数理科学研究部について

数理科学研究部は80期生1人、81期生2人で活動しています。理系の人だけではなく文系も入部しており、様々な活動をしております。各々希望する活動ができ、自由度が高いです。研究や実験が好きな人、数学や理科が好きな人の入部をお待ちしております!

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数理科学研究部からのお知らせ

数理科学研究部からのお知らせ

7月報告

7月25日にスライム作りを行いました。
スライムを作るのに必要な洗濯糊やホウ砂水は勿論、色付け用のインク・ボンド・粘土・ラメなども用意しました。網や、本来パンを切るためのスケッパーなどを使ってスライムで遊んだりもしました。

 

 

 

 

 

 

1つ目は、水と洗濯糊のみの一般的なスライムを作りました、ホウ砂水の濃度が濃いので少し硬めのスライムになったため糊を追加して伸びやすくしました。今日は用意していませんがグリセリンの原液やその成分が入った美容液を追加する、温めるなどで柔らかくする方法もあります。(加えると柔らかくするものを可塑剤と呼びます)最終的には少量を取ってボンドを混ぜて、雪崩れスライムにしました。

2つ目は糊とボンドでボンドスライムを作りました。割と早い段階から手で混ぜることでホウ砂水の濃度が濃くても柔らかいスライムを作ることが出来ます。(しかし素手だとゴミが入る可能性が高いので、透明度の高いスライムを作りたい場合はオススメしません。)

 

 

 

 

 

 

 

またこのスライムには粘土を混ぜました。粘土を混ぜるとコシができてしっかりと伸びて形が作りやすくなりました。加える粘土の種類によっては、硬くなったり柔らかくなったりするものがあります。今回は少し硬くなったので、また糊を加えることで調整しました。
3つ目に水を多めにしてタプタプスライムを作りました。水が多すぎると固まらないので、バランス調整が難しいです。これにも粘土を混ぜたところ、相性が悪くとてもヌルヌルして触っていて不快感が強かったです。
今回の活動を通して、スライムは簡単に作ることができるのに種類が多く変化もしやすいため、楽しみ方が無限大であると思いました。またスライムがなぜ糊とホウ砂水のみでできるかと言うと、ホウ砂は水に溶けると加水分解(水が反応物や化合物の結合を切ることによって化学的な変化を引き起こす化学反応)を起こしホウ酸イオンB(OH)4-を作ります。洗濯糊に含まれるポリビニールアルコールCH2CH(OH)nと水素結合をして固まるのです。架橋反応とも言います。網目状に分子がなるので、隙間に水が入りスライムの感触が生まれるのです。このスライムの独特な粘り気は粘弾性と呼ばれます。グリセリンなどの可塑剤はこの水素結合を弱める効果があるのでスライムを柔らかくできます。
次回の活動は10月にシャボン玉を予定しています。(自分達で液を作り、1番シャボン玉が作りやすい最高の原液を作ります)

1月報告

部活動CMの作成、来年度の予算についての話し合いを行いました。

 部活動CMの作成のため、普段、活動している教室で様々な道具を使い、撮影を行いました。芦屋高校のホームページや学校内で公開される予定なのでぜひ見てみてください!

 来年度は今年度よりもさらに活動を増やし、より​自分の興味のある分野について探究できるようにしていきたいと思います。新しい実験道具なども購入する予定です。新入生も2年生、3年生の途中入部も大歓迎です!ぜひ入部してください!