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ⅢC1113(小中)体育科・保健体育科授業実践講座【b日程】

講義

 豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり

 -課題を見付け、その解決に向けた学習過程-

                 兵庫教育大学大学院  教授 筒井 茂喜

発表

 発達の段階を踏まえ、系統性を意識した「ボール運動系」領域の授業実践

                 丹波市立青垣中学校  教諭 大槻 武志

実習・協議

 児童生徒が、自己やチームの課題を発見し、合理的な解決に向けて運動の取り組み方を工夫するための授業づくり

 

<受講者の感想>

・午前中の講義を受けて、ゴール型の授業の難しさと課題がより分かりました。確かに上位群が下位群の児童へ冷たい態度を取ったり、授業の中でうまくチームが機能せず揉めたりすることもよくありました。また、私自身が野球経験者なのですが、スペースの作り方や相手を抜く方法が分かっておらず、授業の中でスモールステップを取り入れていくことでそういった考えや思考が児童に身に付いていくことが分かりました。今回の講義内容をよく振り返り、これからの実践に繋げていきたいと思います。

・体育が苦手な児童のためには何ができるかということを思案していたところだったので、今日学べたことはまさに目から鱗でした。技術ばかりの指導内容を重点的に指導してしまっていたことを反省し、スモールステップで子ども達に運動の楽しさを味わってもらえるような授業をめざしていきたいと思います。大槻先生のはつらつとした笑顔と、しっかりとポイントを押さえた立ち振る舞いも、自分の実践に取り入れていきたいと思いました。

・体育を苦手とする児童に体育の楽しさを教えていきたいです。そのためには、技能的な詰め込みだけでなく、話し合い活動や教え合う活動を取り入れ、言語活動の充実も図りたいです。系統性については、例えば、どの学年も同じような授業になっているのでこの学年にはこの活動をといった学校の中のカリキュラムを考えていきたいです。また、評価の仕方や評価を見る視点を学びたいと思いました。