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カテゴリ:スーパーサイエンスハイスクール

園芸入門日記2025  10月29日

今回は、次週に予定している上野ヶ原特別支援学校とのイモ掘り交流に向けて、畑の準備を行いました。

まずはサツマイモの試し掘り。土の中から立派に育ったイモが顔を出し、思わず歓声が上がりました!
その後、来週の本格的なイモ掘りに備えて、イモのツルを丁寧に刈り取りました。

 

 

また、同時に春菊やダイコン、カブの収穫も行いました。どの野菜も元気に育っており、秋の実りをしっかり感じる一日となりました。

 

来週の交流会では、上野ヶ原特別支援学校のみなさんと一緒に楽しいイモ掘りができるよう、準備万端です!

【SS探究Ⅱ】高大連携課題研究合同発表会 at京都大学 に参加しました

11月3日(月)に京都大学で開催された「令和7年度 高大連携課題研究合同発表会」に、本校2年次生のSS探究Ⅱより理系の3班が参加し、ポスター発表を行いました。

 

23回生の校外発表は、この日の3班がトップバッター。

初めてのポスター発表に加え、知り合いばかりの校内発表とは違う雰囲気の中でしたが、これまでの研究成果をしっかりと発表することができました。

  

一方で、他校の発表を見てそのレベルの高さに圧倒されたり、文献調査や試行回数の不足などを指摘されてたじろいたりと、すべてが思い通りにいったわけではありませんでした。

それでも、「せっかく来たのだから、褒められるだけでは成長にならない。」という気持ちで、次第に前向きに行動するように。

いただいた指摘を熱心にメモしたり、行き詰っている点について自らアドバイスを求めたりと、積極的に学びを深める姿が印象的でした。

中には、「次の実験はどうする?」と、早速これからの展開を話し合う班も見られました。

 

専門家からの助言や、同じの高校生との交流を通して多くの刺激を受け、各班それぞれにテーマへの向き合い方に変化が見られた一日でした。

 関係者のみなさま、貴重な一日をありがとうございました。

KYOTO!!

園芸入門日記2025 10月1日

今日は、落花生の収穫を行いました。株を抜くと、土の中からたくさんの実が出てきて、生徒たちは大喜びでした。

 

続いて、ダイコンとカブの間引きです。混み合ったところを丁寧に抜き、残った株が元気に育つように整えました。

 

今年は気温が高いのか、ナスやピーマンが、まだこの時期でも収穫できます。途中、急なにわか雨が降って20分ほど休憩しましたが、雨上がりの畑はしっとりとして気持ちのよい雰囲気に。

 

最後にコンポストを設置し、刈り取った雑草や野菜くず、落ち葉を入れてたい肥づくりを始めました。これからの畑づくりがますます楽しみです。

 

 

園芸入門日記2025 9月24日

今日は、園芸入門の授業で畑の手入れを行いました。
野菜を植えていない場所では、伸びた雑草を刈ったり、土を耕したりして、次に植える野菜の準備を進めました。

 

また、今育っている野菜のまわりの草も丁寧に抜き、風通しをよくしました。

 
地道な作業でしたが、みんな黙々と手を動かしながら、畑をきれいに整えていきました。

 

少しずつ整っていく畑を見ていると、次に植える野菜たちの生長が今から楽しみになります。

第6回祥雲探究祭 Part4

星3年次 課題ポスター発表星

第3部 3年次生がポスター発表を行いました。第1部では緊張気味でしたが、いきいきと研究を発表する姿が見られました。

星閉会式星

関西学院大学の先生方よりご講評をいただきました。

今年度も3年次生は全員発表をしました。他学年との交流もあり、様々な分野の研究を知ることができた研究を楽しむ1日になりました。

 

星生徒の感想星

・探究での最後の発表で、今までなら原稿ばかりみて発表していたけれど、このポスター発表ではほとんど見ずに自分の言葉で、今までやってきた成果を聴きに来た人に伝えられた。

・他の人の発表を聞いたことで、どのような探究をしていたのかを知ることができたし、とても興味深かった。質問やアドバイスをもらうことで、自分たちの探究の不備をより明らかにすることができた。

・自分たちが行ってきた研究を伝えることができたり、ほかの研究も聞くことができて、とても印象に残った。3年間で最も楽しかった探究祭だった。

第6回祥雲探究祭 Part3

星2年次生 課題研究中間発表星

第2部 2年次生は8つの教室に分かれ、中間発表を行いました。2年次生の発表に3年次生と大学教員がアドバイスします。

 

これからの研究に活かしていきましょう!

 

星生徒の感想星

・大学の先生や先輩から貴重な意見をもらえて、今まで気が付かなかったところに気づくことができた。

・アドバイスをいただき、改善すべき点がたくさんあることに気づくことができ、今後の活動に生かせることを多く学べた。

・最初は緊張もあり発表がガタガタで慣れていなかったけれど、やっていくうちに発表の仕方がわかっていって、どこをしっかり言わないといけなくて、どこをゆっくり言わなければならないかわかった。

・発表を通して、ただ台本を読むだけでなく、自分で考えながら話したり、初めての質問にその場ですぐに答えるということが、これからの探究活動を進めるに当たって良い体験になった。

 

Part4へつづく

第6回祥雲探究祭 Part2

星1年次生 Share our Experiences!!星

第2部 1年次生は大講義棟にて、「1年次生の体験発表(SS探究1、ミュージアムツアー、サイエンスツアー、オーストラリア研修、プログレス探究A)」「3年次生発表(プログレス探究B、プログレス探究C)」を行いました。

1ツ星SS探究1

 

1ツ星ミュージアムツアー

 

1ツ星サイエンスツアーin東京

 

1ツ星オーストラリア研修

 

1ツ星プログレス探究A

 

うまくまとめてわかりやすく発表する工夫をしていて、お互いの体験を共有しました。

 

1ツ星3年次生発表(プログレス探究B・プログレス探究C)

 

先輩の活動報告や探究活動で大切なこと等を教えてくれました。さすが3年生!でも、先輩たちも1年次の時は「みんなの前で発表なんて…。」と言っていましたね。「伝えたい思いが大切!」です。

 質問タイムも活発に行われました。

星生徒の感想星

・同じ学年なのにも関わらず、すごくわかりやすいプレゼンで、自分もやりたくなった。

・私は発表者側でこの2部に参加したので、人前でプレゼンテーションをするという難しさを改めて知れてよかった。また、班員とともに案を出し合ったり、プレゼンテーションの構成や役割分担など、今2年次3年次がしている研究発表に通じるところがあったので、とても有意義な経験になった。

・同じ年次の生徒でも自分が体験したことのない経験をしている人がたくさんいることを知れた。学校で行われているそれぞれのプログラムの良さを感じることができた。様々なことにチャレンジしている人がいると分かったので自分も今まで体験したことのないこともやってみようと思えるきっかけになった。

 

Part3へつづく

第6回祥雲探究祭 Part1

9月29日(月)

キラキラ「第6回祥雲探究祭 研究を楽しむ1日~伝えよう、考えよう、語り合おう~」キラキラが開催されました。

星3年次課題研究口頭発表星

第1部では、3年次生全員が23教室に分かれ、1グループ1回15分の口頭発表を行いました。今まで研究してきたことを聴衆者に伝えます。

Part2へつづく

祥雲SSHシンポジウム・祥雲SSHミニマルシェ開催

9月20日(土)午後、祥雲SSHシンポジウム「ITの力で生物多様性を守る」(三田市こうみん未来塾・生きもの教室スペシャル)を開催しました。三田市との共催による本イベントは、毎年恒例となっており、今年で6回目を迎えました。

シンポジウムの開催に合わせて、ミニマルシェも実施しました。この日の販売を目標に、プログレス探究A選択者の有志が、6月から里山農園で落花生の栽培に取り組んできました。当日は、朝9時に集合し、まずは落花生の収穫からスタート。収穫後は試食、選別、袋の準備など、準備すべきことは盛りだくさんです。5枚目の写真は、売り方や金額について相談している様子です。

  

 

12時半、販売開始。大勢のお客さんにお越しいただき大盛況でした。昨年に引き続き、有馬高校人自然科の皆さんも参加してくださいました。

 

マルシェと並行して、生物探索アプリ「バイオーム」の体験会も実施しました。株式会社バイオームの中藤さんからアプリの使い方について説明していただいた後、科学部の生徒による案内のもと、生物を観察しながら校内を歩きました。とはいえ、昆虫などの動物はその場ですぐに見つけるのは難しいもの。そこで、科学部生物班は2日前から校内でさまざまな生きものを採集し、ケースに入れて通路沿いに並べておく工夫をしてくれました。参加者は、それらの生きものをスマートフォンで撮影し、アプリを使って名前を調べる体験を楽しみました。

  

2時。いよいよシンポジウムスタートです。三田祥雲館校長のあいさつの後、第一部は、株式会社バイオーム代表取締役・藤木さんの講演です。研究から起業に至るまで、生物多様性を守るために取り組んでこられたことをわかりやすくお話しいただきました。

  

続いて、第二部は、三田祥雲館高校科学部生物班、関西学院大学AgriNOVA、人と自然の博物館三橋先生がそれぞれITを使った取組み事例を発表してくださいました。

  

第3部はパネルディスカッションです。藤木さんと、第2部の発表者の皆さんがパネリストとして登壇し、会場からの質問に答える形で進行しました。祥雲生も活発に質疑応答を行いとても頼もしく感じられました。

  

最後は、三田市子ども育成課長のご挨拶でシンポジウムを終了しました。

今回は、高校生56名、小中学生20名、大学生11名、保護者・教員などの大人56名、合計143名の参加がありました。参加者からは「ここだけの話が聴けて大変面白かった」「ITと生物多様性がどう関わっているかがよくわかった」などの感想が寄せられ、大変有意義な会となりました。ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。