福祉探求科だより
実習報告会
9月5日(火)より2週間、福祉探求科1・2年次が行ってきた介護実習についての報告会を実施しました。
1年次の実習Ⅰ-1は、「コミュニケーション実習」とも言われており、あらゆる支援の基礎となるコミュニケーションについて学んできました。傾聴、受容、共感の技法を用いて、さまざまな利用者さんと関わる中で、認知症の方への対応方法などを知ることができました。
2年次の実習Ⅰ-3は、「レクリエーション実習」とされ、その施設の利用者さんに合わせたレクリエーションを自分たちで考え実施する機会をいただきました。個別性を大切にすると、集団でのレクリエーションが難しかったり、集団を大切にすると参加できない方がいらっしゃったりと、試行錯誤の連続でした。
両日とも、宝塚市立養護老人ホーム福寿荘の施設長 池下さまにお越しいただき、講評を頂戴しました。池下さまは本校の卒業生でもあり、1期生から指導していただいています。実習の中でのトライ&エラーに果敢に挑み、たくさん学んでくださいとお言葉をいただきました。
今回の実習では多くの気づきと課題が出ました。次回11月実習でもしっかりと学びたい、と生徒たちは力強く発表していました。お世話になった施設の方々、本当にありがとうございました。
福祉探求科第6期生介護実習開講式
9月5日(火)より、福祉探求科1・2年次生が、いよいよ介護実習に取り組みます。
1年次生にとっては初めての実習となるので、9月4日(月)、介護実習開講式を実施しました。
校長先生、年次主任より激励の言葉をいただき、生徒の代表が「実習への誓い」を立てました。初めての実習に、不安や期待を抱きながらそれぞれの施設へと向かいます。
受け入れ実習施設のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
高大連携~武庫川女子大学~
8月29日(火)午後から、福祉探求科3年次が武庫川女子大学を訪問し、社会福祉学科の講義を受け、在学生と交流させていただきました。7月には本校に来ていただきましたので、2回目の交流です。
講義のテーマは「多文化ソーシャルワークの魅力」と「障害福祉とソーシャルワーク」の2講座でした。
外国の方との共生をいかにしていくか、障害を抱える方の声なき声に耳を傾けていくことの大切さといった介護福祉士として、視野の広がる講義となりました。このような機会をいただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
さて、3年生次は9月4日より、介護実習に行ってまいります。
今回で最後の実習ですが、これまでの集大成として「介護計画の立案・実施評価」に取り組みます。実際の利用者に対して自分たちで考えた介護計画を提供していきます。
実習施設のみなさま、3週間どうぞよろしくお願いいたします。
「福祉探求科公開授業」
8月23日(水)・24日(木)の2日間、福祉探求科では中学生のみなさまに向けて公開授業を実施しました。
教室で座学をしている様子や特別非常勤講師による講演会、また実技を練習している様子などを見ていただきました。
暑い中でしたが、多くの中学生・保護者の方にお越しいただき、生徒たちも日ごろの学習の成果を発揮する良い機会を
いただきました。生徒たちは中学生のみなさんに積極的に話しかけ、対応している様子が見られました。
そのような成長を大変うれしく思います。
さて、福祉探求科では、8月21日より授業がスタートしています。
厳しい暑さの中ですが、9月からの実習に向けてそれぞれ準備を進めています。実習を受け入れてくださる施設の皆様、
どうぞよろしくお願いいたします。
兵庫県高等学校福祉教育フェアが実施されました!
8月1日(火)県立日高高校で開催された「福祉教育フェア」に参加してきました。
本校福祉探求科からは介護技術コンテストとベッドメイキングコンテストにそれぞれ2チームずつエントリーしました。兵庫県全域の福祉を学ぶ高校生が一同に会し、日ごろの学びの成果を披露しました。
介護技術コンテストは、ある事例の利用者への介護を提供する様子を、現役の介護福祉士など3名の方に審査してもらい、競技しました。ベッドメイキングコンテストは、2人で協力してベッドを整えるという課題でした。出場した4チームとも、7月後半の授業後、毎日遅くまで残り、コツコツと練習を積み重ねてきました。特に介護技術コンテストでは、一人一人のケアに対する思いをぶつけあい、話し合い、時には険悪なムードになりながらも最後までしっかりと準備しました。
緊張の中、それぞれの力を発揮し、2チームが優秀賞をいただきました。大満足!とはいきませんでしたが、一人ひとりが「やり切った!」と良い表情だったと思います。
開催にあたり、準備してくださった日高高校の皆さん、本当にありがとうございました。