすることで個体・本質が見えてくる話をされていました。酸素を冷やすと,青色になったり,磁石に引っ付いたり,実験でそれを示してくれました。ヘリウムも冷やすと液化し,さらに冷やすと超流動ヘリウムに変わり,粘性がなくなる液体と変わりました。そのように超低温にすることで,それぞれの個体の本質が現れてくると,楽しそうに講義されていました。

講義が終わられてからも,講義棟に残った生徒に実験や説明をされていました。大学の先生と,こうして話ができるのもいい経験ですね。井澤先生,本当にありがとうございました。

21回生<地球温暖化>11月20日(月)

human & science の授業で,「温暖化ワークショップ」というテーマで,公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES) 関西研究センターの 田中勇伍 様をお招きして,ワークショップを行いました。シミュレーションのソフトを使って,地球全体の気温上昇を2.0℃に抑えるためにどうすればよいか考えました。

今回は,クリーンテック,農業・林業・地主,商工業のエネルギー消費者,従来のエネルギー業界,新興国,先進国,気候正義の活動家の 7つのグループに分かれ,それぞれの立場に立って考え,意見を発表していました。「炭素税を高くする」とか「再生可能エネルギーに力を入れる」とか,グループごとに重きをおくところを発表しましたが,時には相反する意見もありました。ネゴシエーター的に,他のグループと事前に相談したり,発表の順番を考えたりと,現実世界でもこのようなことがあるのだろうなぁ,と考えさせられる,いい授業でした。

21回生<芸術鑑賞会>11月17日(金)

本日の5限,6限は,創立記念芸術鑑賞会が行われました。今年は,落語です。笑福亭喬若さんの落語からスタートしました。その後,ラッキー舞さんによる包丁を使っての皿回しで,かなり集中力を使うみたいで,見ているこちらもハラハラドキドキするスリリングな芸でした。次は桂かい枝さんによる英語落語でした。動物園をテーマに,話のほとんどを英語で話されていましたが,わかりやすく,楽しい落語でした。

落語は,言葉だけですが,想像力を膨らましながら,みんな楽しんでいました。いろいろな情報がスマホやテレビで簡単に手に入る世の中ですが,同じ時間や空間を共有して「本物」を見ることは大切ですね。いい経験になったのではないでしょうか。

21回生<11月も半ば>11月16日(木)

11月も半分が過ぎました。iDEA's月間が半分終わったことになります。順調に進んでいますか。自分が立てた目標は,ちゃんと実現できそうですか。面談も進んでいっています。「お帰りなさい面談」ということで,去年の担任の先生との面談です。久しぶりにゆっくり話すことができるので,会話が弾んでいる人も多いみたいです。去年より成長した姿を見せてくださいね。