福祉探求科

福祉探求科だより

鉛筆 福祉探求科3年次介護福祉士国家試験激励会

 いよいよ令和6年1月28日(日)に、介護福祉士国家試験が施行されます。それに先立ちまして、福祉探求科3年次を対象に激励会を実施しました。

 

 校長先生、学年主任より激励の言葉をいただき、生徒の代表が、国家試験に取り組む決意の言葉を述べました。3年間の学びの集大成がしっかりと発揮できるよう応援しています。

会議・研修 福祉探求科2年次実習報告会(介護実習Ⅰ-4)

令和5年12月21日(木)5,6限を活用し、福祉探求科2年次介護実習Ⅰ-4の実習報告会を実施しました。2年次のこの実習では3年次の「介護過程実習」に臨む前の準備となっており、対象の利用者を自分たちでアセスメントするという取り組みがありました。10日間の中で利用者の全てを知ることは困難で、時には質問攻めにしてしまい、利用者の機嫌を損ねる失敗もありました。しかし、「ケアの基本はその人を知ることから始まる」といった基礎に立ち返り、それぞれが利用者理解に努力しました。

 

また、集めた情報をもとにその方に最適なレクリエーションを提供するという課題もあり、それぞれが準備したレクリエーションを実施させていただきました。職員の方々にはお忙しい中、本当にお世話になりました。改めてお礼申し上げます。

    

    

    

16もの施設で28名が実習を実施させていただき、それぞれの学びを発表し合いました。一人ひとりの気づき、課題などを共有できましたので、この学びを3年次の実習に向けて活かしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

会議・研修 福祉探求科3年次 介護実習閉講式

令和5年12月20日(水)福祉探求科4期生の介護実習閉講式が執り行われました。1年次より6回にわたり、合計450時間以上の介護実習を行ってきました。また、福祉探求科で3年間培ったそれぞれの学びをグループで発表しました。

  

テーマは次の通りです。

・リロケーションダメージへの支援~回復に向けた取り組み~

・下肢筋力維持・他者との関係維持の取り組み

・Aさんから見た福祉用具

・レクリエーション~失敗から学ぶ声掛けと環境設定~

・介護実習のまとめ

・ひょうごの達人での学び

・福祉探求科での学び

    

校長先生をはじめ、年次主任、多くの先生方に見守られ発表している姿は堂々としており、3年間積極的に学んできた集大成の場となりました。記念講演として宝塚市立養護老人ホーム福寿荘池下さまよりお話をいただき、生徒たちも自身のこれまでを振り返るよい機会となりました。実習でお世話になりました施設の皆様にも改めて感謝申し上げます。

     

  

1月28日には介護福祉士国家試験に36名が挑戦します。当日までしっかりと準備し取り組んでいきたいと思います。

会議・研修 実習報告会Ⅰ-2

12月5日(火)5,6限に、福祉探求科1年次の実習報告会を実施しました。

11月6日~11月17日にかけて10日間の実習で学んだこと、気づきの共有を行いました。前回9月には「コミュニケーション実習」、今回は「ケア実習」として、個々に応じた科学的根拠に基づく生活支援技術の理解を目標に取り組んでまいりました。

特に印象的だったのは、「できないところに着目するのではなく、できるところに視点を置いた支援」や「利用者様の誇りを大切にする」といった発表でした。一人ひとりを理解することが、その方に合った支援につながるということを実感してきたようです。

来賓には、武庫アルテンハイムの施設長 黒瀬様にお越しいただき、講評をいただきました。その中で、「介護は変化の連続である」という言葉をいただき、本当にその通りだと感じました。また、実習生のうちにたくさん挑戦することや知識は武器であるといったお話をいただき、生徒たちも2年次の実習に向けて新たな決意をした様子でした。

  

  

お世話になった施設の方々、改めましてありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

実習報告会

9月5日(火)より2週間、福祉探求科1・2年次が行ってきた介護実習についての報告会を実施しました。

1年次の実習Ⅰ-1は、「コミュニケーション実習」とも言われており、あらゆる支援の基礎となるコミュニケーションについて学んできました。傾聴、受容、共感の技法を用いて、さまざまな利用者さんと関わる中で、認知症の方への対応方法などを知ることができました。

2年次の実習Ⅰ-3は、「レクリエーション実習」とされ、その施設の利用者さんに合わせたレクリエーションを自分たちで考え実施する機会をいただきました。個別性を大切にすると、集団でのレクリエーションが難しかったり、集団を大切にすると参加できない方がいらっしゃったりと、試行錯誤の連続でした。

 

両日とも、宝塚市立養護老人ホーム福寿荘の施設長 池下さまにお越しいただき、講評を頂戴しました。池下さまは本校の卒業生でもあり、1期生から指導していただいています。実習の中でのトライ&エラーに果敢に挑み、たくさん学んでくださいとお言葉をいただきました。

 

  今回の実習では多くの気づきと課題が出ました。次回11月実習でもしっかりと学びたい、と生徒たちは力強く発表していました。お世話になった施設の方々、本当にありがとうございました。