研修の様子
12月9日(高)特別支援教育の視点を生かした生徒指導講座
〔研修の概要〕
講義: 高等学校における特別支援教育の現状と合理的配慮
演習・協議:特別な教育的支援を要する生徒への対応
〔受講者の感想〕
- 特別支援教育という視点で生徒を見ることが、一層の生徒理解につながるということを理解できた。
- 「個別最適化された学び」にあるように、一人一人の学び方に注目し、効果的な学びができれば理想的だと思う。
12 月8日学校における危機管理講座
〔研修の概要〕
講 義 学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
講 師 多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太
演 習 学校内外における事故等への対応の在り方
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が適切に行動するために必要な力の育成
〔主な感想〕
○今日はとても実り多い1日だった。自分の仕事が命を預かっているという自覚を新たに
することができた。ぜひ校内研修に使いたい。
○大変興味深い内容で、わかりやすく教えていただいた。参加できてとても良かった。
○研修の構成がとても良かった。午前に法律のプロから聞くことでしっかりと危機管理に
対してのイメージが固まった。その後、各校の実態を思い出しながら演習に取り組ん
だ。想定できることに限りはあったが、現実はもっと大変なものになろうかと思った。ある
程度の年月を経たり、教職員が入れ替わったり、いろんなタイミングで見直していくべき
項目だと思った。
11月30日(小中)特別支援教育の視点を生かした生徒指導講座
〔研修の概要〕
講義:通常の学級における特別支援教育の視点を生かした指導・支援の在り方
発表:通常の学級における「個別支援」と「集団指導」の取組
演習:一人一人の多様な教育的ニーズに応じた指導・支援の在り方
・通常の学級における「個別支援」と「集団指導」の工夫
・学びの過程における困難さに対する指導の工夫
〈主な感想〉
・他の学校、特に中学校の先生と交流する中で、中学校の先生方が大事にしている視点を知ることができた。
・授業づくりに特別支援教育の視点を取り入れ、指導方法等を工夫・改善することは、すべての児童生徒にとって分かりやすい授業につながるということを実感した。
・個別支援と集団指導が学級経営の両輪であること、そして、そのバランスをいかにとるかが大切であると気付くことができた。
11月20日(中)数学科授業力向上講座
〔研修の概要〕
公開授業(動画視聴):数学的に考える資質・能力の育成をめざした授業の提案
ー考えを表現し伝え合う活動の充実ー
演習①:授業を振り返って
演習②:数学的に考える資質・能力
-全国学力・学習状況調査の活用-
演習③:主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
〔受講者の感想〕
・授業のビデオを見ることで、50分ずっと考えることができた。新型コロナの
状況にも関わらず授業をしてくれたことが本当にありがたい。
・いろいろと参考になることが多く、勉強になった。
・同じ教科の先生方と意見交換等もでき、良かった。さらに研修に努めていき
たいと思う。
11月24日不登校問題への対応講座
講義:不登校児童生徒の内面の理解に生かせる視点
・不登校の理解と対応
発表:不登校を未然に防止するために
・魅力ある学校づくり調査研究事業での取組
講義:児童生徒や保護者に寄り添った不登校問題への対応
・児童生徒や保護者とコミュニケーションを取る際の留意点
<主な感想>
・家族療法についてより詳しく知りたいと思いました。
・身近にある事例やそれらの解決策をたくさん聞くことができました。現場で生かして
いきたいと思います。
・コロナで、演習ができない講義が多い中、デモンストレーションしていただき楽しく
わかりやすかったです。
11月12日学校と家庭の連携・協力を深める教育講座
講 義:学校と家庭の連携・協力を深めるために
・連携・協力を深めるための基礎知識
講義・演習:保護者との信頼関係に基づく教育の実践
・保護者との信頼関係を深めるために必要な視点や関係づくり
<主な感想>
・弁護士、専門家の意見を知ることができたのはすごく良かったです。
・カウンセリングマインドと連携、繋がっていると思いました。
・今回の研修を同僚と話し合い学校全体で良い関係を築いていけるよう努めます。
11月19日(小中)カリキュラム・マネジメント講座
〔研修の概要〕
講義:カリキュラム・マネジメントの基本とその役割
-学校教育目標の実現に向けた教育活動の在り方ー
演習:全国学力・学習状況調査を活用した授業改善の手法
・「授業評価シート」の作成と活用
教育活動の質的向上をめざした校内研修の充実
〔受講者の感想〕
○午前中の講義を聞き、PDCAサイクルの重要性を改めて確認することができた。
「いろいろな意見の中から真相が見える」というお話を聞き、組織的にいろいろな視点で
教育活動の評価をしていきたいと感じた。
○全国学力・学習状況調査を活用した演習で、解答類型を用いた分析が参考になった。誤答
の原因をもとに子ども達に必要な力を考えることは大切だと感じた。
11月18日児童生徒が使って学ぶタブレット端末活用講座
講義 ICTで学びを変える
・児童生徒の情報活用能力の育成
・児童生徒がタブレット端末を活用する授業
発表 児童生徒がタブレット端末を活用した学習活動
ー先進校の授業に学ぶー
協議 主体的・対話的で深い学びを実現するタブレット端末の活用
受講者の感想
〇Jamboard等を使えば、コロナ禍でも意見を練り上げることができる。
〇タブレット端末を使わせることが目的ではなく、それを使って何を学ばせるのかを考えて授業を作る必要がある。
〇タブレット端末等のICTを活用することでクラス全員の意見や考えを瞬時に共有できることは大変意義がある。
11月11日(水)ネットワーク管理者養成講座
・講義「ネットワーク管理者の役割」
・演習「ネットワークの仕組みと設定方法」
・演習・協議「校内ネットワークの運用・管理と障害対応」
【受講者の感想】
・ネットワークのことを深く理解することができてよかったです。
・ネットワークの障害対応の事などいち早く詳しく知ることができた。
・情報担当者一人で抱えるのではなく、コミュニケーションをとりながら協同することの大切さを学んだ。
・校内で情報担当の人材を増やしていきたいと思います。
・できることをやろうとする、雰囲気づくりが大切だと改めて感じた。
(中)英語科授業力向上講座
〔講座の概要〕
講義 コミュニケーションを図る資質・能力の育成をめざして
発表 生徒の伝え合う力を育む授業実践
演習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
〔受講生の感想〕
○場面、状況、目的を的確に設定して授業及び評価を行うことが必要であると理
解できた。
○どのようなことが主体的、対話的であるのか具体的な例を多く聞くことでかな
りイメージできた。
○これから迎える新入生がどのような授業を受けて中学校へ進学してくるのか、
また、そうした新中学生に対してどのような授業を展開していくべきなのか、
様々な観点からじっくり考えることができた1日であったし、他の先生方の
様々なアイデアは非常に刺激になった。
11月9日 リーダーシップ講座
〔研修の概要〕
講義:教職員の協働体制の確立に向けたリーダーシップの在り方
―協働体制の確立による組織の活性化をめざして―
講師:愛媛大学大学院 教授 露口 健司
演習・協議:自校に求められるリーダー像の確立をめざして
―教職員の協働体制の確立を軸に―
〔受講者の感想〕
- 講義や演習を通して、リーダーシップを発揮していくための指標や考え方について、理解を深めることができました。
- ミドルリーダーとして、若手とベテランまたは管理職との間に位置し、学校運営に参画し貢献していくことの重要性を感じました。
- 教育に関する課題意識が高くかつポジティブな問題解決思考のある先生方と関われる機会は本当に大切にしたいと思いました。
人権教育講座
〔研修の概要〕
講 義 様々な人権課題の解決に向けて
発 表 子ども多文化共生教育の実践
演 習 子ども多文化共生教育の実践の充実をめざして
・効果的な子ども多文化共生教育の在り方と工夫
〔受講者の感想〕
○児童の実態に応じて学校の教育活動全体で人権教育を進めていくことの大切さ
を再確認できた。
○自校の人権についての課題をふまえて、授業展開を考えることができた。
○実際に実践されている先生のお話が聞けて大変有意義だった。身近な生活の中で
人権意識を高く持ち続けられる教師でありたい。
「11月4日(高)実習教員のための観察・実験講座」
(高)実習教員のための観察・実験講座
11月4日(水)に高等学校勤務の受講希望者対象に(高)実習教員のための観察・実験講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義:観察・実験、実習に関する基本的な知識について
演習・協議:観察・実験、実習を効果的に行う工夫について
〔受講者の感想〕
◯タブレットの使い方が少しわかるようになり、意欲が湧いた。使ってみようと思う
ようになった。
◯他校の取組を聞くことで、自らの仕事の効率アップを図る情報を得られた。
◯実際に実験器具の使用方法などで、動画コンテンツを作りたいと思った。
11月2日(月) 高等学校プログラミング教育講座
講 義 高等学校段階におけるプログラミング教育
-小中学校でのプログラミング教育をふまえて-
・Scratch 等ツールによるプログラミング学習の例
演 習 アルゴリズムとプログラミング
-基礎から学ぶアルゴリズムとプログラミング-
・基礎的なアルゴリズム
・コードによるプログラミングの例
演習 ・ 協議
新科目「情報Ⅰ」におけるプログラミング教育の実践に向けて
-ねらいを達成するための授業づくり-
・プログラミング教育の演習・実習の進め方
〇プログラミングの記述だけでなく、フローチャートをなどの流れ図の
指導もしなければならないと改めて感じる内容だった。
〇Pythonを初めて学んだが、初心者でも記述しやすい言語であることが
演習を通して体験できた。
〇小中高の体系的なプログラミング教育が大切であると感じた。
11月4日小学校プログラミング教育講座
講義 小学校段階におけるプログラミング教育
・「プログラミング的思考」を育むためのプログラミングツール
発表 プログラミング的思考を育む授業づくりの実践
・実践校のプログラミング教育推進発表と模擬授業
協議 プログラミング的思考の育成やプログラミング的思考を働かせる授業づくり
・プログラミング的思考を働かせ、課題を解決する授業
・各教科等での学びを確実にするプログラミング的思考を取り入れた授業
受講者の感想
〇実践例を聞くことができたので、イメージしやすかった。
〇学年や教材に合わせていろいろな指導法があることが理解できた。
〇どの教科のどこで考えさせるか、学校全体で考えないといけないとあらためて感じた。
11月4日(高)カリキュラム・マネジメント講座
〔研修の概要〕
講義:学校全体で取り組むカリキュラム・マネジメント
講師:京都大学大学院 准教授 石井 英真
演習・協議:学校のグランドデザイン作成ワークショップ
〔受講者の感想〕
- 伸ばすべき生徒の資質・能力を意識した授業づくりと教員間の連携の大切さがわかった。同じ視点に立った先生方と協議をすることで、新たな視点が生まれると感じた。
- とてもためになる講義だった。ぜひ、職員研修で、オンラインで全体の先生にしっかり聞いて欲しいと感じた。これは、一部の先生からの伝達ではなく、教員全体に研修すべき内容だと感じた。
- 時代に即した内容だけに、もっと深い意見交換ができればよかった。
「(小・中)社会科授業力向上講座」
〔研修の概要〕
講 義 社会的事象を多面的・多角的に考える力の育成をめざして
-課題を追究したり解決したりする活動の充実-
発 表 (小)学習の問題を追究・解決する活動の充実をめざした授業実践
(中)課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業実践演 習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
-「公民的分野」の授業づくりを通して-
〔受講者の感想〕
○公民的資質をどうとらえたらよいかわからなかったが、今日の講義を聞いて、
根拠を持って自分の意見を述べる生徒像を目指していきたいと思った。
○学習指導要領について過去のものと比較しながら論じていただき、わかりや
すかった。また、指導と評価の一体化に基づいた授業設計の重要性がわかっ
た。
○実践発表が、その先進事例として強く印象に残った。社会科の授業を考えた
り、意見交換をしたりする場が今まであまりなかったので、どのように授業を
考えれば良いかを考える機会となった。
○演習では、実際の授業を想定しながら板書計画や発問を考えることができた。
また、比較基準を明確にする、補助発問、既習事項の確認など、学びを深める
手立てがわかった。勤務校の児童に合った授業づくりに生かせるように、教材
研究に取り組もうと感じた。
○演習において、生徒が主体的に問いを立てる授業の構成をグループで考えた。
普段は、なかなかそこまで出来ず、貴重な経験ができた。また、地域における
課題設定を行ったことで、自分の勤務校ではどうかと考えることができた。公
民的分野の授業展開を他の題材でもやってみたい。
(高)商業科教育講座
〔研修の概要〕
講義・演習:商業教育におけるPBL学習
講義・演習:FPに学ぶパーソナルファイナンス教育
演習・協議:これからの商業教育を考える
〔受講者の感想〕
- お金に関する話は生徒にはなかなか伝えにくいが、電卓での計算の指導だけで終わらずに利率の意味や、色々な実践例などを教えていきたいと思った。
- お金との向き合い方、考え方、知識を改めて学ぶことができた。
- 社会が変化していく中で、商業教育はどう変化して行くべきなのかを改めて考える機会となった。
10月26日教育経営講座Ⅱ
〔研修の概要〕
演習・協議:学校の課題をチームとして解決するために
講 義:学校の課題の明確化
〔受講者の感想〕
- 先に環境を変えてしまうことで、それに影響を受け、職員の意識が変革するという考えが斬新だった。
- 先進的な取組であったとしても、職員全員が負担なく進められるものでいけないと感じた。
- 職員の身体的、精神的満足度が高まることは、生徒のそれにも直結するという視点が新鮮だった。
10月26日(月) 児童虐待問題への対応講座
〔研修の概要〕
講 義:児童虐待の問題と関係機関との連携について
講義・演習:学校における児童虐待等の問題への対応について
〔受講者の感想〕
- 学校だけでは解決に至らない事案が多くあることを知り、関係機関と児童生徒、あるいは家庭を上手くつなげることの大切さを知りました。
- エコマップやジェノグラムを書いてみると、子どもの周辺のことや家庭環境など詳しく知る必要があることに気付きました。
- 児童虐待問題は担任だけでは対応が難しいからこそ、関係機関を知ること、連携することが大切だと感じました。
(高)数学科授業力向上講座
〔研修の概要〕
発表・協議:数学的な見方・考え方を働かせる授業づくり
演習・協議:数学における探究的な学習活動を促す指導方法について
〔受講者の感想〕
- 統計分野が数学的活動を展開する上で有効だと実感できた
- 理想と現実のギャップから課題を見つけ、探究活動に繋げていくという手法を学べて良かった
- 生徒の疑問を数学で解決するという流れを確立させたいと感じた
10月23日(金)震災に学ぶ防災教育講座
〔研修の概要〕
講義 : 兵庫県の防災体制について
講義 : 心のケア基礎知識
実践発表 : 防災教育指導の充実について
実践発表・演習 : 学校に避難所が開設された時の運営方法
〔受講者の感想〕
○PTSDを抱える児童生徒に対して、見守り、代言することなどが大切だと学んだ。児童生
徒が「この先生になら、何でも話をしたい」と思えるような教 師を目指していきたいと感じ
た。
○兵庫県の教員として阪神淡路大震災の教訓を生かし、南海トラフ巨大地震に備えな
ければならないと感じた。
を通して、帰校してから防災マニュアルを確認しようと思った。
10月21日(水)「(小)(中)理科授業力向上講座」
〔研修の概要〕
講義 問題を科学的に解決する資質・能力の育成をめざして
実習 「エネルギー」領域の実験を通して
演習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
〔受講者の感想〕
・見通しをもって観察や実験を行い、科学的に探究する力を身につけさせるため
の授業の工夫や計画の立て方がわかった。
・導入や問題提示の重要性を改めて感じることができた。また、タブレット端末
をつかった理科の授業をイメージする機会となった。
・新しい学習指導要領で、どのような授業が求められているのかを再認識するこ
とができた。また、自分が行なっている授業を再考するきっかけとなった。
(高)農業科・水産科教育講座
〔研修の概要〕
講義 :危害分析・重要管理点方式(HACCP)について
講義 :新学習指導要領における目標や内容を理解する
協議・演習:安心・安全な食料の持続的な生産と供給に対応した生産工程
管理に関する学習内容の在り方
〔受講者の感想〕
- 自分の中にはなかった新たな知識を得られるとても良い機会になりました。
- 安全・安心な食品を提供するためには、記録や意識向上など注意すべき重要な点が多数あることを再認識することができました。
(高)保健体育科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義: 主体的に健康を管理し改善していく力を育成する授業づくり
実習・協議:計画的、継続的に運動やスポーツを実践する力を育成する実
技指導の在り方
〔受講者の感想〕
- 講師の先生の説明がわかりやすく学校に帰ってから実践できるイメージを持つことができた。
- 体育や保健の授業においてどのような姿勢が主体的な学びにつながるかが理解できた。
- 運動が好きになる授業の展開を意識しやすい内容だった。
10月15日(高)工業科教育講座
〔研修の概要〕
講義・演習:新学習指導要領で求められる工業科教育について
演習・協議:実習等における安全管理と安全教育
〔受講者の感想〕
- 教科指導のみならず、防災や学校経営にも応用できる内容であった。
- 本日学んだ安全に関する取り組みを、明日から早速、勤務校で実践してみたい。
10月16日(金)情報デザイン活用講座
【講座の概要】
●講義 学校教育と情報デザイン
●演習・協議 情報デザインの考え方や方法を生かしたコンテンツ制作
●演習・協議 情報デザインの教育活動への展開に向けて
【受講生の感想】
●富士通ラーニングメディアの方から説明を受けることができて、非常に充実した講座でした。
●伝えたいことを精選することが必要と昔から言われていたことを、思い出せた。
●情報教育は、情報という科目の中だけで行われるのではなく、教科横断的に行われるものだと理解した。
●情報量でなく、情報の見せ方と情報の出し方が大事だとわかった。
職員 採用選考の結果
10月7日「政治的教養をはぐくむ教育」実践講座
〔研修の概要〕
講義:「政治的教養をはぐくむ教育」の充実に向けて
講師:福井大学 教授 橋本 康弘
実践発表:「政治的教養をはぐくむ」授業実践
演習・発表:地域課題を通して学ぶ「政治的教養をはぐくむ」授業づくり
―「参画と協働が拓く 兵庫の未来」を活用した授業づくり―
〔受講者の感想〕
- 教科を超えての学びが多くありました。
- 橋本先生の御講演から、新たな知見と教材研究の視点を得ることができました。
- 身近な課題解決をすることが政治的な教養を高めることにつながるということに気付くことができ、とても勉強になりました。視野を広げることができました。
10月2日(金) (高)情報科授業力向上講座
【講座の概要】
(1) 年間指導計画の作成を通して新科目「情報Ⅰ」の指導内容について理解する。
(2) 情報活用能力を育む実習や演習の在り方について理解する。
(3) 新科目「情報Ⅰ」の授業を実践する上で必要な知識や技能について習得する。
【受講者の感想】
・演習を通して、問題解決の手順をもとに進めていくことが「情報Ⅰ」の他の分野にお
いても大切であることがわかりました。
・データ活用の演習では、身近な地域のオープンデータが手軽に入手できることがわ
かり、授業で実践したいと思いました。
・いろいろな先生方の意見を聞くことができ、これまでとは違う授業の進め方を知る
ことができました。
10月7日(高)理科授業力向上講座
10月7日(水)に高等学校勤務の受講希望者に向けて(高)理科授業力向上講座を実
施しました。
〔研修の概要〕
講義:理科の見方・考え方を働かせる授業づくり
演習・協議:観察・実験の授業を通して身につけさせる資質・能力とは
〔受講者の感想〕
〇普段の授業の実験では、内容に目がいってしまい、長期的な視点が欠けていたこと
に気づかされました。
〇生徒自身に仮説を立てさせていなかったが、仮説を立てることで様々な力を身につ
けることができると感じた。
〇日頃の授業が「受験のための教科書の知識」をいかに生徒の実態に合わせて教える
か、にベクトルが向いていた。そこに理科の見方・考え方という視点が薄らいでい
たと気づいた。
10月5日(月)(小)外国語活動授業力向上講座
【講座の概要】
講義 コミュニケーションを図る素地となる資質・能力の育成をめざして
-聞くこと、話すことの言語活動の充実-
実習 ALTとのティーム・ティーチング
・児童の考えや気持ちなどを引き出す場面を設定した授業
演習 考えや気持ちなどを伝え合う力の素地を育むための授業の在り方
・児童が体験的に理解を深める活動の充実
【受講者の感想】
・外国語というだけで苦手意識が先行してしまうが、まずは失敗をおそれずにやってみるこ
とが大切だと思った。とても実践的で勉強になった。持ち帰って、校内でも研修したい。
・毎週悩みの種である外国語の授業を、本気で計画から実践までやってみようと思った。
・午前中のALTとのティームティーチングの実習は、実際の授業場面に近くてよかった。
・外国語活動でしっかり慣れ親しんでおくことで、外国語科になった時にも楽しんで学習に
向かえると模擬授業を通して感じた。
・研修で学んだタブレット端末の活用方法は、日頃の授業の中でチャレンジしたい。
9月15日(火)授業のユニバーサルデザイン化講座
【講座の概要】
・講義「授業のUD化に向けたICT活用」-ICTを活用したモチベーション支援-
・演習「全ての児童生徒の主体性を引き出すICT活用」
・演習・協議「ICTを活用した全ての児童生徒にとってわかりやすい授業づくり」
【受講者の感想】
・今回の研修を通して、ICTがどのような場面で、どのような生徒に、どのように活用すれば良いのか、具体的にイメージできました。
・大人数でのチャットは初めてでしたが、楽しく講義を受けることができました。
・適度な困りと、過度なしんどさ、という言葉が特に胸に残りました。
9月28日(月)地理歴史科・公民科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義:社会的な見方・考え方を働かせる授業づくり
―新学習指導要領の考え方を踏まえて―
講師:神戸大学大学院 教授 吉永 潤
演習:社会に見られる諸問題を解決する視点を踏まえた授業づくり
―新科目「歴史総合」を見据えて―
〔受講者の感想〕
- とてもためになりました。問題と解決の二項間で歴史をどのように使い、未来を切り開くかという思考を生徒に提供していくことが地歴・公民科教員には求められていると感じました。
- 地歴・公民科教員にはこれまで以上に、知識の奥行きが求められているということ、そして、授業を設計するにあたり、想像的かつオリジナリティが求められるということに少し不安を感じましたが、逆にこれからの授業にワクワクするような感覚も吉永先生によって感じさせていただきました。
- 今回、新学習指導要領によって求められる授業方法等を解説していただき、それを踏まえて、各自で授業方法を作成したので、わかりやすかったです。
9月25日小学校プログラミング教育講座
講義:小学校段階におけるプログラミング教育
・「プログラミング的思考」を育むためのプログラミングツール
発表:プログラミング的思考を育む授業づくりの実践
・実践校のプログラミング教育推進発表と模擬授業
協議:プログラミング的思考の育成やプログラミング的思考を働かせる授業づくり
・プログラミング的思考を働かせ、課題を解決する授業
・各教科等での学びを確実にするプログラミング的思考を取り入れた授業
(受講者の感想)
〇PCで動かす前にカードを並べて試行錯誤させるようにしたい
〇プログラミングの授業の方法や実際の教材などを使用することによって実際の授業
でも応用することができる
〇何をすれば良いのかわからなかったが、実践発表を聞いてすぐに実践できそうな
こともあることが分かった
〇今日学んだことを自分だけの知識にするのではなく、職場で情報共有をしていきたい
9月23日(高)英語科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義: 英語科における読む力とは何か
演習・協議:「読むこと」を通して生徒が考えを深める授業づくり
講師: 千葉大学教育学部 准教授 星野 由子
〔受講者の感想〕
- Zoomでの研修は初めてでしたが、安心して取り組めました。ありがとうございました。
- 授業やテスト作成について改めて考える大変良い機会になりました。
- ボトムアップ処理とトップダウン処理を意識したテスト問題の作成を通じて、テストの作成方法だけでなく、授業の進め方についてもイメージすることができました。
職員募集のお知らせ(ワークセンタースタッフ)
画面右の「職員募集」をご覧ください。
9月11日(金)(小中)キャリア教育推進講座
〔研修の概要〕
講義:キャリア教育の充実に向けて
-体系的・系統的なキャリア教育の在り方について-
講師:筑波大学 教授 藤田 晃之
演習:キャリア教育で求められる資質・能力を育成する授業づくり
・キャリア教育の要としての特別活動の指導の充実
・「キャリアノート(キャリア・パスポート)」の効果的な活用
〔受講者の感想〕
○藤田先生の講義はとても分かりやすく、疑問が多かったキャリア教育について
理解することができた。また、高校の先生の生の声を聞けて大きな気づきが
あった。
○日々の教育活動の中に、キャリア教育の視点を活かすことが大切であると痛感
した。子どもの将来にどうつながるのか、どう役立つのかという視点を持っ
て、授業をしていきたい。
○本研修で学んだことを学校に持ち帰り、学校として意識改革できたらと感じ
た。
○感染対策の工夫とともに、さまざまなICT活用の手法も知ることができた。研
修会を作るにあたっての参考になった。
9月11日(高)国語科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義:文学教材で生徒の人生と学習を活性化する
―読解方略×論理×レジリエンス―
講師:広島大学 副理事 教授 難波 博孝
演習・協議:自校の生徒の思考に着目した学習課題の作成
〔受講者の感想〕
- 読書での読み方と、教材研究での読み方がどうも違うという感覚はありましたが、今日の講義で「日常読み」と「分析読み」という見方を提示していただき、整理がついたように思います。
作品への介入や、三角ロジックを評価・構造把握・推理に用いた問いの設定、状況を設定せずに推理させるなど、授業のヒントをたくさんいただきました。
授業実践に生かしながら、文学教材を用いる意義を考え続けたいと思います。 - 自分の今悩んでいる教材について時間をかけて検討できたのがよい機会となりました。機会があれば、一つの教材についてみなさんで話をしてみたいとも思いました。ありがとうございました。
- 古典の授業をしていて、私は内容を知っているから授業していて楽しいが、生徒になぜ楽しさが伝わらないんだろうと思っていたが、日常読みと逆の読み方をしているので、生徒にとっては面白くないという説明がすごく腑に落ちた。
9月11日(高)キャリア教育推進講座
〔研修の概要〕
講義:キャリア教育の充実に向けて
-体系的・系統的なキャリア教育の在り方について-
講師:筑波大学 人間系 教授 藤田 晃之
発表:キャリア教育推進に向けた取組
演習・協議:キャリア教育の視点から自校の教育活動を振り返る
〔受講者の感想〕
- 自分自身の教育活動に当てはめて考えることができました。将来、生徒が社会に出たときに、必要なことを取捨選択し、状況に応じた適切な行動を取ることができるように指導していくことが必要だと思いました。
- キャリア教育の視点を広げることができました。授業や行事、様々な場面でキャリア教育の視点を持って生徒と接することが大切だと分かりました。
- 自分の学校では、将来の目標が分からないという生徒が多くどうすればいいか困っていた。教師が、学校やキャリアの教育目標をはっきりさせて共有することで、キャリア教育の視点を取り入れた授業をするための方向性が見えると感じました。
8月26日 IIIE1209 (高)読み手に伝わる文章作成講座
〔研修の概要〕
講義:読み手に伝わる文章の基本
講師:神戸新聞社姫路本社 編集部長兼論説委員 田中 伸明
演習・協議:読み手・目的・主題が明確な文章
〔受講者の感想〕
- 学校外の専門家のお話を聞くことができる機会はなかなかないので、とても有意義であった。特に業務に密接に関係する内容であり、自分を振り返ることができた。
- 実際に文章を作成してみると、自分の表現力のなさを痛感した。毎日読んでいる新聞のひとつひとつの記事がこのように試行錯誤されてつくられた文章なのかと思うと、もっと時間をかけて読みたくなった。
- 文章のプロが心がけておられることを聴くことができてとても勉強になりました。自分でも正平調の書き出しを書いてみましたが、リズムよく読み手に興味を持ってもらえる書き出しとはどのようなものか悩ましかったです。実際の文章を読んで、なるほど、と納得できました。
8月28日(金)ⅢD1107(小)算数科授業力向上講座
8月28日(金)小学校及び特別支援学校(小学部)の教員を対象として、(小)算数科授業力向上講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講 義:数学的に考える資質・能力の育成をめざして
-数学的活動を通して-
発 表:考えを表現し伝え合う活動の充実をめざした授業実践
演 習:主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
-「データの活用」領域の授業づくりを通して-
〔受講者の感想〕
○午前中の講義を聞き、児童の理解を促すために、定義に戻って考えることがで
きるよう教師が意識しておくことで授業づくりの広がりがもてると感じた。
○授業実践の発表を聞いて、子ども達から出た意見をとても大切にされていると
感じた。自分の授業を見直して、子ども達の言葉を大切に一緒に授業をつくっ
ていきたい。
○学習指導要領に示されている目標を達成するために、担任するクラスの児童
にとって、どのような学習や活動を考えれば良いのかを考える機会になっ
た。
8月19日・26日いじめ問題への対応講座
8月19日(於:県立但馬長寿の郷)及び26日(於:県立教育研修所)にいじめ問題への対応講座を実施しました。
講義:いじめ問題に適切に対応するために
・互いを認め合える集団づくり
・児童生徒の内面の理解に基づく指導
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
・「いじめ未然防止プログラム」の活用
<主な感想>
○大変わかりやすい内容で、現場に持って帰れるところが多くありました
○「授業プラン」については初めて知ったのでぜひ活用していきたいです
○普段の環境づくりがいじめの未然防止のために必要だと感じました
8月27日(木)ⅢD1118、ⅢD1119 道徳科授業力向上講座Ⅰ・Ⅱ
8月27日(木)小・中学校及び特別支援学校(小学部・中学部)の教員を対象として、道徳科授業力向上講座Ⅰ・Ⅱを実施しました。
〔研修の概要〕
講 義:「対話」により深める授業づくり
-指導と評価の工夫-
発 表:読み物教材を活用した授業の構想
演 習:
講座Ⅰ 「対話」により深める授業をめざして
・「教材分析シート」の活用を通した中心発問の設定
講座Ⅱ
・実践発表 評価の視点に基づく授業づくり
・演 習「対話」により深める授業づくり
・評価に向けて重視する2つの視点の具体化
〔受講者の感想〕
○講義と実践発表から、「問い返し」の必要性とその質について考えることがで
きた。評価の視点でもある「多面的•多角的」「自分との関わり」について深
めるための「問い返し」を実践していきたい。
○様々な視点からの生徒の声をcatchして授業を進めたいと思った。
○今まで迷いながら授業を進めていたが、授業の構成や中心発問について明確に理
解することができた。
8月27(木)情報教育研修課「ⅢF1305中学校プログラミング教育講座」
講義「中学校段階におけるプログラミング教育」
演習「技術・家庭科(技術分野)におけるプログラミングの授業実践」
演習・協議「技術・家庭科(技術分野)におけるプログラミング演習」
(受講者の感想)
〇scrachなどでプログラムを組むのは初めてだったが、非常に面白かった。
〇なぜ今、プログラミング教育が必要か理解が深まった。
〇本日学んだフローチャートの考え方を明日からの指導で実践しようと感じた。
8月25日(火)ⅢD1115(小)外国語科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義 ・実習:コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力の育成をめざ
して
-聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動の充実-
発 表:児童の伝え合う力を育む授業実践
演 習:考えや気持ちなどを伝え合う力の基礎を育むための授業の在り方
・単元を見通した言語活動の充実
〔受講者の感想〕 ○教師がめざす子どもの姿をしっかりもって、授業を組み立てることの大切さが
分かった。
○他の教科でも共通したことだが、伝え合う力を育むためには、伝えたい気持ち
を育むことが大切だと思った。
深い学びにつながった。
8月19日(水)ⅢD1101、ⅢD1102(小)、(中)国語科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講 義:言葉で理解し表現する言語能力の育成をめざして
-言葉による見方・考え方を働かせる言語活動の充実-
発 表:言語活動の充実をめざした授業実践
演習・協議:主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
-「書くこと」領域の授業づくりを通して-
〔受講者の感想〕
○子どもたちにどんな力をつけたいのかを明確にし、指導計画を作成し実践し
ていくことが大切だと気づくことができた。
○コロナでどんな研修になるのか不安だったが、移動のルートなどを細かく考
えてくださっておりとてもスムーズな進行のもと、いろいろなお話を聞くこ
とができ、いい研修となった。
○書くことに対して苦手意識を持っている児童に、どんな手立てができるだろ
うという悩みがあったが、今日の講演や演習で学んだことがすぐに実践でき
そうだと感じた。また、iPadを使っての演習も初めてで戸惑ったが、新鮮で
楽しく交流できた。
かで、活動の質が大きく変わるということがよく分かった。
8月18日(火)ⅢC1304a 校内のICT活用推進講座
講義・演習:校内のICT活用推進におけるミドルリーダーの役割
・ミドルリーダーの役割
・ICT機器の特長と活用方法
発表:ICT活用推進に向けた校内の取組
・ICT利活用推進校による実践発表
演習:児童生徒の情報活用能力を育む授業
・授業でのICT活用から情報活用能力を体系的に考える
(受講者の感想)
〇今回の研修を受け、どの先生にも積極的にICT機器を使ってもらえるように研修を
計画したいと感じた。
〇タブレット端末の一人一台整備が始まったが、何のために、どのように使っていく
かがよく分かっていない教員も多い。GIGAスクール構想のねらい等について研修
を組んで広めていきたい。
〇情報教育型プロジェクト学習について、実際に単元デザインシートを使ってみて、
とてもわかりやすいと思った。
8月12日(水)ⅢD1230(高)福祉科教育講座
8月12日に高等学校、特別支援学校の対象者に向けて、福祉科教育講座を実施しました。
〔講座の概要〕
講義:生徒の主体的な学びを実現する授業の工夫
講師:帝京平成大学 教授 北川 明
演習・協議:介護実習での体験をもとにした授業づくり
〔受講者の感想〕
〇校種が違ったり、いろいろな教員経験年数の先生と意見交換をすることができ、
大変有意義な研修でした。
〇生徒のできない部分を指導するのではなく、生徒の強みや特性、課題を考えて指
導することで、生徒の学習意欲が向上することを学びました。
〇専門職を育成する立場として、キャリア形成の視点を重要視し、生徒を指導して
いくことの重要性を改めて感じました。
8月12日(水)ⅢD1229(高)看護科教育講座
8月12日に高等学校の対象者に向けて、看護科教育講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義:生徒の主体的な学びを実現する授業の工夫
講師:帝京平成大学 教授 北川 明
演習・協議:臨床実習での体験をもとにした授業づくり
〔受講者の感想〕
〇講義に加えて、グループ協議で事例と併せて考えることができたので、今後の授
業作りに役立てたい。
〇ケアリングを取り入れ、生徒を理解する姿勢の重要性を学ぶことができました。
〇教員も生徒も、到達した姿がイメージできるような目標を挙げて、今後も授業
づくりの工夫をしていきたい。