学年・専門部

2022-9 Blog Entry List

人と自然科 ブドウ販売大盛況 無事終了いたしました(ありがとうございました)

 人と自然科の生徒が授業で丹精込めて栽培したブドウ(ベリーA、ピオーネ、マスカットオブアレキサンドリア)の即売会(本校保護者、生徒限定)を9月7日(水)、9日(金)、14日(水)の3日間、各学年ごとに開催させていただき、大盛況の中無事終了しました。

 いよいよブドウの収穫を迎えます(収穫調査)に関する記事はこちら

 販売を前に、生徒自ら調整、包装、袋詰めを行います。各販売日で700房以上の調整が必要なため、1年生から3年生まで手分けをして行います。

 傷んだり割れたりしでいる粒がないかどうかじっくり確認し、ハサミで調整していきます。

 そして調整したブドウは、粒のつまり具合で3つにランク付けし、上と中のランクのブドウはセロファンの包装紙に丁寧に包み、1袋に2~3房を詰め、重さをはかり価格を決定します。

  このように調整、袋詰めは販売直前まで行われ、そしていよいよ体育館前で販売準備です。人と自然科ののぼりを立てた名物のトラック市です。

 今年も新型コロナウィルス感染拡大防止のため、事前に整理券を配布し、少人数ずつ売り場に来てもらう方式をとりました。またレジ前には間隔を開けて並んでもらうための表示をはり、レジ前には生徒が実習で手作りした飛沫防止のついたても設置。さらに1人1人に丁寧に手指消毒を行うなど、万全の体制で臨みました。

 人と自然科の実習は1年生から3年生が一緒になって行います。初めての1年生に2.3年生が丁寧に教えながら販売実習を行っていました。

 レジでは、品種、重さを伺い、商品を準備し会計を行います。昨今の資材の高騰を考慮し、今年度よりやむなく50円から100円の値上げをさせていただきました。50円単位になったため、計算を間違えないようにゆっくりやりとりをを行いました。そしてどんどん売れて無くなった品種、ランクを一覧表に線を引いていきます。どんどん無くなっていきましたね。

 そして今年は野菜部門で収穫最盛期のキュウリも同時販売。大人気でした。(今後も2週間ほど県道脇の販売所で販売しています。1袋3~4本入って100円。お近くを通る際は是非ご購入下さい。)

 今年は台風などの気象災害や害獣被害もなく、さらに夏の晴天にも恵まれなかなかの出来栄え。一方でベリーAでは、ブドウを種なしにする『ジベレリン処理』が上手くできていなかった房もあったようで『とても美味しかったけど種があったよ。』というご指摘をいただきました。来年への課題ですね。

 ブドウのジベレリン処理を行いました・・に関する記事はこちら

 さらにピオーネとマスカットは元々畑の面積が小さいため、数量制限をさせていただきましたが、やはり人気で、最後には売り切れてしまい、買えなかった方もいらっしゃいました。本当に申し訳ありませんでした。

 3日間で合計333名の方に来場いただきました。販売を担当した生徒は自分たちが栽培したブドウを喜んで買ってくださる姿を見て、大きな自信となったそうです。お忙しい中ご来校いただいた保護者の皆さまありがとうございました。そして購入してくれた総合学科の生徒の皆様も、本当にありがとうございました。人と自然科の学びの内容を少しでも理解してもらえたら嬉しいです。

産業社会と人間

9月16日(金)の「産業社会と人間」は、「働くことについて」学びました。

この授業は11月11日実施の「プロフェッショナルin有馬」という一連のプログラムの第1回目となります。

「プロフェッショナルin有馬」は、7つのコースに分かれ、各自2名の職業人から働くことについてお話をお聞きする、有馬高校「産業社会と人間」のメインイベントの1つです。。

今日の前半は「働くことについて」の講義を聞き、その後「プロフェッショナルin有馬」の動画を見ました。

後半は、プロフェッショナルのコース希望をタブレットを使って入力しました。

その後次回の「インタビュー講座」のための質問をグループで相談して決めました。

次回10月7日(金)は、FMさんだのアナウンサーをお招きし、インタビューの極意についての講義を実施します。

 

 

 

 

 

 

 

有高チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」~9/27(火)授業開始時間変更のお知らせ~

学校設定科目「フローラルアート」は、フラワーアレンジメント技術を2年生から3年生まで2年間専門的に学ぶことができ、高度な技術を習得できる授業です。

3年生では外部講師の先生をお招きし、より実践的な授業を受けることができます。また、これまで学んできた知識や技術を生かし、生徒自らが先生役となり地域の方々にアレンジメントを教える「チャレンジ教室」を開講しています。

 

今年度も定員を超える応募があり、その中から厳正なる抽選で選ばれた10名の受講生の方が決定。5月10日(火)に第1回目のチャレンジ教室が開講しました。

 

9月13日(火)に開講された第4回目のチャレンジ教室では、有馬高校で栽培している「トクサ」を用いたアレンジメントを制作しました。

トクサの他にも、有馬高校で栽培している「センニチコウ」や「アゲラタム」、パスカル三田で購入した「スプレーギク」や「ミズヒキソウ」など、季節の花材を使用しました。

 

これまでのチャレンジ教室では、形や寸法が決められている作品を作ってきましたが、今回のアレンジメントは“自由”に制作してもらいました。

 

基礎の復習も兼ねて、スポンジセットや花材の切り方・挿し方も生徒が丁寧に説明しました。

   

トクサは内部が空洞になっているため、ワイヤーを挿し込み、自由自在に形を作ることができます。

  

生徒もデザインや花材の挿し方などをアドバイスしながら、一緒に作品制作に取り組みました。

   

約1時間半かけて完成した作品がこちら。素敵なアレンジメントが完成しました。

   

< チャレンジ受講生の方への連絡 >

次回のチャレンジ教室は、9月27日です。この日は体育大会予行前日のため、40分授業となります。5時間目の授業開始時間が12時35分からとなりますので、ご予定をお願いいたします。

※悪天候により、行事予定、時程等が変更になる場合があります。その場合、再度ブログ情報を掲載しますので、お手数をおかけしますが、確認をよろしくお願いいたします。

ご不明点がある場合は、079-563-2881(学校)へご連絡ください。

 

産業社会と人間『1分間スピーチ』

9月9日(金)の1年次生「産業社会と人間」は、「1分間スピーチ発表会」でした。

夏季課題「わたしのキャリアデザインのために」において

①ボランティア活動に参加する ②身近な職業人にインタビューをする ③大学、短大などのオープンキャンパスに参加する ④インターンシップに参加する

4つの課題のうち1つを選択し、先週から取り組んだスピーチ原稿をもとに、みんなの前で発表しました。

 

概ね②の身近な職業人にインタビューする人が多くいた印象です。中には父親の職場に同行し、家ではゴロゴロして過ごしているのに、職場ではキリっとしていて格好良かったです、と発表した生徒もいました。社会に出て仕事をすることの大変さを自分たちなりに学んできたようです。

  

 11月には、実際に仕事をされている職業人7名の方に有馬高校へお越しいただき、社会の中での職業の意義や、仕事についてのやりがいなど、「働く」ことへの考えを深めていきます。どのようなお話を聞けるか楽しみにしています。ぜひ、それまでにインタビューの技法やコミュニケーション技術を磨いていって欲しいです。

人と自然科 秋野菜(ダイコン・ハクサイ)の栽培が始まりました

 心配していた大型台風も日本列島から少し逸れ、被害が少なくほっと胸をなで下ろしています。酷暑が続いた夏の季節もいよいよ終わりを迎えようとしており、有馬高校人と自然科の農場でもいよいよ秋~冬にかけての野菜、草花苗の栽培が始まっています。

 1年生農業と環境の授業では、ダイコン、ハクサイの栽培がスタートしています。今回も自分の担当区が設けられ、収穫まで責任を持って管理を行います。まずは先生から実習内容について、指導を受けます。

 まずは、ハクサイの定植です。夏季休業中の実習で自分で播種していた苗を定植します。本葉が6枚ほど出ていたということでばっちりのタイミングです。

 夏季休業中も実習授業(総合実習)本当に頑張りましたに関する記事はこちら

 

 まずは、畦(山になっている部分)の床(平らな部分)をクワで耕うんし、整地します。

 そして、苗を株間40cm千鳥植え(株をずらし互い違いに植える方法)で並べていきます。

 そして、植え穴を掘り、苗を取り出し植え付けます。株元を少しへこませ、水がたまるウォータースペースを作るのがポイントです。

 次は、ダイコンの播種(種まき)です。深さ約3cmさく条(溝を切る)します。

 そして、ダイコンの種子を1カ所3粒ずつ、株間30cmで落としていきます。種子が隣とくっつかないように三角形に置いていきます。(後から間引きをするためです)

 その後、覆土として、束ねた稲わらを置き、飛ばないように土で押さえます。本日播種したダイコンは今週末には発芽を迎えます。

 

 これで、本日の実習は完了です。

 本日定植、播種したハクサイ、ダイコンは、順調に生育すれば11月中旬には収穫適期を迎え、秋の農業祭で販売されます。

 昨年度秋の農業祭の様子はこちら

 今年度の秋の農業祭は11月12日(土)を予定しています。立派なハクサイ、ダイコンが収穫できるように管理を楽しみながら頑張りましょう。