校長室より

ウルトラマン

ウルトラマン

 懐かしのウルトラマンです。最初の「ウルトラマン」は1966年から67年にテレビ放映されましたので、私が5歳~6歳の時で、今でもしっかりと覚えています。映画「シン・ウルトラマン」が封切られましたので、ウルトラマン推しの私としては、見に行かざるを得ません。

 映画館には、私と同年代と思われるおじさんたちがたくさんいました。映画自体は、ツッコミ所満載です。なぜシン・ウルトラマンには「カラータイマー」がないのか。なぜシン・ウルトラマンが飛ぶときに「シュワッチ」と言わないのか。俳優Aの顔が、ウルトラマンに似てくる。俳優Bが巨大になって、ビルを壊す。俳優Cはメフィラス星人だが、居酒屋でお酒を飲む。ミサイルの請求書は防衛省に回しておけ。主題歌は米津玄師の歌。

 不思議な出来事が満載ですが、クレジットに何回も登場する庵野秀明さんのウルトラマンへの深い愛情を感じました。特に最後の場面では、テレビ放映のウルトラマン最終回への深い思いが感じられました。ウルトラマン推しのおじさんには、感動の嵐でした。若い人が見たら、どのように感じるのか、聞いてみたいと思います。

 「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」「シン・ウルトラマン」と続きましたが、次は「シン・仮面ライダー」の予告がありました。何でも「シン」をつければ、新しい映画になるのでしたら「シン・幹線」とか「シン・日本プロレス」とか「シン・型コロナウィルス」とかもどうでしょうか。最近のギャグは脚韻がほとんどでしたので、今回は頭韻でいってみました。