自信と過信は紙一重
自信と過信は紙一重
日本代表も務めた、プロサッカー選手の大久保嘉人(おおくぼ よしと)さんが現役を引退されました。彼は現役時代にフォワードとして活躍し、J1通算最多得点記録191得点をマークしましたが、J1通算最多イエローカード記録104枚をマークした、いわゆる「やんちゃ小僧、熱い男」です。
大久保選手は長崎県国見高校の出身ですが、国見高校と言えば、小嶺忠敏(こみね ただとし)監督です。全国高校サッカー選手権で6回優勝した大監督ですが、長崎県の教員を定年退職した後も、長崎総合科学大学附属高等学校の監督として活躍されましたが、残念ながら2022年1月に亡くなられました。
小嶺監督が大久保選手にかけた言葉で、大久保選手が今でも覚えているものが、冒頭の「自信と過信は紙一重」という言葉です。小嶺監督は、サッカー選手としての大久保さんのことを、非常に高く評価していたに違いありません。だからこそ、プロの世界へ飛び込む大久保選手にこの言葉を送ったのだと思います。
プロの選手ですから、自信がなければやっていけません。またプロの選手で期待されながら、思うように活躍できずに姿を消してしまう選手たちも後を絶ちません。自信は必要ですが、過信になってはいけません。しかし、その境目は本当に微妙な差でしかありません。その事をよく自覚して練習に、生活に励みなさいということです。私がこの言葉を聞いたとき、これはプロの選手だけに当てはまるものではないと感じました。学生であったり、社会人全般に当てはまると思ったので、ここで紹介しています。生徒の皆さんも、自信をもって、過信せずに、都心で、ニシンでも食べて、ミシンを使って、苦心してください。
学校紹介・美術工芸部紹介
サンテレビ「4時!キャッチ」2020/7/15
Copyright(C)2019-
Kodera High School of Hyogo
All rights reserved.
このサイトの著作権はすべて
兵庫県立香寺高等学校にあ
ります。画像・PDFなど、
サイト内にある全てのコンテ
ンツの流用を禁じます。