研修の様子
10月17日(月)ⅢD1202 (高)キャリア教育推進講座
〔研修の概要〕
講 義 キャリア教育の充実に向けて
ーキャリア・カウンセリングとキャリア・パスポートの活用ー
追手門学院大学 教授 三川 俊樹
発 表 キャリア教育推進に向けた取組
演習・協議 学習意欲の向上につながるキャリア・カウンセリングの活用
・キャリア・カウンセリングの手法を学ぶ
〔受講者の感想〕
- 講座を受講して「生徒の気持ちに寄り添った指導」をより具体的にイメージすることができました。本日の受講で得た内容を今後も活用していきたいと思います。
- 研修を終えて、進路指導とカウンセリングが大きく結びついていることを実感しました。生徒一人一人に合った進路指導ができるように、カウンセリングを通じて生徒理解に努めていきたいと思います。
- これまで生徒に伝えたい気持ちの強さから、教師側が話しすぎていたとあらためて感じました。キャリア・カウンセリングは生徒自身の気付きがないと上手くいかないと理解できたので、今後は生徒との接し方、話し方も改善していきたいと思います。
10月17日(月)(高)数学科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議 タブレット端末を活用した授業実践
・数学的活動を1人1台端末環境下で実現するために
〔受講者の感想〕
- ICTを活用する方法をたくさん知ることが出来て良かったです。今まで取り組んできたことをこれからも続け、ICTをより効果的に活用できるように研究していきたいと思いました。
- 面白いと感じるICTの活用方法を学べました。活用する場面、生徒の理解状況などを判断しながら、是非実践していきたいです。また、教えていただいたアプリも非常に参考になりました。このアプリの活用方法を考えることで、授業の幅が広がっていくのではないかと感じています。
- 1人1台端末環境下での活用について、どのようにすれば良いか分からないという状態でしたが、今回の研修を通していくつもの具体例を得ることができ、活用場面についてイメージしやすくなりました。
- 研修を通して多くの先生方から、実践例やアイデアをいただくことができました。特にスプレッドシートの共同編集は、楽しいと感じながら取り組むことができました。生徒とその楽しさを共有できるように、活用方法を考えていきたいと思います。
10月13日(木)ⅢC1247 (高)保健体育科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 学習指導要領に基づく学習評価の在り方
ー指導と評価の一体化に向けた授業づくりー
演習・協議 計画的、継続的に運動やスポーツを実践する資質・能力を育成する授業づくり
・安全に配慮した指導
・発達の段階を踏まえた指導
・主体的に体力向上を図る態度の育成
〔受講者の感想〕
- 運動が得意でない生徒の気持ちを少し忘れていたように感じました。生徒の個々の特性などを考慮して授業に臨んでいこうと思いました。
- 授業実践に関しては、評価の観点や評価方法についてより一層意識した授業づくりを行う必要があると感じた。今日学んだ事を勤務校に持ち帰って他の教員と共有し、今後の授業に活かしていきたいと思いました。
- ダンスの授業には抵抗があったが、授業のコツや進め方がイメージできました。実際に授業をするにはまだまだ難しく感じるところも多いですが、生徒が楽しいと思える授業を展開していきたいと思いました。
10月14日(金) ⅢC1253 (高)情報科教育講座A
10月5日(水)、10月14日(金)、10月25日(火)にて実施
(写真は10月5日実施分)
〔研修の概要〕
講 義
高等学校段階におけるプログラミング教育
・共通教科情報科「情報Ⅰ」におけるプログラミングの目標と内容
演 習
プログラミング指導の進め方
・事象のモデル化
・アルゴリズムによる効率の違い
・シミュレーションの実践
・問題解決のためのプログラミング
〔受講者の感想〕
・生徒のプログラミングスキルの差があると思うが、自分で課題を設定してどんどん進めていけるような環境を作ってやることが大事だと感じた。
・生徒が躓きやすい点や間違えやすい点を他の先生と共有しながら受講できた。さらに研究や研修を積み技能の向上を図ろうと思った。
10月13日(木)ⅢC1263 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座
〔研修の概要〕
講 義 新しい時代に求められる能力をはぐくむための探究学習とは
大阪大学 准教授 佐藤 浩章
演 習 探究学習をデザインする
大阪大学 准教授 佐藤 浩章
〔受講者の感想〕
- 問いの立て方についての指導経験はありましたが、自分自身がいざ問いを立てる立場になると、大変難しいということがよく分かりました。問いを立てる際の生徒への働きかけの工夫を考えていかなくてはならないと感じました。
- 問いを立てるということが、探究に携わるなかで自身の課題となっていましたが、佐藤先生のご講義や、グループワークでの意見共有を通して一つの指針となるものができたように感じています。
- 日頃から総合的な探究の時間だけでなく教科指導の中でも、生徒に探究的な学習をさせたい思っていました。しかし、教科指導の中で行うには、評価という面から、尻込みしてしまっていました。今日、どのようにリサーチクエスチョンをたて、評価していくのかについて多くのヒントをいただけたので、勤務校での実践につなげていきたいと思います。
10/13(木)ⅢE1307 教育向けクラウドツール入門講座
10/13(木)ⅢE1307 教育向けクラウドツール入門講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習 教育向けクラウドツールの基本的な使い方
・デスクトップアプリケーションとの違い
・各種クラウドツールの操作方法
講義・演習 クラウドツールを活用した教育活動
・Google Classroomの活用
・Web会議システムの活用
協 議 児童生徒の発達段階に応じた情報活用能力の育成
-Society5.0時代を生きる児童生徒のために-
〔受講者の感想〕
・以前よりクラウドツールが便利で生産性が向上できると考えていたので、今後の教育活動に繋げて行きたいと思いました。
・書道はアナログだけど、デジタルの良さが発揮できる創作は楽しいと思う。新たな創作の可能性が見いだせた。まだまだアプリケーションを使いこなしているとは言えないけど、可能性を模索し続けたい。
・知っていることも多かったですが、いろいろ試してみたいことも思いついたので良かったです。
10月7日(金)ⅢC1258 (高)工業科教育講座B
〔研修の概要〕
演 習 実習等における安全教育
・安全教育のための教材作成
演 習 実習等における安全管理
・実習を安全に行うための安全管理
〔受講者の感想〕
- 今回の研修は、学校現場での安全について改めて考える良い機会となりました。出来ていないことや把握できていないことが明らかとなったので、職場の現状を確認したいと思います。何かあってからでは遅いので、準備を怠らず生徒が安全に学校生活が送れるような環境整備に努めていきたいと思います。
- 「初心忘るべからず」の気持ちを常に抱きながら、安全教育を意識し、安全管理に配慮した授業を行っていきたいと思います。教員生活が長くなり、生徒は理解しているであろうという先入観を持って授業に臨んでしまうことが多くなっているように思います。今回の研修内容を忘れずに生徒たちに接していきたいと思います。
- 安心は個人の主観であるため、教員の立場としてできることは、安全を確保する努力を継続することだと感じました。危険予測トレーニングなどを授業で活用しながら、生徒と共に学んでいきたいです。
10月24日(月)ⅢC1104(小)理科授業実践講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的に問題解決に取り組む学習活動の工夫
-問題解決の力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方-
兵庫教育大学大学院 教授 山本 智一
演習・実習 「物の溶け方」と日常生活とのつながりを意識した授業づくり
・児童がよりよく観察するための導入の工夫
・理科の見方・考え方を働かせて結果を処理するための手立て
〔受講者の感想〕
・理科の授業は、子どもたちとドキドキ・ワクワクしながら行いたいと思っていて、私自
身大好きな教科です。しかし、理科専科の先生が授業を行うことが多いのが現状です。
来年こそは、授業ができることを願って、今日の研修を受講しました。めあてではな
く、学習問題であることや、検証可能な学習問題でないといけないことなど、初めて知
ることがたくさんあり、勉強になりました。子どもから出る疑問を大切にしながら、実
験を行い検証していくことの大切さを学びました。午後からの研修は、とても難しかっ
たですが、自分の力になったと感じました。
・私は理科が得意ではありません。今年、はじめて3年生に理科を教えています。今日は、
多くの授業において大切なことを教えていただいたので、これから理科好きな子どもが
さらに増えるよう、楽しくわかりやすい授業を心がけたいと思いました。
・一番心に残っているのが、自由研究を自力でできる子を育むということでした。問いを
持たせ、自然と主体的に学習に取り組めるような授業を作っていかないといけないなと
感じました。理科好きな子どもを頑張って増やします。
9月22日(木)(高)地理歴史科・公民科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 社会的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー新科目「地理総合」を中心にー
奈良大学 教授 酒井 高正
演習・協議 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー新科目「地理総合」における思考力、判断力、表現力の育成ー
・社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする授業プランの考察
〔受講者の感想〕
- 「地理総合」が必修科目になり、担当する可能性がありますが、これまで地理を担当したことがないため、不安感がありました。今日の研修を通じて、GISを活用すると、比較、分析等が容易にできることが分かり、少し不安感が解消されました。
- 講義では、GISを活用するためのツールをたくさん教わりました。勤務校の先生とも、本日学んだツールの活用方法だけでなく、演習で考えた授業プランのアイデアも共有して、地理歴史科・公民科教員全体でより良い授業をつくりたいと思いました。
- 講義では地理院地図や今昔マップ、MANDARA等、授業の一助となるツールをたくさん教えていただきました。また、演習・協議では、他校の先生方の授業プランを聞いて、視野が広がりました。中にはすぐに実践できそうな授業プランもあり、とても参考になりました。
9月22日(木)(高)国語科授業実践講座
〔研修の概要〕
演習・協議:タブレット端末を活用した授業実践
・思考・表現のツールとしてのICT
〔受講者の感想〕
- 他の先生方の実践を踏まえて自身の授業を振り返ると、まだまだ面白く充実したものに出来そうだと感じました。また、まだまだ不十分であるところ、生徒のコンピテンシーを育む授業になっていないところが明確になりました。他の先生方の実践を吸収し、早速授業改善に取り組んでいきたいと思います。
- 「説明」をすべて文章化するというのはとても難しくて時間もかかることですが、自分自身の理解が深まるだけでなく、生徒の読み書きの力を向上させるために有効な方法だとも思いました。生徒に配布する資料について「見出し」を意識することや、ハイパーリンクを活用することなどにも少しずつ慣れていき、よりよい教材を作っていきたいと思います。