校長室より
詩人の言葉
詩人の言葉
「朝、家を出てから、学校に着くまであったこと、見たことをきちんと言葉で伝えられればいい。詩を書くのはそのあとでいいでしょう」
詩人の谷川俊太郎さんの言葉です。劇作家・演出家の平田オリザさんとの対談が済み、会場にいた若手教師が谷川さんに、今の子どもたちに最も大事な「国語の力」は何かと質問しました。自由な発想や想像力といった答えを誰もが想像しましたが、答えは冒頭の言葉でした。平田さんは「背筋が伸びる思いだった」と振り返ります。
谷川俊太郎さんは、私たちが日常生活で用いるような平易な言葉を使って、鋭く奥行きのある詩を書かれる詩人です。その谷川さんの言葉ですから、余計に重みを感じます。何も特別難しい言葉を用いる必要はない、家から学校までにあったことや見たことを言葉で伝えられれば、そこから詩が生まれるまではほんのわずかだ、ということでしょうか。
私はもちろん詩人ではなく、一人の高等学校の教員ですが、生徒や先生方に何かを伝えたいと思い、文章を書いたり、全校集会で話したり、歌ったり(!)しています。
動画による学校紹介
学校紹介・美術工芸部紹介
サンテレビ「4時!キャッチ」2020/7/15
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