校長ブログ
3年生普通科が大学教員から「金融リテラシー入門」で家計管理を学習~18歳成人によってできること~【5月30日】
5月30日(金)4限に、3年生の普通科3クラスが、関西大学商学部の髙屋定実教授から「高校生のための金融リレラシー入門」と題した講義を受けました。
飲酒や喫煙や競馬等の投票権の購入は20歳にならないとできないが、成年年齢が18歳に引き下げられたことから、「親の同意がなくても契約できる」ことを①携帯電話の契約、②一人暮らしの部屋を借りる、③クレジットカードをつくる、④ローンを組む などができるようになり、家計管理の重要性を学びました。
家計管理のポイントは、収入ー支出=貯蓄は×で、収入ー貯蓄=支出が○であり、「必要なもの」と「欲しいもの」を自問して必要なものを優先することなどを学びました。金融トラブルの手口を知り、貯蓄できる仕組みを作ることも学びました。
金融の仕組みを知って、トラブルに巻き込まれずに、成人として過ごして欲しいと思います。
2年生農業科学科の「こっこくらぶ」の生徒たちが鶏の魅力動画作成~校長室でみせてくれました~【5月23日】
5月23日(金)、2年生1組(農業科学科)の鶏の世話をしている「こっこくらぶ」の生徒たち4人が動画を作成し、代表の茅原琉星くんが杉村先生と一緒に、校長室を訪ねて動画を見せてくれました。
文部科学省が募集している専門高校の魅力発信に係る動画に募集するようで、本校で飼われている様々な鶏の特徴や、卵から雛(ひな)がかえるまでを早送りした映像や、様々なアングルで撮影した映像などを取り入れて1分にまとめ、本当に素晴らしい内容で感動しました。時間を掛けて作成したのがわかります。放送部の大会のテレビ番組部門に提出しても上位に入れるような素晴らしい映像で、多くの人に鶏の魅力が伝わればいいですね。いつか、校内でも上映会をやりたいですね。
「こっこくらぶ」の動画作成メンバー:2年1組 茅原 琉星、新免 海醒、藤原 拓斗、山本 結翔
PTA総会が実施~保護者と教員が一緒になって生徒を育てていきましょう~【5月22日】
5月22日(木)、PTA総会が開かれました。はじめに、令和6年度のPTA会長の小松氏からのあいさつがありました。校長の私からは、学校の現状の報告と、PTAは保護者と教員が一緒になって生徒を育てるための大切な組織であり、明るく(A)、楽しく(T)、満足のいく(M)のATMの学校にしていきたいと伝えました。
報告では、令和6年度のPTA事業報告と決算報告及び監査報告があり、令和7年度PTA役員報告のあと、令和7年度PTA会長の竹田会長からあいさつがありました。令和7年度PTA事業計画と会計予算などが報告されました。
今年度の1年生には残念ながらPTAに非加入の方があり、保護者と教員が共に子供達を育てる組織の趣旨からは大変残念なことですが、PTAに入会して良かったと思っていただけるように、学校も一緒に取り組んで参ります。
総会後には、各学年で学級懇談会や学年懇談会、進学や就職説明会が行われました。ご参加いただきました保護者の皆様ありがとうございました。本校に対するご支援をよろしくお願い致します。
1学期中間考査の最終日に生徒大会(生徒総会)を実施~昨年度の報告と今年度の計画が決定~【5月22日】
5月22日(木)、1学期中間考査の最終日に、生徒会主催で生徒総会にあたる生徒大会が、体育館で実施されました。
生徒会長のあいさつの後、昨年度の生徒会活動の報告や生徒会会計、今年度の生徒会活動の計画と生徒会予算、規約(校則)の一部変更について、各生徒会執行部の担当から説明があり、すべて全校生から承認を受けました。
終了後に、来月に実施する「塔陵祭(文化祭)」のテーマである「SPOTLIGHT ~見せつけろ!今の輝きを~」が伝えられ、生徒指導部長の三浦先生から、校則の一部見直しや列車や佐用駅でのマナー(だいぶんよくなっているが一部の生徒がまだ問題)、ひまわりボランティアの実施について説明がありました。
生徒たちにとって、ATM(A:明るく、T:楽しく、M:満足がいく)の学校を目指したいと思いますし、今の輝きを見せつけられる生徒会の活動になるように頑張って欲しいと思います。生徒会執行部の皆さん、議長や書記を務めてくれた皆さん、お疲れ様でした。
食堂のありがたさ~食堂の方も生徒から元気をもらっていると~【5月16日】
佐用高校の食堂は、4人の方がローテーションで3人体制で運営されています。本校の生徒の規模で、食堂がある高校は現在ほとんどありません。どこも利益があがらず、閉鎖になっていく高校もたくさんあります。本当に営業していただいてありがたく思います。
先日はカレーを食べましたが、今日は豚丼を食べてみました。美味しい味付けで元気をもらいました。
食堂を営業されている山本さんにインタビューをすると、「昔から営業していますが、いつも佐用高校の生徒から私たちも元気をもらっています。」とありがたい言葉をいただきました。また、今年度から学級数が減って生徒数が減っていますが、営業の経営は大丈夫なのかが気になって質問すると、「今年から1年生の利用が増えて、昨年度よりも売り上げが増えています。感謝しています。」と言って頂きました。
高校に食堂があるのは当たり前ではありません。無くなっていく高校がたくさんありますので、生徒の皆さんも少しでも食堂を利用して、我が校の食堂を守りましょう。来週から1学期中間テストがはじまり、テスト中の食堂の営業はありませんが、テストをしっかり頑張って、また食堂をのぞいてみてくださいね。
※トップページから「食堂メニュー」もご覧ください。
防災訓練の実施~備えあれば憂いなし~【5月14日】
5月14日(水)の4時間目に、第2食物教室から出火したと想定して、避難訓練を行いました。西側からの避難ができないとして、避難経路を東側として体育館前の前庭に全校生が避難しました。
火災発生の非常ベルが鳴ったあと、事務室から全校放送で待機や避難の連絡をして、貴重品を持って、生徒と教職員が避難しました。各学年主任から教頭先生への点呼の報告があり、校長の私に全員無事の報告を受けました。避難に要した時間は約6分。
総務部長の谷口先生から訓練の意味の説明の後、校長講評では、時間よりも無事を確認する点呼が重要であり、火事か地震か水害か、何が起きているかの確認が重要で学校では放送をよく聞いて行動する大切さを伝えました。今年は阪神淡路大震災から30年目の年であり、佐用町でも16年前の豪雨での大水害が起こって、いつどこで送るかわからない災害なので、避難経路の確認など常に備えた行動をしてほしい。「備えあれば憂い(心配)なし」を忘れないでほしい。
校長が放送室から生放送でお昼の放送~生徒の皆さんにメッセージを~【4月24日】
「みなさんこんにちは。4月24日木曜日お昼の放送の時間です。先週金曜日に引き続いて、校長の小倉裕史が、第1校舎2階の放送室から生放送でお送りしています。」と、CDのBGMを流しながら始めました。佐用高校では、放送部員が3年生2名(今日1人3年生が入部して3名になりました)しかいません。お昼の放送では、CDで音楽を流していますが、今日で校長が2回目のDJ形式でお昼の放送をしました。生徒の受けはわかりませんが・・・・。
今日4月24日は、「植物学の日」。日本の植物学の父と言われる、牧野富太郎博士の誕生日を記念して制定されたことや、以前、朝の連続テレビ小説の「らんまん」で、神木隆之介が「槙野万太郎」という名前でモデルになったことを伝え、牧野富太郎博士は、約40万枚の植物標本を収集して、1500種類以上の植物の名前をつけたので、農業科学科のある本校では、植物に接する機会も多いかと思いますが、「植物学の日」にちなんで、植物に目を向けるのもいいかもしれませんね。と呼びかけました。
お昼の放送に限らず、学校の様子や様々なメッセージが伝えられるきっかけになればうれしく思います。
農業科学科の施設や鶏舎・牛舎などを見学~本校の農業の魅力を発見~【4月23日】
農場長で農業科学科長の竹内先生の説明で、校内の農業科学科の大きなトラクターやトラックや様々な施設をはじめ、鶏舎や牛舎、ビニールハウスや果樹園などの見学をしました。
鶏1000羽が毎日800個産む、名産の「さよたま」の見学は、機械化も進み選別されて丁寧に扱われており感動しました。世界で一番小さい鶏のつがいの飼育や様々な研究もされていることも知りました。また、牛舎では生まれて間もない子牛や出産を控えた牛などを含めて20頭が飼われていて、生き物の命の繋がりを知りました。
草花や野菜がハウスで作られて、地元地域の方が次々と苗を買いに来られているのにも遭遇し、地域に貢献していていることも直接知りました。校内から少し離れたぶどうの果樹園も、丁寧に管理されている状況で感動しました。動物や植物に触れる本校の魅力を、多くの人にもっと知ってもらいたいと思います。
校長の私も先日の「アスパラ」に引き続き、今日は「さよたま」を買って帰りました。一般の卵と比べものにならない黄身の濃さと割ったときの盛り上がりに、高級感を感じます。本当に美味しくて感動です。いつもお世話をいただく先生方や農業科学科の生徒に感謝します。苦労も多いと思いますが、魅力・特色をさらに発信していきたいと思います。
家政科が「前期家庭クラブ総会」を実施 ~笑顔で主体性を持って活動しよう~【4月23日】
4月23日(水)4限目に、保育大教室で「前期家庭クラブ総会」が開かれ、家政科の1~3年生が参加しました。
3年生の塩谷さんの開会の言葉にはじまり、校長挨拶では「まけば生え まかねば生えぬ 良し悪しの 人は知らねど 種は正直」の言葉を通して、人が見ていようがいまいが関係なく、種まきをすればそれに見合った結果が芽となり花となり実となるので、楽しんで家庭クラブの行事を頑張ってほしいと伝えました。
会長の橿村さんの挨拶では、「笑顔で主体性を持った活動」を呼び掛けてくれました。役員紹介のあと、議長団として勝田さんと山口さんが進行してくれました。昨年度の事業報告、決算報告、今年度の行事予定、予算案が承認されました。
家政科長の前野先生から、来年度に本校が県の家庭の5つの高校の代表として関わること思いを伝えていただき、「学校家庭クラブの歌」を全員で斉唱して終わりました。笑顔で素晴らしい主体的な活動になるように願っています。
1年生の野外活動 レクレーションとHAPで「絆」が深まりました【4月21日】
4月21日(月)、1年生がバス3台に分かれて、県立嬉野台生涯教育センターに移動して、各班に分かれてレクレーションとHAP(ひょうご冒険教育(Hyogo Adventure Project:HAP)を行いました。
レクレーションは、体育館で積木のような板の棒を、個人やチームでいかに高く積むかを競争したり、崩れない橋のような建築物を作成したり、色々と工夫をしながら取り組みました。1m以上の高さまで積んだり、一生懸命に取り組んで「楽しい」と言って盛り上がりました。
HAPは、移動した広場で、様々なルールのもとに自己紹介したり工夫してゲームを行って、仲間の絆を深めました。体育館の裏の広場で昼食を食べて、午後からはレクレーションとHAPを入れ替わって取り組みました。今日の野外活動で、仲間との「絆」が深まっていれば嬉しく思います。学校に帰って、解散して帰路に着きました。