千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

楽しい美術の授業!【53回生】

 今朝の千種町は23℃(午前8時時点)でしたが、朝から強い日差しが照りつけ「今日は気温が上がるぞー!」と予感させる陽気となりました。登校してきた生徒たちも口々に「先生、暑い…」とこの暑さに弱っている様子…、気温の高い姫路から来た私からすれば「言うても千種は涼しい」と思うけれど、年齢差もありますが千種の生徒たちとは「少し体感が違うな…」と感じました。

 さて昨日5,6限、1年生の「美術Ⅰ」の授業にお邪魔してその様子を写真に撮らせてもらいました。美術室に近づいても物音ひとつしない非常に静かな状況に「これ、授業やってるの?」と思うほど、生徒たちは集中して制作にとりかかっていました。今取り組んでいるのは、「自分のオリジナルマークをデザインしよう!」ということで、自分の特徴や好みを簡単な絵に書き換え、そこから連想する要素をイメージしながら最終的にマークに落とし込んでいきます。生徒たちは、下絵を丁寧に描いたり、はやい人は色塗りにも取りかかり自分のオリジナルマークをデザインしていました。1年生は絵を書くことが好きな生徒が多く、非常にクオリティーが高い!どんなマークが仕上がるかとても楽しみです。

 明日から文化祭ということで、美術の時間に制作した作品やアクティブ(写真)のパネル等が特別棟1Fに展示されるようになってきました。「いよいよ文化祭が近づいてきたな!」と感じます。ステージ発表や模擬店もありますが、是非とも授業中に仕上げた生徒たちの力作にも目をとめていただければと思います。生徒の皆さん、お疲れ様でした!

今日の昼食(給食)タコライス!【51回生】

 今朝の千種町は23℃(午前8時時点)、曇天で風もなく少しムシっとした朝を迎えました。6月9日に近畿地方に梅雨入りが発表されてしばらくは雨が続いていたものの、今の天気予報を見るとずっと晴れマーク…「もう梅雨明けしたのか?」と思ってしまうほど今週からはは厳しい暑さが続いています。文化祭を今週末に控え、生徒の皆さんには熱中症等の体調不良に十分に注意してほしいと思っています。

 さて千種高校は、宍粟市からの全面的な協力を得て平成29年から昼食(給食)の提供を受けており、生徒や私たち教職員も栄養管理の行き届いた美味しい給食をお腹いっぱいいただいています。高校で小中学校と同じ給食が提供されるのは、県下でも本校しかありません。生徒たちが健やかに勉強や部活動等に打ち込める活力源となっており、宍粟市、ちくさ学校給食センターの皆さまには感謝してもしきれない気持ちです。ありがとうございます!

 私、千種高校の給食メニューは全部大好きなのですが、私の中でナンバーワンの献立があります。それは、「タコライス」です。昨日はそのタコライスの日…あいにく出張で食べることができなかったのですが、献立表を事前に見たときに「出張行きたくないなぁ…」と落ち込むほどその味にはまっているのです。昨日は、教頭先生に給食の様子を写真に収めてもらいましたが、生徒たちもこのタコライスが大好きなようでみんな喜んで食べていたと聞いています。いやぁ、食べたかったなぁ。ちくさ学校給食センターの皆さま、献立表に「細見推し」と記載いただき、ありがとうございます。是非とも、2学期もどこかでタコライスをお願いしたいです。

木内先生、お疲れ様でした!【51、52回生】

 先週金曜日、教育実習のため母校に戻り教壇に立っている木内先生の最終実習日でした。そのため、教育実習のクライマックスとなる研究授業が行われました。私は最初の15分ほどしか見れなかったのですが、多くの先生方を前に堂々たる授業ができていたという印象でした。もちろん課題がない訳ではありませんが、緊張感が聞いている側に伝わってこなかったので、生徒たちも安心して授業に参加できていたのではないでしょうか?木内先生、お疲れ様でした!

 また6限終了後、最後のホームルームに向かった木内先生を3年生の生徒たちが手のアーチと拍手で出迎え、メッセージを書いた色紙やお礼のプレゼントを手渡すサプライズがありました。文化祭準備などで忙しい生徒たちですが、当たり前にこうした感謝を伝える準備ができる生徒たちの企画力と優しさに感心するとともに、微笑ましい光景に木内先生が羨ましく感じました。

 木内先生、お疲れさまでした!教師という仕事の一端を経験し良いことも大変なことも感じた二週間だったと思いますが、私としては是非教師になって戻ってきてほしい気持ちです。

千種高校から世界へ発信!【51回生】

 今朝の千種町は19℃(午前8時時点)と暑くもなく寒くもなく快適な朝を迎えました。昨日の放課後には有志の先生方によってエアコンフィルタの掃除が行われていましたが、今週は窓の開閉による換気で暑さはしのげそうな感じですね。しかし、来週以降は最高気温が30℃を超える予報となっており、時間帯によってはエアコンを稼働する必要が出てきそうです。生徒や先生方に快適に過ごしてもらえるようにエアコンを適切に使用していきたいと思います。

 さて先日、新聞等に大きく取り上げられましたが、本校3年生の磯崎さん、春名さんが来月31日に地元特産の特別栽培米「ちくさの舞」を活用した探究活動の成果を、大阪万博のパビリオンで発表します。1年生から米粉を使用したスィーツを考案し、地元千種町と神戸で開いたカフェで提供した活動や、探究活動を通して経験した多世代交流、地域連携の大切さを披露します。昨日は、その発表に向けたプロモーション写真の撮影をするということで私も少しだけお邪魔して写真を撮らせてもらいました。

 二人の発表は7月31日(木)午後0時40分から、万博会場のウーマンズパビリオンで行われます。当日は、英語で発表しますので千種高校の取組が世界の多くの方々に知ってもらえると思っています。千種高校としても誇らしい限りですが、二人には楽しんで発表に臨んでもらいたいと思います。皆さま、二人に熱いエールを送ってあげてください!よろしくお願いいたします。

少人数授業で学力アップ!【チャレンジ類型】

 今朝の千種町は17℃(午前8時時点)、雨こそは降っていないものの曇天で湿度の高い朝を迎えています。昨日は一日出張のためブログ更新が叶いませんでしたが、校長はやたらと出張が多い…しかも千種からだとどこに行くのも遠いため、学校を空ける時間が多く教頭先生はじめ先生方には申し訳ない気持ちです。学校を空ける時間が長くても、先生方はしっかりと生徒対応してくださり安心して出張できる環境にあることを心から感謝したい気持ちです。

 さて一昨日、私は各学年のチャレンジ類型の授業に突撃しました。アポなしで突然訪問したのですが、落ち着いた雰囲気の中で少人数授業が展開されていました。本校では、特に国語、数学、英語、理科などを中心に学力や進路目標に合わせた類型別の授業が行われており、ほとんどの授業が20名以下の授業となっています。とりわけチャレンジ類型は、4~8名という極めて少ない、まるで個人塾のような人数での授業が行われ、生徒たちはその恵まれた環境の中でメキメキと力をつけているのです。この春卒業した50回生では、卒業生37名に対し5名が国公立大学に進学しその多くがチャレンジ類型を選択した生徒たちでした。国公立大学への進学がすべてではありませんが、チャレンジ類型では大学共通テストで勝負できる学力の育成に向けて生徒も先生方も頑張ってくれているのです。授業を細分化すれば生徒に応じた学習保障はできますが、その分先生方の授業時間が増え負担も増えます。しかし、先生方は本校の教育方針を理解くださり生徒たちのために頑張ってくださっているのです。本当に頭が下がる思いです。

 チャレンジ類型の皆さん、他の類型に比べて授業数も多く大変なことも多いかと思いますが、本校で在りたい未来を叶えるための礎を築くべく頑張ってほしいです。先生方・生徒の皆さん、突然の訪問、失礼しました!