Aioi High School,Passport to the World ~相生高校から世界へ~ |
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2022年11月9日(水)
国連UNHCR協会 広報啓発事業/難民高等教育プログラム担当の芳島昭一様をお迎えし、「難民問題の現状とわたしたちにできること」と題して、講演をしていただきました。
新型コロナ感染症対策を取って、応接室から各教室へリモート配信をする形で講演会を実施しました。
世界中の難民の実態について、その数の多さ、生活ぶりなど具体的にわかりやすく教えていただきました。特に「想像してみよう」という問いかけの中で、私たちと変わらない普通の生活を送っていた状態から難民になってしまうまでをリアルに説明していただいた時には非常に胸が痛くなりました。「難民になりたくてなった人は誰もいない」という言葉が特に印象に残っています。
また、わたしたちにできることとして ①知ること・調べること ②広めること・伝えること ③支えること・募金に協力すること ④寄り添うこと・自分が難民だったと考えてみる ことだと教えていただきました。50円で子供一人の命を救える栄養補助食品が購入できると聞き、たとえ少額でも役に立てることがあるとわかりました。
講演の後、日本における難民認定について、難民の方と接する際に大切にしていること、今まで難民支援の中でうれしいと感じたことなどについて生徒の皆さんから質問があり、充実した時間を過ごすことができました。この講演を通して、世界を見る目が広くなったと思います。
芳島先生、国連UNHCR協会の皆様、ありがとうございました。
ライブ配信をする芳島先生 | 教室でライブ配信を通して講演を聞く生徒 | 質問をする生徒 |
質問をする生徒 |
謝辞を述べる生徒 |