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東京学芸大学附属高校 Science Fair に参加
4月18日(金)、東京学芸大学附属高等学校で開催された「2025 Science Fair」に、本校の3年次生2名が参加しました。このScience Fairは、東京学芸大学附属高校がタイの Princess Chulabhorn's Science High School Chiang Rai 校(PCSHSCR)を招待して行っているイベントです。今回参加したのは、昨年度「プログレス探究B」を受講し、PCSHSCRの生徒とオンライン共同研究に取り組んだ3年次生です。
講堂での開会式、口頭発表(全て英語です)の後、体育館でポスター発表が行われました。本校の2名は、ここで昨年行った共同研究の内容を発表しました。
午後は、PCSHSCRの物理の先生の特別授業に加えていただき、東京学芸大学付属高校、PCSHSCRの高校生と共に、英語でディスカッションしながら実験を行いました。
英語に苦戦しながらも、発表や授業に一生懸命取り組む姿は、実に頼もしいものでした。異文化に触れ、自分の学びを発信する貴重な体験になったと思います。招待してくださった東京学芸大学附属高校のみなさま、本当にありがとうございました。
PCSHSCRとの交流は、今年度さらに深めていきます。1,2年次生のみなさん、先輩の後に続いてください!!
プログレス探究B チェンライ校オンライン共同研究発表会
2月10日(月)15:30~ 2年次生希望者選択の「プログレス探究B」で進めていたタイ王国プリンセスチュラボーンハイスクール・チェンライ校とのオンライン共同研究の最終発表会を行いました。
チェンライ校生2名と祥雲生2名でグループを作り、共通のテーマを決めて研究したことをまとめて発表しました。
終了後、それぞれの校長名を記した修了証が渡されました。
【生徒の感想】
・英語でしかコミュニケーションをとれない環境は自分にとって大きな刺激でした。力量を知らされると同時に自分への伸び代や今まで持っていなかった言語に対する興味に気付かされ英語に対する意欲がとても上がったように感じられます。
・最初の交流の際に、全く英語が話せなかったのが悔しすぎて、それ以降しゃべlunchに通うようになったり、秋からは毎日リスニング問題を解いたりして英語力の向上に努めました。おかげで英語の模試の点数(特にリスニング)が上がり、以前よりもはるかに英語を話せるようになりました。
プログレス探究A「阪大基礎工学部で最先端科学にふれる」
8月2日(金)午後、第3回プログレス探究Aで阪大基礎工学部を訪問しました。プログレス探究Aは、1年次生対象のSSH特別学校設定科目です。
「大阪大学基礎工学部で最先端科学にふれる」というテーマで、大学の紹介、実験体験をさせていただきました。
まず、基礎工学部の説明です。工学部の違いが今一つわかっていなかった私(教員)も納得のお話でした。
次に、祥雲館の卒業生である大学院生からお話を聴くことが出来ました。祥雲館1年次生の時の文化祭での写真から始まり、生徒は一気に親近感をもって聞き入っていました。右は最後のまとめのスライドですが、今回参加した25名だけでなく、祥雲生全員に聞いてもらいたい内容でした。こんなにステキな先輩がいることがわかり、とてもうれしかったです。
その後は、先輩や先生方へ質疑応答です。先生方がみな気さくな方々で、何でも聞いていいねと促しくださり、途切れることなく30分も質問が続きました。中には、「入試の面接はどんなところをみるのですか?」というものもあり、その回答を聞けて、参加した生徒はかなり得をしたと思います。
次は、いよいよ実験体験です。実験は、1光ピンセット、2有機EL、3極低温 の3つに分かれました。
1光ピンセットの実験の様子です。実際にレーザー光の力で3㎛の粒子を捕まえることができ、まさに「最先端科学に触れ」ました。
【生徒の感想】
・初め基礎工学部で授業をすると聞いて正直自分には何にもわからないのではないかと、不安に思っていたけど先生方がわかりやすく教えてくれたおかげで、難しいことでもしっかり理解することができました。私はまだ進路があんまり決まっていないけど、今回のことを生かしたりして自分の進路を決めて行きたいなと思いました。自分にとってとてもいい経験になりました。
・大学でも基礎の中学の時の勉強の内容も関係していて自分が以前から持っている知識を利用して、新しいことを理解していくことがワクワクしたし、何より楽しかったです。今まで文系にするか理系にするか悩んでいたのですが、この経験を通して、実験や、新しいことを発見することが好きなことが分かったので、理系に進みたいと感じました。
・祥雲館を卒業した先輩の実際の話を聞いて、自分の高校卒業後の進路について少し現実的に考えられるようになった。
プログレス探究A 農業チャレンジ第2回
7月24日(水)15時~、6月にスタートした今年度の新企画プログレス探究A「農業チャレンジ~栽培した作物を販売しよう~」第2回を1年次生13名が参加して実施しました。暑い夏の午後、みんな麦わら帽子が似合っています。
今回も堂阪農園の堂阪先生のご指導のもと、農作業に取組みました。
先月植えた落花生の苗は元気に育っていますが、雑草まみれです。まずは、草抜き。その後、肥料をやって土寄せしました。 暑い中の重労働で、農業の大変さが身に沁みました。それでも、みんな元気に作業を楽しんでいて頼もしかったです。
栽培している落花生は9月28日(土)の祥雲SSHシンポジウム ミニマルシェで販売します。それまで、水やり、草引き、しっかり頑張りましょう。
落花生の作業が終わった後、3人が残って「園芸入門」でやり残していたサツマイモの苗植えの作業をしてくれました。耕運機の使い方を教えていただき、畝を耕しました。初めての耕運機に振りまわされ、悪戦苦闘しましたが、最後までやり遂げました。へとへとになりましたが、良い体験ができました。耕した畝には、サツマイモを植えました。秋には、おいしい焼き芋を食べられますように。
プログレス探究B PCSHSチェンライ校オンライン交流
2年次生対象のSSH学校設定科目「プログレス探究B」では、タイ王国のプリンセスチュラボーンサイエンスハイスクールチェンライ校(PCSHSCH)とオンラインで共同研究を行います。
7月18日(木)、今年度の受講者6名が第1回目の交流を行いました。
お互いの学校の生徒がそれぞれ2名ずつ3班に分かれてチームを作ります。今回は、自己紹介と研究テーマについて相談しました。
英語の得意・不得意に関わらず、何とか相手の言っていることを理解し、こちらの意見を伝えようと、みんな頑張り、活発なコミュニケーションがとれていました。
この取組みは、おおよそ1か月に1回のペースで約半年間続けます。どんな研究になっていくのか楽しみです。