〒651-1102 兵庫県神戸市北区山田町下谷上字中一里山9-107
TEL 078-591-1331 FAX 078-591-1332
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2月5日(日)、兵庫高校において、県教育委員会主催「高校生SDGs探究発表会」が開催されました。同発表会は、高校生のグローバルな社会課題等の関心を高め、課題発見能力、問題解決能力、そしてコミュニケーション能力の向上を図ることを目的としています。
講堂をメイン会場に、兵庫高校をはじめ、文部科学省の研究指定を受けている御影高校や柏原高校など、探究活動に積極的に取り組んでいる学校から生徒の皆さんが一堂に会し、研究成果の発表と情報の共有を行いました。
本校からは第2学年の岡坂星音さんと北川快さんが参加し、総合的な探究の時間で取り組んだ課題研究の成果を発表しました。岡坂さんの研究テーマは、「肉と魚、需要が高いのはどちらか」、北川さんのテーマは、「色が人に与える効果」でした。ポスターセッションを通じて、課題を捉える力、論理的に考察・分析する力、課題解決に向けた道筋を見出す力、そしてこれらの取組の成果を仲間と共有する力など、持てる力を存分に発揮する姿に、引率された先生方も心を動かされたとのことです。
今後の高校生活においても、探究活動を通じて培った力は大いに生かされていくことと思います。さらなる高みを目指して立ち止まることなく仲間とともに歩み続けることを切に願っています。
第2学年の総合的な探究の時間における開講講座のひとつ、「北区はワクワクドキドキであふれている~北区ミリョク発見!!~」では、神戸市北区役所まちづくり課様のご指導のもと、地域の課題解決や魅力発信に取り組んでいます。
地域の魅力を発信するためのプロジェクトとして取り組んできた「北区の米粉と特産品を使ったパンづくり」の発表の機会として、1月29日(日)の11:30より、ベルスト鈴蘭台3階でパンの販売を行いました。ぱん屋kokoro様、株式会社ヒトトバ様、結café様にご指導いただきながら高校生の視点で企画した4種類のパン、「JK開発ころっけサンド」、「二郎のおいしさギュッとつめ米ケーキ」、「#メロメロメロンパン」、「二郎ジャムのコッペパン」は、文字通り飛ぶように売れて行きました。わずか17分40秒での完売でした。
販売前から列を作ってお待ちいただいたお客様や完売後に来店いただいたお客様からの温かいお声かけやお心遣いから、生徒たちは働くことの大切さや素晴らしさを実感として捉えることができたようです。
ご指導いただきました皆様、このたびは誠にありがとうございました。
10月28日(金)の6時間目、第2学年の総合的な探究の時間において、高大連携関係にある5つの大学より講師の方々、また神戸市北区役所まちづくり課からは地域連携担当者様をお招きし、高大連携授業第1回を実施しました。
第2学年の総合的な探究の時間では、5月から10月前半にかけて、SDGsをテーマに探究活動に取り組みました。年度の後半にあたる10月下旬からは、外部から専門家の先生方をお招きし、グループに分かれてSDGsの視点や知識を生かしながらゼミ形式で課題研究に取り組みます。11月から1月にかけての探究活動を通じて得た研究成果を2月中旬のグループ内発表会と学年成果発表会において共有する予定です。
講座名とご担当いただく先生方を以下にご紹介します。
1 SDGsとマーケティングの好循環を考える:流通科学大学副学長 清水信年 様
2 地域観光とSDGs:流通科学大学人間社会学部准教授 山川拓也 様
3 未来社会に対応した教育の姿を考える:神戸常盤大学副学長 大森雅人 様、同大学教育学部教授 中西理恵 様
4 模擬裁判を通じて学ぼう!:神戸学院大学法学部准教授 佐藤弘直 様
5 模擬国連体験:神戸学院大学グローバルコミュニケーション学部教授 荒島千鶴 様
6 SDGsを探そう~身近な生活に視点をおいて~:神戸松蔭女子学院大学准教授 奥井一幾 様
7 Make Robot Project:神戸芸術工科大学プロダクトインテリアデザイン学部長 相良二朗 様
8 北区はワクワクドキドキであふれている~北区ミリョク発見!!~:神戸市北区役所総務部まちづくり課 坂田ひなの 様
10月26日(水)の5・6時間目、第1及び第2学年の国際コミュニケーションコース在籍生徒を対象に、流通科学大学より10名の留学生をお招きし、留学生交流会を開催しました。
8月22日(月)と23日(火)の両日で開催した夏季集中講座では、「英語を母語とするALTの先生方との活動を通じて、他国の文化を知り、自国の文化を伝える力を身につけること」を目的に掲げ、他校から6名ALTの先生方をお招きして様々なプログラムを通じて異文化理解とコミュニケ-ション能力の向上に取り組みました。
一方、今回開催した留学生交流会では、「英語を母語としない、年代の近いアジア諸国からの留学生の皆さんとの交流を通じて、他国の文化や言語についての知識を得ること」を目的として、各国(インドネシア、ベトナム、カンボジア、バングラデシュ、フィリピン、ミャンマー、モンゴル、中国)から留学のために来日された少し年の離れた同世代の先輩方との交流を通じて、アジア圏の近隣諸国の言語や文化についての知識を深めました。
流暢な日本語で自国の文化や将来の夢を語る先輩方の姿に、留学への憧れの気持ちをかき立てられた生徒も多数いたようです。好奇心を羅針盤に、自らの将来像を自由に描いてもらいたいと思います。
10月12日(水)の5・6時間目、全校生徒を対象に、今年度の人権ホームルームのテーマ、「障害者に関わる人権」にもとづき、県立神戸聴覚特別支援学校より青木美静先生をお招きし、人権講演会を開催しました。
ご自身も聴覚に障害をお持ちである青木先生より、手話と発語でご講演をいただきました。司会公募に応募した2名の生徒が、事前に学んだ手話を生かしながら、スムーズに講演を進行してくれました。
引き続き、感染対策として、1・2年生が体育館、3年生が講義棟(リモート)に分かれた形での受講となりましたが、青木先生の思いが伝わる一体感のあるご講演となりました。
ご講演では、「人権とは」、「手話のメリット」、「健常者に配慮してもらいたいこと」などについてお話をいただきました。ご講演の後半には、生徒たちがペアになって、「よろしくお願いします」、「学校名」、「私の趣味は~です」、「ありがとうございます」などの手話を体験しました。
青木先生からは、「聞こえても聞こえなくても同じ人間。少しだけ違いがあるだけ。解決できない違いではない。コミュニケーションの壁は、解決できない課題ではない。『寄り添う』、『歩み寄る』、『向き合う』気持ちを持ってもらいたい。かけがえのない3年間を思い切り生きて欲しい。楽しいことも苦しいことも含めて、思い切り頑張ったと振り返ることができる高校生活を送って欲しい」とのメッセージをいただきました。
ご講演終了後、会場を会議室に移して、希望者を対象に交流会を行いました。参加した生徒たちが、筆談と手話を用いて講演で学んだことなどを共有しました。参加した先生方や生徒の皆さんの真っ直ぐな思いと上手な手話にただただ感動しました。
青木先生、校務ご多用の中、人権講演会の講師をお受けいただき誠にありがとうございました。
9月29日(木)、第14回体育祭を開催しました。7月中旬からの第7波の到来以降、未だ収束の兆しが見えないコロナ禍の中にあっても、大幅に規模を縮小する等の変更を加えることなく無事に体育祭を開催できたことを大変嬉しく思います。体育祭の安全で安心な開催に向けて、万全の体制で準備に取り組んだ生徒指導部や保健体育科の先生たち、そして生徒会執行部等、準備に携わったすべての生徒の皆さんに心から感謝の意を表します。
体育祭は文化祭と並ぶ本校学校行事の二本柱のひとつです。生徒それぞれが、「自律心」と「行動力」発揮し、互いに個性を尊重し合いながら、ともに行事を盛り上げ、行事を成功へと導いてくれました。「元気」と「やる気」、そして「本気」に溢れる立派な体育祭でした。
昼休みには、PTAより全校生徒へ飲み物の差し入れをいただきました。細やかなお心遣いをありがとうございました。この場をお借りして心よりお礼を申し上げます。また、9月12日(月)に再開した食堂で、多くの保護者の方々が昼食を楽しんでくださいました。子どもたちの昼休みの憩いの場が戻ってきました。新たな食堂業者さんも頑張ってくださっていますので、リニューアルした食堂の応援も併せてよろしくお願いいたします。
さて、生徒たちは体育祭を通じて、限りある高校生活の若さと躍動の中で仲間との絆を実感として捉え、自らの成長を全身で感じるとることができたようです。保護者席で見守る3年生の保護者の方々の子どもたちの勇姿を微笑ましく見つめる眼差しにも心を動かされました。体育祭での「学び」や「気づき」は、生徒それぞれで異なるはずです。しかしながら、「今、この時」を共有したということは共通の掛け替えのない体験です。すべての生徒たちが、体育祭での「学び」と「気づき」を糧にして、年度後半を勢いよく駆け抜けることを心から願っています。
8月22日(月)と23日(火)の両日で、第1及び第2学年の国際コミュニケーションコース在籍生徒を対象に、夏季英語集中講座(Summer English Seminar)を開催しました。
同講座の目的は、次の2点です。
① 英語を母語とするALTの先生方との活動を通じて、他国の文化を知り、自国の文化を伝える力を身につけること
② 国際コミュニケーションコースに在籍する1年生と2年生の交流を深める機会とすること
1年生と2年生で小グループを作り、午前と午後のそれぞれに50分のワークショップを2コマ入れたプログラムに取り組みました。本校で勤務する2名のALTに加え、他校(神戸甲北高校、宝塚西高校、東灘高校、芦屋国際中等教育学校、尼崎西高校)より6名のALTの先生方をお迎えし、ワークショップを進めました。導入の「Games & Activity」では、ALTの先生方と校内各所に隠されたクイズを探し出して解答するミッションに取り組みました。夏の日差しの中で汗をかきながら校内を散策するアクティビティーを通じて一気にメンバーの結束が高まったようです。また、標高350mに位置する本校の過ごしやすさもあらためて実感することができました。
それぞれのワークショップでは、英語を使う機会をできるだけ多くする工夫がなされています。自己紹介や学校紹介、場面設定をしての情報交換、母国文化の紹介、ディベート(Topic:High schools should introduce online lessons.)など、充実した内容に、参加した生徒も大変満足したようです。
生徒の皆さんには、夏季英語集中講座での学びを2学期以降の学校生活に大いに生かしてもらいたいと思います。講師としてお越しいただいたALTの先生方、また、派遣をご承諾いただいた各校の校長先生方にはこの場をお借りして心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
8月15日(月)から17日(水)の2泊3日で、第1及び2学年の希望生徒を対象に、イングリッシュキャンプを開催しました。
従来より夏季休業中にオーストラリアでの短期研修を実施してきていますが、コロナ禍以降はISA主催の宿泊型エンパワーメントプログラムを活用し、国内において外国からの留学生の方々と英語のみで過ごす「イングリッシュキャンプ」を代替行事として実施しています。
今年度は、「あうる京北(京都府立ゼミナールハウス)」において、大阪府立東住吉高校の生徒の皆さんとともに様々なアクティビティーに取り組むことを通じて、英語によるコミュニケーション能力の向上に励みました。
アクティビティーのひとつ、「効果的な英語プレゼンテーションを学ぶ」では、英語による効果的なプレゼンテーションの在り方の具体を学び、グループリーダーが、「夢とその実現のために努力していること」をテーマに学びの成果を発表しました。生徒たちがいろいろなアクティビティーに取り組む様子は、本校ホームページのコース・国際交流事業部の記事でもご覧いただけます。
英語のみで過ごしたイングリッシュキャンプでの貴重な経験を、今後の学びに大いに生かしてもらいたいと思います。
7月30日(土)午前、本校国際コミュニケーションコースへの進学を考えている中学生の皆さんを迎えて、体験入学プログラムを実施しました。
講義棟での全体会では、コース・国際交流事業部長からはコースの特色、2年生のコース在籍者からはコースでの日々の取組、生徒会役員からは学校生活全般についての説明を行いました。パワーポイントや動画、そしてスピーチの実演など、生徒たちのコミュニケーション力が光るプレゼンテーションが印象的でした。
体験授業では、グループに分かれて英語、中国語、韓国語の授業を受けてもらいました。中国語や韓国語の授業では、ネイティブスピーカーの先生たちの説明や問いかけに最初は戸惑った人もいましたが、すぐに授業の流れに慣れ、楽しみながら初めて言語に対する学びを深めていたようです。
3つの体験授業を終えた後、在校生徒との座談会を行いました。2年生のコース在籍者が12グループに分かれて、事前アンケートをもとに参加者からの質問に答えていきました。質問に答えた後は、英語でフルーツバスケットを楽しむなど、各班それぞれの進め方で参加者の皆さんとの交流を深めていきました。日々の学校生活で培ったコミュニケーション力を存分に発揮する先輩たちの立ち居振る舞いを憧れのまなざしで見つめる参加者の様子に胸が熱くなりました。
7月29日(金)午後、第1回目学校評議員会を開催しました。
学校評議員会は、本校に関わる保護者や地域の方々、その他教育に関する理解と識見を有される方々をお招きし、日頃の取組やその成果、学校評価結果などをご報告させていただき、忌憚のないご意見やご提案を伺う貴重な機会となっています。
今年度は、昨年度に引き続き、PTA会長の工藤様、PTA役員の同窓会である「鈴蘭会」会長の柿本様、近隣自治会会長の小岡様、神戸電鉄鈴蘭台駅長の押場様、そして元高砂市教育長の佃様に学校評議員を委嘱させていただきました。
今回の話題の中心は、今年度の新入生から始まった個人所有のタブレット端末を日々の学びに活用する「BYOD」、3つの観点(①知識及び技能、②思考力・判断力・表現力等、③主体的に学習に取り組む態度)から評価を行う「観点別評価」、昨年度末に発表された「県立高等学校教育改革第三次実施計画」に基づく国際コミュニケーションコースの廃止への対応の3点でした。正確な情報に基づき、学校評議員様を含む本校関係者が一丸となって支え合いながら取組を推進するという思いを出席者全員で共有することができました。
いただいたご意見やご提案を生かしながら、引き続き日々の教育活動を主体的かつ積極的に展開していきます。
女子バレーボール部の北村さんと久斗さんペアが、近畿ビーチバレーボール高等学校選手権大会への出場を決めました。昨年度の北村さんと青木さんペアに引き続いての出場です。
PTA後援会が横断幕を贈ってくださいました。校務員さんが掲げてくれた横断幕の前で、感謝の気持ちを言葉にしてくれました。熱血顧問の寺西先生に入ってもらって昨年と同じアングルでの1枚です。7月26日(火)開催の近畿大会での健闘を心から祈っています。頑張れ!
慶野松原で行われた予選には、部員たちとの約束を果たして尾原前校長先生が足を運んでくださいました。尾原先生、ありがとうございました。
7月15日(金)、第1学年の生徒を対象に、総合的な探究の時間において、職業人講演会を開催しました。同講演会は、職業を通じて社会を知ること、社会的・職業的自立に必要な能力や態度を育成すること、職業に対して関心を持ち職業分野の視野を広げることを目的としています。
看護、理学療法、食と栄養、経営、情報IT、建築、幼児教育、通訳、消防、国際協力の10講座のうち、希望する2講座を受講できるように講座を編成し、たつの市民病院、むこがわ特別支援学校、NTT西日本、神戸市北消防署など、様々な地域から様々な専門領域の現職の方々をお迎えしました。講師の先生方には、それぞれの職業の特徴や日々の業務などについてわかりやすくお話ししていただきました。
生徒が講義メモに書き記した内容は多岐に渡り、各人の視点でしっかりと講義を受けていることがよくわかりました。
7月14日(木)、第1学年の生徒を対象に、校内レシテーションコンテストを開催しました。同コンテストは、昨年度立ち上げた新たな英語科主催の学年行事です。人前で話す経験を通して、英語によるコミュニケーション能力や表現力の向上を図ることを目的としています。
論理表現Ⅰの授業で予選を行い、その中で各クラスの生徒全員が発表を経験しました。本選にあたる校内レシテーションコンテストでは、各クラスの代表に加えて有志の生徒たちが、史上最年少でノーベル平和賞を受賞した人権活動家のマララ・ユスフザイさんのスピーチを題材に、熱意溢れるレシテーションを披露しました。
「話し上手は聞き上手」との諺が示すとおり、話すことが上手な人は聞くことに長けています。また、聞くことが上手な人は話すことが上手です。コミュニケーション能力は、複雑に入り組んだ現代社会を背負って立つ生徒たちに求められる第一の力といっても過言ではありません。
発表者と聴衆が心を合わせて穏やかな時を共に過ごした今回の経験は、すべての生徒にとって、今後の大いなる成長の糧とになると確信しています。
平成27年6月の公職選挙法等の一部を改正する法律の成立・公布に伴い、選挙権年齢が満20歳以上から「満18歳以上」に引き下げられました。平成26年実施の国立国会図書館による調査によれば、世界の国々のおよそ9割が下院(日本においては衆議院)の選挙権年齢を「18歳以上」と定めています。複雑かつ急激な変化を重ねる現代社会を生きることになる若い世代にとって、選挙を通して積極的に政治に参加し、自らが生きる社会を自らの意思で変えていく力が求められています。
本校では、兵庫県弁護士会より弁護士の方々にご来校いただき、3年生を対象に、2時間×2日の計4時間の有権者教育講演会を実施してきています。今年度は、7月13日に4名の弁護士の方々のご指導の下、第3学年団の2名の先生による国政選挙の模擬党首討論、代表生徒3名による市長選挙の模擬演説を行い、1週間後の19日に模擬投票を行うという流れで学びを深めました。選挙の仕組みを専門家の方々から伺うことで、一票の大切さや投票を通じた政治参加の意義を実感として捉えることができました。
期末考査期間中の7月4日(月)、6日(水)、7日(木)の3日間で、AED・心肺蘇生法職員研修を実施しました。 1日につき2グループずつの計6グループに分かれて、同じ内容の講義と実技実習を行う形で研修を進めました。
生徒たちの大切な命を預かる私たち教職員にとって、救急救命研修は欠かすことのできない大切な学びの機会です。まさかの時に備えて万全の体制を整えておくために、継続的に研修を重ねるように努めています。とりわけ身体に負担がかかる夏を迎えるにあたり、これまで培った知識と技能を今一度確かめ直すことはとりわけ重要です。昨年度に引き続き、 AED実習用のボディーにマスクを着用するなどのコロナ対応に加え、熱中症予防に向けた研修も併せて行いました。
救急車の到着までの1次救急を、私たち教職員が心肺蘇生法を行うことで担います。学校における医療の専門家である養護教諭は、救急救命士に患者を引き渡す2次救急を担うことになります。今回の研修の講義では、養護教諭より、「ドリンカーの救命曲線」を用いた蘇生率について学びました。緊急事態の発生後3分に心肺蘇生を始めた場合の蘇生率は、約75%、4分後では約50%、7分後では約10%、10分後に至っては0%に限りなく近づくとのことでした。神戸市内における救急車の到着時間は約5分とのことですので、私たち教職員が迅速かつ適切に初期対応をできるか否かが命を救うための分岐点になります。
今後も生徒の皆さんが安心して学ぶことができる学校づくりにしっかりと取り組んでいきます。
6月27日(火)放課後、今年度第1回目の「フラワープロジェクト」を実施しました。
全県の県立学校が取り組む「高校生ふるさと貢献・活性化事業」の一環として、本校では地域(神戸市北区)をフィールドとした「クリーン&フラワー大作戦」を企画・実施しています。今回は、神戸電鉄鈴蘭台駅前に置かせていただいているプランターの植え替えを行いました。
近隣の園芸店「ポピー」さんの澤店長様にご指導いただきながら、陸上競技部とソフトテニス部の部員たちが花の苗をひと株ひと株大切にプランターに植え付けて行きました。心を癒やしてくれる花やその他の植物が身近にある生活は、私たちの人生をより豊かなものにしてくれます。このたびのプロジェクトも、勉強や部活動、学校行事などに日々懸命に取り組む生徒たちの生活に豊かな彩りとさらなるエネルギーを与えてくれる貴重な機会となりました。
北区役所まちづくり課より、戸田様と坂田様が取材に来てくださいました。いつも本校生徒を温かく見守ってくださりありがとうございます。今後とも生徒たちへの支援をよろしくお願いいたします。
5月6日(金)と6月3日(金)の両日に実施した米国ワシントン州のグラハム カポウシン高校とのオンラインによる交流に引き続き、6月22日(水)の午後、韓国の順天高校との交流を同じくオンラインで行いました。
本校からは国際コミュニケーションコースの1年生41名が参加し、もう一方の順天高校からは日本語クラブの生徒12名が参加しました。両校代表の挨拶の後、10のブレイクアウトルームに分かれてグループでの交流を進めました。今回のテーマは、お互いに相手の言語を用いて「自己紹介をすること」と「最近はまっていることを伝えること」でした。途中、音声のハウリングや映像のフリーズ等のトラブルもありましたが、担当の先生たちの対応も手慣れたもので、安心して両校生徒の交流の様子を見守ることができました。教室に響く生徒たちの明るく元気な声を耳にして、次代を担う若者たちが互いにつながり通じ合うことの大切さを実感しました。
また今回は、両校交流の架け橋となってくださった兵庫県国際交流協会より、学校交流コーディネーターの高繁様と学校交流プランナーの季様が同席してくださいました。様々な国の高校生との交流の機会をさらに広げていくことができるよう、今後もお力添えいただきたいと思います。ご多用の中、遠方までお運びいただきありがとうございました。
6月16日(木)と17日(金)の両日で、9月の体育祭に並ぶ本校の学校行事の二本柱の一つ、「神戸鈴蘭台高校祭」を開催しました。
コロナ対応と教育活動の両立に向けて、生徒指導部の先生たちや生徒会役員の皆さんが中心となり、時宜に応じた文化祭の在り方をしっかりと検討してくれました。そのお蔭で、一定の制限はありますが、保護者の方々にも足を運んでいただけるようになりました。
今年度のテーマは、「#青春はいつだって期間限定 ~青春のエネルギーをこの一瞬に!~」。テーマに込められたメッセージ「準備の始めから本番のフィナーレまで、仲間と一緒に駆け抜けよう。高校生の『今』しかできない大切なものに! 大人になってもずっと忘れない文化祭にしよう!」をしっかりと胸に刻み込み、全校生徒が一丸となって全力で「神戸鈴蘭台高校祭」に取り組みました。
展示やパフォーマンスに足を運んでくださった人たちにしっかりと楽しんでいただく中で、それぞれの生徒が喜びを感じ、自らの成長を実感として捉えることができたとびきりの文化祭となりました。
昨年度より、国際コミュニケーションコースの1年生を対象に土曜英会話クラスを開講しています。
ALTの先生とともに学ぶ通常授業(英語コミュニケーションⅠと論理・表現Ⅰ)に加えて、さらに多くの英語と触れ、自らの思いや考えを他者と共有する体験を積み重ねてもらいたいとの思いが込められた特別講座です。
ECCから来ていただいている2名のネイティブスピーカーの先生方の熱意とユーモアに溢れる授業に、生徒たちの主体的に学びに向かう姿勢もこれまで以上に高められているようです。今後のさらなる飛躍に期待しています。
コロナ禍の中でもグローバル教育の機会を決して諦めることなく、国内でグローバルな体験ができるように様々な工夫を重ねてきています。そのひとつがオンラインでの国際交流です。昨年度の3月から3回シリーズで、米国ワシントン州のGraham Kapowsin High School(グラハム カポウシン 高校)とのオンラインセッションを実施しています。今回はその2回目にあたります。
本校からは、国際コミュニケーションコースの3年生が参加しました。今回のテーマは、「日本の公共交通機関を利用する際のマナーについて」です。現在GKの生徒の皆さんは、旅行についてのユニットを通して日本語を学んでおり、日本の公共交通機関を利用した際にはどのようなことに気をつければよいのかが知りたいと要望を受けた形のテーマ設定となっています。
流暢な日本語も交えたアットホームな雰囲気の中での交流の様子を目にして、face to faceのコミュニケーションの大切さをあらためて実感することができました。5月の次回のセッションが今から楽しみです。