千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

静か~な給食の時間【全学年】

 今日から通常授業、本格的な学校生活がスタートしました。部活動に関しては、緊急事態宣言期間は原則休止ですので、しばらく放課後も静かな状況となりそうですが、まずは安全・安心な学校生活を教職員と生徒たちで作り上げていきたいと思います。保護者の皆さまにおかれましても、引き続きご協力をお願いいたします。
 今日も感染防止に関する話題になるのですが、本日からの給食開始にあたり、全生徒に「黙食の徹底」をお願いしています。感染防止には、マスクを外している時間での行動が特に重要であり、飲食時は会話を控えることが大切です。昼休みに各学年の教室にお邪魔すると、ほとんど会話する生徒がなく静かに黙食が実践できており意識の高さが伺えました。楽しい給食の時間が黙食となり可哀相な気もしますが、学年によっては音楽を流している所もあり工夫がされていました。また、本校生の素晴らしい生活習慣である給食後の歯磨きですが、狭い洗面所で多くの生徒が歯磨きすることは感染リスクがあるとして当面禁止としました。今まで以上に厳しい制限がある中での学校生活ですが、みんなでこの危機を乗り越えていきたいと思います。

 
 
 

掃除&消毒の時間【全学年・全教員】

 今朝の千種町は20℃(午前7時時点)と非常に肌寒い朝となりました。一日中、小雨が降り続いていたため、日中もさほど気温が上がらず過ごしやすいですが、気温の変化に体調を崩す生徒が出ないか心配します。緊急事態宣言下ですので、週末も不要不急の外出を控え、体を休めて来週からの通常授業に備えてほしいと思います。
 さて、今日は放課後の掃除の様子を紹介します。本校生の掃除に取り組む姿勢は実に素晴らしい!自分の与えられた役割を黙々とこなし、細かな指示をしなくても自主的に全員が取り掛かります。見ていて清々しく、感動を覚えるほどです。その生徒の清掃の時間に、本校では先生方に消毒をお願いしています。この取り組みを始めて1年以上続となりますが、今日も机上、ドアノブ、窓のサッシ、手すり等、みんなが触れやすい場所を全教員が一斉に消毒をしていました。
 生徒、教員が衛生的な学習環境を保つ意識を持つことで、新型コロナウイルス感染症のリスクや不安を少しでも軽減できたらと思います。

 
 
 
 
 

授業スタート!【全学年】

 本日より授業が始まりました。本校は今日と明日の2日間に限り、午前中授業(50分×3)としていますが、今日からすべての授業(実技科目等を除く)でオンライン授業ができるよう先生方にお願いしています。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、全国的にオンライン授業の実施が進められていますが、本校では先生方に素早く対応して頂き感謝している所です。各教室の教卓前や後方に生徒たちがipadを設置して、生徒がスマートフォン等の情報端末からGooglemeetに接続することで自宅にいながら授業に参加できることは、学習保障という観点から非常に有効であると思います。3年生の授業に2年生が参加していたり、通信が途切れたり、パソコンのバッテリーが切れる…様々なトラブルもあったようですが、試行錯誤しながら、今後も可能な限り学校に行きたくても行けない生徒に対応していきたいと思います。
 生徒達はこうしうたネットワーク系の操作が非常に強い!驚くほど飲み込みが早く、生徒が積極的に動いてくれるので大変助かっています。私も含め教員が新たな学び方へのスキルを身につける必要があると強く感じる今日この頃です。

 
 
 

久しぶりの登校【全学年】

 本日から2学期がスタートしました。42日間もの夏季休業を終え、生徒たちがどんな表情で登校してくるのか心配していましたが、登校してきた生徒がいつもの笑顔で「おはようございます!」と元気な挨拶をしてくれるので安心しました。始業式は、体育館入口の密を避ける工夫と整列時の間隔をいつも以上に広くとり、感染防止対策を講じた上で実施しました。校長式辞では、防災の日にちなんで「日頃から準備しておくことの大切さ、これは来たるべき試験に向けても同じです。」と生徒に語られました。また、東京パラリンピックに触れられ、「多様性や誰もが共生する社会の実現」を呼びかけられました。その後、保健部長の富永養護教諭から、10代のコロナウイルス感染が急激に加速している状況を受け、マスクを外す時間帯の注意事項やこれまでの感染防止対策の徹底についてお話いただきました。また、誰がいつ感染者、濃厚接触者になってもおかしくない状況下で、思いやりの心を大切にした温かみのある雰囲気をつくってほしいと語られました。
 その後のLHRで、学年の先生方から2学期のスタートに当たり様々な連絡を受けた生徒たち…、1学年では沢山の連絡事項をSmileノート(学年オリジナル連絡ノート)に漏れなく書き込んでいました。明日、明後日は3限までの午前中授業を行います。授業等の準備を忘れずに元気に登校して下さい。
 
 
 
 

明日から2学期!気持ち新たに【全学年】

 保護者・地域の皆さま、本校生の新型コロナウイルス感染にあたりご心配をおかけし大変申し訳ありません。8月23日(月)以降、本校ではすべての部活動を中止し、後期補習もリモート形式で実施するなど生徒の登校を原則止めてきました。※進路指導や学習等の個別指導は除く
 またこの間、校内の消毒作業を教職員で行い、今後の対応についても県教委に相談しながら議論を進めてきました。2学期のスタートにあたり不安を抱えている生徒・保護者の方々もおられるかと思いますが、学校として出来る事は慎重かつ丁寧に行っています。安心して登校をしてください。明日、生徒に配布する保護者あて文書を通して、2学期当初の教育活動等の方針をお伝えする予定です。引き続き、本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。

悔しさをバネに這い上がれ!【硬式野球部】

 小雨が降り続く波賀町メイプル球場にて秋季西播地区ブロック大会の1回戦が行われ、本校硬式野球部は市川高校と対戦しました。雨天順延により実に4日越しの試合でしたが、試合が出来る喜びを選手たちは噛みしめたことでしょう。
 2回裏、本校は立尾(2年・千種中出身)のライト前ヒット、垣口(2年・山崎西中出身)の送りバンド、森下(2年・波賀中出身)の三遊間ヒットで1アウト1,3塁にチャンスを広げ、相手のパスボールで幸先よく1点を先制します。3回の表に2点を取られ、4回を終了して1対2と緊張感ある試合展開でしたが、5回に3点、6回には5点を献上し、1対10×(7回コールドゲーム)で敗れました。1年生エースの竹井(山崎西中出身)が連打を浴びたり守りのミス等が重なり、終わってみれば屈辱的な大敗となりました。素人目にも、確かに市川高校は強かったけれど、本校が細かなミスを繰り返したことで不必要な点を与えて自滅したような印象を持ちました。
 試合の勝敗以上に、練習で出来ていることが試合で発揮できない悔しさは計り知れないものがあるでしょう。しかし、まだ新チームはスタートしたばかりです。今日の負けを受け入れて、また次の試合に向けて鍛え直してほしいと思います。敗者復活戦の日程や対戦相手はまだ分かりませんが、私は勝敗に関係なく千種高校の硬式野球部を応援し続けます。這い上がれ、硬式野球部!!

 
 
 
 
 

雨天練習を黙々と…【硬式野球部】

 昨日、雨で順延となった兵庫県高等学校秋季野球大会西播ブロック大会ですが、本日も雨のため順延となりました。そのため、本校の硬式野球部員は昨日に引き続き、午前中は校内でできる練習に励んでいました。朝からずっと雨が降り続いているため、もちろんグランドでの実践練習はできませんが、清水監督の指導も下、気持ちの入った練習が繰り広げられています。これだけ雨が続くと、さすがに生徒のモチベーションも下がってしまうのではないかと心配ですが、全くそんな雰囲気を感じません。今出来る最大限の努力を腐らずコツコツと取組む生徒たちに、早く試合をさせてあげたいと思います。明日以降も、すっきりとしない天候が続くようですが、どんな状況下でもベストの戦いができるように、生徒の皆さんは気持ちのコントロールをしっかりとしてほしと思います。

 
 
 

うれしい話【硬式野球部】

 季節外れの大雨により、甲子園球場で行われている全国高校野球選手権大会も順延につぐ順延で、連日大会運営に苦慮されている様子がTV等のメディアから伝えられています。選手には、せっかく掴んだ甲子園の舞台なので良いコンディションで野球をやらせてあげたいと思いますが、屋外スポーツである野球はこうした天候による影響をもろに受けるスポーツ…気持ちを切り替えていくしかありませんね。
 実は本日、兵庫県高等学校野球秋季大会の西播地区ブロック大会で、本校の硬式野球部が市川高校との1回戦を行う予定でした。私も応援に駆けつけるつもりでしたが、天候不良により順延に決定したようです。明日以降も雨が続く予報のため、次の試合日程は今のところ未定との事ですが、甲子園同様、新チームとなり夏休み返上で練習に打ち込んできた生徒たちに良いコンディションで試合をさせてあげたいと願います。この雨天順延自体は、うれしい話ではないのですが、先日地域の方からとてもうれしいお話をいただき、私も心を打たれましたので紹介します。
 千種町内を車で走行中の住民の方が、道路際の溝に入り腰をかがめて何かをしている本校生を発見されたそうです。「何をしているんだろう?」とその様子を観察していたら、その生徒がゴミを拾っていたと言うのです。しかも、その拾ったゴミを持ち帰っていたという姿を目の当たりにし「今どき、こんな高校生がいるんだ」と感動されたそうです。おそらく、その姿は練習を終えた野球部の男子生徒だと言う事でした。
 私は、その話を聞いて野球の目標に向けて努力することと同時に、部活動を通して豊かな人間力も磨かれている本校生を改めて誇らしく思いました。大人でもなかなかできない事を、人に指示されて行動するのではなく、自ら行動できる生徒に感動しました。こうした行いが自然に出来る硬式野球部員に、勝利の女神が舞い降りてくれることを願っています。頑張れ、硬式野球部!

イネの出穂

 5月28日(金)に小中高合同田植えを行ってから約80日が経過し、久しぶりに水田を見に行きました。大雨による天候不良等もあり生育が心配されましたが、児童・生徒が植えたイネは大きく株を張り、出穂、開花・受粉とたくましく生長していました。写真では見ずらいのですが、穂先に白い花が咲いている様子も確認できます。午前9時頃から11時頃をピークに午後1時頃まで咲く様子は、今しか見れません。水管理に訪れた生徒も皆さんは、是非イネの様子を観察して下さいね。
 イネの生長と同時に畦に生える雑草の生長もかなり進んでいました。明日は、天気を見ながら草刈りに勤しみたいと思います。

 
 

宍粟市聖火フェスティバル

 本日、東京2020パラリンピック聖火フェスティバル「宍粟たたら製鉄の火」採火式が千種町のたたらの里学習館で行われ、本校から3名の生徒が参加しました。東京2020パラリンピックは8月24日に開会式を迎えますが、それまでの期間、全国の市町村でそれぞれいわれのある火を採火し、東京で集められその火で聖火リレーが行われます。宍粟市では歴史ある「たたら製鉄」の炎から採火しパラリンピックを一体となって盛り上げていくべく、この地で採火式が行われました。
 本校を代表し、この採火式の司会を担当したのは生徒会長の南光開斗君(2年・山崎西中出身)、生徒副会長の長井大樹君(2年・波賀中出身)でした。十分な練習期間もなく急なシナリオ変更もありましたが、堂々たる態度で見事に大役を果たしてくれました。また、採火者として計10名が選出されましたが、高校生を代表し藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)が参加してくれました。事前に宍粟たたら製鉄から採火した炎を、採火者でトーチリレーし最後に中央の炉に点火しセレモニーを終えました。今後この火は、8月16日(月)に神戸総合運動公園陸上競技場で開催される兵庫県聖火フェスティバルに持参し、各市町村の火と共に「兵庫県の火」となり、開催都市(東京)へ運ばれる予定です。
 地元千種町の火の一部が東京2020パラリンピックの会場に運ばれ、各国から集まる選手や私たちを照らす希望の光となりパラリンピックの成功に繋がればと思います。参加生徒の皆さん、お疲れ様でした。