校長日誌
校長日誌(30年度)
西播大会(陸上競技、剣道)
今日と明日も2日間にわたって各会場で西播大会が行われていますが、お昼前頃から姫路市中地にあるウインク陸上競技場と県立武道館を訪ねて、それぞれの競技で高校生諸君が競い合う姿を見て元気をたくさんもらって帰ってきました。陸上競技場では、ちょうど100m走の予選が行われているところで、少し向かい風があるものの素晴らしい天候に恵まれ、各選手たちの一気に駆け抜ける姿には多くの観客の皆さんが惜しみない拍手を送っていました。山高生の活躍については、後日「山高タイムズ」でお知らせすることが出来ると思います。

次に、県立武道館へ入ると、ちょうど男子個人の決勝戦が行われているところで、私はそれが誰だか最初分からなかったのですが、本校3年生の秦君が出ていたようです。決勝では惜しくも敗れたのですが、それでも堂々の準優勝で、祝福の拍手を送りたいと思います。男子の個人戦が終わると女子の団体戦が始まり、本校は播磨、龍野を撃破して準決勝に駒を進めました。相手は東洋大姫路。東洋の壁は中々厚く、決勝に進むことはできなかったのですが、この悔しさをばねにして、また頑張ってもらいたいと思います。しかし、堂々の3位で立派なものです。おめでとう。明日は、女子の個人戦と男子の団体戦があります。自分たちの練習を信じて、是非とも頑張ってください。

他にも、この週末は男女バスケットボール部が神戸での県大会に臨んでいるのですが、そちらへは足を延ばすことが出来ていません。健闘を祈るばかりです。私は、最近の高校生はスマホばかりいじくって、勉強や部活に身が入っていないのでは、と横目に見てしまうこともあるのですが、今日のようなすがすがしい彼らの姿に接すると、そのようなことも杞憂であるし、正に以前の兵庫国体のスローガンにあった「光る汗、輝く瞳、今青春!」といった言葉がピッタリだなと思いながら姫路を後にしました。
次に、県立武道館へ入ると、ちょうど男子個人の決勝戦が行われているところで、私はそれが誰だか最初分からなかったのですが、本校3年生の秦君が出ていたようです。決勝では惜しくも敗れたのですが、それでも堂々の準優勝で、祝福の拍手を送りたいと思います。男子の個人戦が終わると女子の団体戦が始まり、本校は播磨、龍野を撃破して準決勝に駒を進めました。相手は東洋大姫路。東洋の壁は中々厚く、決勝に進むことはできなかったのですが、この悔しさをばねにして、また頑張ってもらいたいと思います。しかし、堂々の3位で立派なものです。おめでとう。明日は、女子の個人戦と男子の団体戦があります。自分たちの練習を信じて、是非とも頑張ってください。
他にも、この週末は男女バスケットボール部が神戸での県大会に臨んでいるのですが、そちらへは足を延ばすことが出来ていません。健闘を祈るばかりです。私は、最近の高校生はスマホばかりいじくって、勉強や部活に身が入っていないのでは、と横目に見てしまうこともあるのですが、今日のようなすがすがしい彼らの姿に接すると、そのようなことも杞憂であるし、正に以前の兵庫国体のスローガンにあった「光る汗、輝く瞳、今青春!」といった言葉がピッタリだなと思いながら姫路を後にしました。
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各運動部活動西播大会の様子
本日午前から午後にかけて、姫路市内で開催されている各運動部の西播大会を幾つか覗いてみました。女子ソフトボール部は、姫路西高校を会場に龍野北高校との準決勝を戦ったのですが、2-2でのタイブレークで2点先取してチャンスを作ったものの、その後3点を取り返されて悔しい結果となりました。この試合は、事実上の決勝戦であるというのが衆目の一致するところで、非常に見ごたえのあるものとなりました。6月の県大会での捲土重来(けんどじゅうらい)を期したいところです。

卓球部は、姫路ウィンク体育館で昨日の個人戦から行われているのですが、ソフトの試合を見てから駆け付けると、女子団体戦で丁度県大会への出場権をかけての敗者復活第2戦で琴丘高校と対戦しているところでした。惜しくも敗れて敗者復活第3戦に臨むことになったのですが、応援席では既に団体での県大会出場を決めている男子諸君が熱い声援を送っていました。


女子卓球部の県大会出場権獲得を祈りつつ、次に向かったのは広畑テニスコート。私自身も以前顧問をしていたことがあるのですが、その頃ソフトテニスの会場と言えば琴丘高校(男子)、姫路商業高校(女子)、及び姫路高校あたりが定番でした。数年前から女子の会場は広畑、男子は赤穂海浜公園であるとのことです。さて、会場に辿り着くと1年生の女子部員数名に出逢い、昨日が個人戦で、今日は団体戦なのですが、本校は既に敗退したとのことでした。次を期して頑張ってもらいたいと思います。ところで、この会場には大変な数のクスノキが植えられているのに気づき驚いたのですが、葉っぱをもじって香りを嗅いでみると、樟脳(しょうのう)の匂いがして、やはり周辺が工場地帯であることを考えた上での公園設計であったのだと思います。(以下、5月7日記述。卓球部女子団体は県大会出場決定。男女共に出場です。また、男子ソフトテニス部が団体で県大会出場を決めています。これは、20数年ぶりとのことです。各部の戦績等は、「山高タイムズ第3号」でまとめてお知らせします。)
卓球部は、姫路ウィンク体育館で昨日の個人戦から行われているのですが、ソフトの試合を見てから駆け付けると、女子団体戦で丁度県大会への出場権をかけての敗者復活第2戦で琴丘高校と対戦しているところでした。惜しくも敗れて敗者復活第3戦に臨むことになったのですが、応援席では既に団体での県大会出場を決めている男子諸君が熱い声援を送っていました。
女子卓球部の県大会出場権獲得を祈りつつ、次に向かったのは広畑テニスコート。私自身も以前顧問をしていたことがあるのですが、その頃ソフトテニスの会場と言えば琴丘高校(男子)、姫路商業高校(女子)、及び姫路高校あたりが定番でした。数年前から女子の会場は広畑、男子は赤穂海浜公園であるとのことです。さて、会場に辿り着くと1年生の女子部員数名に出逢い、昨日が個人戦で、今日は団体戦なのですが、本校は既に敗退したとのことでした。次を期して頑張ってもらいたいと思います。ところで、この会場には大変な数のクスノキが植えられているのに気づき驚いたのですが、葉っぱをもじって香りを嗅いでみると、樟脳(しょうのう)の匂いがして、やはり周辺が工場地帯であることを考えた上での公園設計であったのだと思います。(以下、5月7日記述。卓球部女子団体は県大会出場決定。男女共に出場です。また、男子ソフトテニス部が団体で県大会出場を決めています。これは、20数年ぶりとのことです。各部の戦績等は、「山高タイムズ第3号」でまとめてお知らせします。)
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山崎ウォーキング&ウォッチング
今日から「山崎ウォーキング&ウォッチング」が始まり、昨夜の雨が嘘の様に晴れ上がった好天の下、山崎町内の各所で工夫を凝らしたイベントが展開されました。山崎高校の生徒たちも、生活創造科の「山高街の駅」が商工会の広場で、茶道部と美術部が防災センターの5階で、それぞれお茶のお点前と美術の力作を展示して、数多くのお客様に喜んで頂くことが出来ました。特に、街の駅では用意していた数多くのケーキやクッキーが12時半頃には完売し、お買い上げ頂いたお客様には、午後のお茶と一緒に、或いは夕食後のデザートで、高校生手づくりの味を楽しんで頂いているのではないでしょうか。
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1年生オリエンテーション合宿
4月23日(月)・24日(火)の両日、第1学年73回生が広島県の「ツネイシしまなみビレッジ」に赴き、オリエンテーション合宿を行いました。2日間という限られた時間の中で、座禅、集団行動、校歌コンクール、そしてカッター訓練といった内容の活動を通して、友達づくりは勿論のこと、クラスづくりや学年づくりに取り組み、この73回生の仲間でこれからの高校生活3年間を過ごすのだという心構えを身につけることが出来たと思います。以前「みろくの里」と呼ばれていた同施設は山と海に恵まれ、1日目に体験した座禅は、鳥のさえずりにも新たな感動を覚えながら、内なる自己と向き合う上で大事なヒントが得られたと思います。また、2日目である本日、小雨の中実施したカッター訓練では、生きていく上で仲間と心を一つにすること、つまり「チームワーク」の大切さを身をもって学ぶことが出来ました。「73回生」という船が、今日のような雨の日は勿論のこと、どんな嵐に出逢おうとも、互いに切磋琢磨し合いながら突き進んでくれることを切に願っています。
【1日目】



【2日目】


【1日目】
【2日目】
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庭田神社から神崎高校へ
本日午前10時から一宮町染河内能倉(よくら)の庭田神社にて、幻の酒「三笑」の蔵出し神事があり、地元染河内地区の皆さんは勿論のこと、宍粟市を挙げて「日本酒発祥の地、宍粟」を全国に発信する貴重な機会となりました。本校としては、お酒ではないのですが、今注目されている「発酵食品」、つまりお味噌や麹(こうじ)を用いた食品の研究を宍粟市産業部の「まち・にぎわい課」様からご提案頂いていることもあり、本日参加させて頂きました。今後、生活創造科で発酵食品の意義や効用についての研究を進めると共に、麹や酒粕を用いた料理のレシピ及びスイーツ等の開発を模索することになるのではないかと思います。私自身、染河内(そめごうち)は伯母が嫁いだ村で、幼い頃から何度となく訪れて伯母手づくりの鰻の茶漬けやとろろ汁を食べさせてもらった、いつ来ても懐かしい香りと思い出深い所です。つい最近になって、播磨国風土記にある庭田神社と「ぬくゐ川」に由来する話がお酒に関する最も古い記録であるが故に、「日本酒発祥の地」として注目されています。是非このHP右側にある黄色いバナーから「しそうの逸話」をご覧になって下さい。

染河内を辞した後、峰山高原を抜けて神河町に向かい、神崎高校に足を運びました。本校の女子ソフトボール部が本日同校で練習試合を行っていたからです。行ってみると、ちょうどお昼休みから午後の試合に向けてのウォーミングアップを始めているところだったのですが、日高高校と篠山鳳鳴高校も来ており、各校共に前期地区大会を直前に控えての実践練習ということで最終的な調整を行う絶好の機会となったようです。各校の健闘を祈っています。

ところで、今日の神戸新聞西播版で、山崎町の書家山部一翆先生(本校6回生)が率いておられる「山楽会」の書道展について取り上げられているのですが、その写真に写っているのは、本校の国語科教諭住江正典先生の作品です。一昨日の放課後も、書道教室で書道部員に対して書体の講義をされていた姿が印象的でした。神戸 H30.4.22(山楽会展).pdf
染河内を辞した後、峰山高原を抜けて神河町に向かい、神崎高校に足を運びました。本校の女子ソフトボール部が本日同校で練習試合を行っていたからです。行ってみると、ちょうどお昼休みから午後の試合に向けてのウォーミングアップを始めているところだったのですが、日高高校と篠山鳳鳴高校も来ており、各校共に前期地区大会を直前に控えての実践練習ということで最終的な調整を行う絶好の機会となったようです。各校の健闘を祈っています。
ところで、今日の神戸新聞西播版で、山崎町の書家山部一翆先生(本校6回生)が率いておられる「山楽会」の書道展について取り上げられているのですが、その写真に写っているのは、本校の国語科教諭住江正典先生の作品です。一昨日の放課後も、書道教室で書道部員に対して書体の講義をされていた姿が印象的でした。神戸 H30.4.22(山楽会展).pdf
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73回生オリエンテーション合宿結団式
本日午前9時から、1年生オリエンテーション合宿の結団式が体育館で行われ、23日(月)の実施に向けて気合いを入れる機会となりました。入学以降約2週間が過ぎたとは言うものの、まだまだ不安は尽きないと思います。団長としての挨拶でも、生身の人間である私たちには不安や悩みはあって当然、新しい友達を作る上で案外ちょっとした声の掛け合いで気軽に話せるようになるものなので、この合宿を良き仲間づくり、クラスづくり、そして、人生の基礎づくりという意味で頑張ってもらいたいという旨の話を致しました。学年主任の東先生と養護教諭の北條先生から、合宿についての心構えと健康上の留意点についての話もあり、月曜日にはみんな元気よく出発できることを願っています。結団式に続いて、カッター訓練に備えての隊形練習、及び各係ごとに先生方から役割留意点の話を聞いていました。今日から、西播大会が始まっている部活動もあり、1年生も何名か公欠で試合に参加している人もいましたが、月曜日の朝に向けて体調を整え、実りある合宿訓練となることを祈っています。


最後の写真は、体育館左前方に掲げられている「校訓額」です。平成元年2月に制定された「希望・英知・敬愛」の校訓。この額は、平成元年度卒業生の皆さんによって寄贈されたものです。揮毫されたのは、本校6回生の山部一翠(一之)先生。千種高校の校訓額「自立・信愛」も山部先生に揮毫(昭和55年2月)していただいています。本校玄関横に校訓碑がありますが、これは校訓制定時の第24代中山晶弘校長先生が揮毫されたものです。雅号は「師山」。校訓の脇に「師山書」とあるのがわかると思います。校訓碑建立は平成3年2月。第25代校長、大北尚三先生によって記された銘板が碑の側に置かれています。「校訓の碑中山晶弘書 校訓は平成元年二月制定 平成三年二月この碑を造る 校長 大北尚三」と刻まれています。その脇には、本校の校木「交譲木(ゆずりは)」が立ち、日々の山高生の成長を見守ってくれていますが、校木制定の由来については、また機会を改めてお話ししたいと思います。
最後の写真は、体育館左前方に掲げられている「校訓額」です。平成元年2月に制定された「希望・英知・敬愛」の校訓。この額は、平成元年度卒業生の皆さんによって寄贈されたものです。揮毫されたのは、本校6回生の山部一翠(一之)先生。千種高校の校訓額「自立・信愛」も山部先生に揮毫(昭和55年2月)していただいています。本校玄関横に校訓碑がありますが、これは校訓制定時の第24代中山晶弘校長先生が揮毫されたものです。雅号は「師山」。校訓の脇に「師山書」とあるのがわかると思います。校訓碑建立は平成3年2月。第25代校長、大北尚三先生によって記された銘板が碑の側に置かれています。「校訓の碑中山晶弘書 校訓は平成元年二月制定 平成三年二月この碑を造る 校長 大北尚三」と刻まれています。その脇には、本校の校木「交譲木(ゆずりは)」が立ち、日々の山高生の成長を見守ってくれていますが、校木制定の由来については、また機会を改めてお話ししたいと思います。
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放課後の部活動パートⅡ
山崎町は今日も天候に恵まれ、放課後になると学校のあちこちから部活動に取り組む生徒諸君の元気な声が聞こえて来ましたので、校舎内の探検と銘打って、カメラを片手に約1時間ばかり歩き回ってみました。先日見られなかった運動部と、特別教室棟を舞台に繰り広げられている文化部の活動を、これもすべてではないのですが紹介してみたいと思います。



部活動巡りに腰を上げるのが、先日もそうでしたが大体午後5時を過ぎてからの時間ですから、その時点で既に活動を終えている部活動もあって、中々すべてを網羅するのは難しいのですが、それでもここ何日かで複雑な校舎内の構造も大体頭に入りましたし、どこにどの教室があって、どこをどう行けば目的の場所に到達できるかということもわかる様になりました。高校時代、授業が終わってからの部活動の時間というのは最も楽しい時でした。あの頃と校舎は全く違うのですが、建物が変わっても青春の一頁を彩る活動が醸し出す空気感は全く変わっておらず、「勉強と部活が思いっきりできる学校づくり」という目標はやはり間違ってはいない、と意を強くした次第です。さて、4月も下旬が近づくと校庭のあちこちで花の彩りが増し、あと2週間もすればさらに華やかになると思います。今日は、校門中の庭園とテニスコート横で目にした3種類の「白い花」、ドウダンツツジ、アセビ、シラフジを紹介します。特に、フジは今が真っ盛りで、かぐわしい妙なる香りを漂わせていました。フジと言えば町内のあちこちで見られる薄紫色がよくあるのですが、本校は珍しい白藤で、これは千種高校の中庭にあるものと同じです。もしかしたら株分けして千種分校時代に持って行ったのかもしれません。明日、1年生はオリエンテーション合宿の結団式を行います。クラスづくり、学年づくりの良い機会としましょう。
部活動巡りに腰を上げるのが、先日もそうでしたが大体午後5時を過ぎてからの時間ですから、その時点で既に活動を終えている部活動もあって、中々すべてを網羅するのは難しいのですが、それでもここ何日かで複雑な校舎内の構造も大体頭に入りましたし、どこにどの教室があって、どこをどう行けば目的の場所に到達できるかということもわかる様になりました。高校時代、授業が終わってからの部活動の時間というのは最も楽しい時でした。あの頃と校舎は全く違うのですが、建物が変わっても青春の一頁を彩る活動が醸し出す空気感は全く変わっておらず、「勉強と部活が思いっきりできる学校づくり」という目標はやはり間違ってはいない、と意を強くした次第です。さて、4月も下旬が近づくと校庭のあちこちで花の彩りが増し、あと2週間もすればさらに華やかになると思います。今日は、校門中の庭園とテニスコート横で目にした3種類の「白い花」、ドウダンツツジ、アセビ、シラフジを紹介します。特に、フジは今が真っ盛りで、かぐわしい妙なる香りを漂わせていました。フジと言えば町内のあちこちで見られる薄紫色がよくあるのですが、本校は珍しい白藤で、これは千種高校の中庭にあるものと同じです。もしかしたら株分けして千種分校時代に持って行ったのかもしれません。明日、1年生はオリエンテーション合宿の結団式を行います。クラスづくり、学年づくりの良い機会としましょう。
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放課後の運動部活動
今日の夕刻、5時を過ぎてからグラウンドや体育館での運動部活動の様子を見て歩きました。各部共に、1年生が体験入部の形で数名来ており、「もう決めました!」と、力強く答える生徒もいれば、「まだ迷っています。」と答える生徒もいて、「ああ、自分も1年生の最初の時はあれこれ迷っていたなあ。」と、40数年も前にタイムスリップしたような気分になりました。やはり高校生は元気が一番。そして、高校生が懸命に部活動に取り組む姿は美しい。「こんにちは!」と大きな声で迎えられ、「はい、こんにちは!」と応える私。今日は、カメラを手にしての校内散策でしたが、部活動ごとに出逢う後輩諸君の笑顔は、何物にも代え難い一服の清涼剤となってくれました。



体育館の入り口に足を踏み入れると、きれいに揃えられた靴の白さが印象的でした。「心・技・体」とよく言われますが、技だけではなく「心」を大事にする姿が山高生の中にしっかりと息づいていることを非常に嬉しく思います。それから、同窓会館と体育館に掲げられている2枚の絵に目が留まりました。本校5回生、山崎町出身、松井叔生(まつい しゅくせい)画伯の絵です。私の母と同級生でいらっしゃったこともあり、若い頃姫路のある画廊でお出会いしたことがあります。描かれている女性の優しいまなざしにしばし見とれてしまい、今月初めの着任以降少し気ぜわしい時間を過ごしてきた私にとって、部活動にいそしむ後輩諸君の「動」と、松井大先輩の絵の「静」の両面で癒される、非常に貴重な時間となりました。
体育館の入り口に足を踏み入れると、きれいに揃えられた靴の白さが印象的でした。「心・技・体」とよく言われますが、技だけではなく「心」を大事にする姿が山高生の中にしっかりと息づいていることを非常に嬉しく思います。それから、同窓会館と体育館に掲げられている2枚の絵に目が留まりました。本校5回生、山崎町出身、松井叔生(まつい しゅくせい)画伯の絵です。私の母と同級生でいらっしゃったこともあり、若い頃姫路のある画廊でお出会いしたことがあります。描かれている女性の優しいまなざしにしばし見とれてしまい、今月初めの着任以降少し気ぜわしい時間を過ごしてきた私にとって、部活動にいそしむ後輩諸君の「動」と、松井大先輩の絵の「静」の両面で癒される、非常に貴重な時間となりました。
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「しそうの逸話」紹介
つい昨日ですが、本校HP右側のコーナーの一つに「しそうの逸話」という黄色いバナーを加えました。これは宍粟市商工会様が運営されている「宍粟SNS、E‐宍粟」の中の企画で、約10年前から掲載されてきていたものです。元々は平成7年頃から「サンホールやまさきニュース」に掲載されていた記事をまとめた冊子『しそうの逸話』が原典となっているものなのですが、旧宍粟郡5町(山崎、一宮、波賀、千種、安富)に古くから伝わる数々の伝説を、美しい映像と画像、そして哀愁漂う音声とナレーションによって紹介しているものです。これまでも、市内の観光施設等で上映されていたり、或いはDVD等で紹介されてきたものなのですが、特に高校生諸君には地元に伝わる昔話を知る上で是非とも一度見てもらいたいと思っています。全5町の作品を数えれば100話ぐらいはありますし、一話一話に味わいがありますので、非常に素晴らしい勉強になります。例えば、一宮町能倉(よくら)の庭田神社に伝わる「ぬくゐ川とお酒」という話は播磨国風土記に出てくるもので、日本酒について書かれた最も古い文献であるが故に、宍粟が「日本酒発祥の地」と言われている事情をよく伝えてくれています。私は生まれも育ちも、そして今も安富町で暮らしていますが、町内最北端関地区の「鹿ヶ壷」に伝わる大鹿伝説「伊佐々王」の話や、町内南部の29号線沿いにある「お万の滝」伝説は幼い頃から親しんできただけに、大いなる感激をもって繰り返し見ています。何度見ても飽きるということがありません。千種高校の教頭をしていた平成25年頃に、千種高校のHP内にこの黄色いバナーを掲示してリンクを貼ると共に、同じ頃千種町に伝わる「お花屋敷と忠佐護神社」という話を英訳して「千種町英語教育研究会」の冊子(千種高校HP内で閲覧可能)に掲載したこともあります。今後宍粟市内若手の中高英語教員と共に、こういった地元に伝わる逸話・伝説を英訳して、宍粟ならではの英語教材を開発することが出来れば、という夢も持っています。なお、これらすべての映像作品の撮影から編集、及び美しいCG画像を描いているのは、山崎町青木の山内一輝君です。この黄色いバナー「しそうの逸話」も4年前に彼に作ってもらいました。市内の各種イベント、特に5月の連休中の「山崎ウォーキング&ウォッチング」では、重いカメラ機材をかついで町内を歩き回っていますので、その映像は「しーたん放送」等で見られると思います。本校も5月3日に「山高街の駅」を開催しますので、どうぞご期待下さい!
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新学期、朝の登校風景
昨日、始業式と入学式を終えた山高生にとって、今日が本格的な新学期の始まりとなりました。このところ朝起きると肌寒さを感じる日々が続いているのですが、春休み中から毎朝変わらず続けてくれているのが野球部諸君による朝の清掃活動です。7時を過ぎた頃にはもう始まっていて、登校する生徒の数が増える7時45分頃まで学校周辺のごみ拾いや掃き掃除を展開してくれています。今朝私は学校到着後少しだけ校長室で用務の確認を行った後、7時40分頃から校門付近に立って、野球部顧問の先生方と一緒に登校する生徒諸君に「おはよう!」と声をかけていきました。「おはようございます!」と元気のよい声で挨拶を返してくれる生徒、恥ずかしそうに小さな声で応えてくれる生徒、会釈だけの生徒、特に何の反応も示さない生徒、と様々な今の山高生の様子が分かりました。本校の校歌は「朝の挨拶」という言葉で始まります。元気のよい挨拶こそが一日の始まりの基本です。「もっと大きな声で!」「挨拶をきちんとせえよ!」と少しうるさい校長ですが、互いの心の扉を開いてくれる朝の挨拶を大事にしたいと思います。

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第73回入学式挙行
昨日午後1時30分から本校体育館にて第73回入学式が挙行され、森林環境科学科36名、生活創造科40名、普通科135名、計211名が晴れて山崎高校の門をくぐりました。宍粟市長福元晶三様、山崎町内3中学校長様を始めとするご来賓の皆様方、及び各ご家庭の皆様方多数ご列席の下、高校生としての決意も新たに各担任の先生方の呼名に力強く応える姿が印象的でした。昨年度創立110周年を祝い、また新たなる一歩を踏み出した伝統ある山崎高等学校にとって、新入生の入学は初々しい命、若々しい力を迎える大いなる喜びの時であります。第1学年担当の先生方に伺いますと、今年の一年生は元気な挨拶ができる生徒が多いということで、常々「元気な挨拶」「明るい笑顔」こそが一番大事と考えてきた私にとっても、これほど嬉しいことはありません。42歳年下の後輩諸君ですが、式典の壇上から一人一人の顔を見つめながら、非常に頼もしく思いました。高校生活のリズムを早く会得し、山高生としての伝統を受け継ぐべく、勉学に部活動にと様々な面で活躍してくれることを期待しています。ご入学、本当におめでとう! 入学式に先立つ始業式でも、2・3年生に対して、これからの山高を形づくる上で大事な点を述べさせて頂きました。どのように時が流れ、時代が移り変わって行こうとも、「不易」、つまり変わらぬものがあります。私の高校時代でも大事であったこと、40年以上経った今でも決して色あせることのない大事な事柄です。本校の生徒諸君へ.pdf


式典の終了後、在校生諸君による校歌の紹介があり、作詞竹中郁先生、作曲川澄健一先生による曲を堂々と歌ってくれました。新入生諸君も早く覚えて欲しいと思いますが、この私自身も、実は今の校歌が出来たのが本校卒業後の昭和54年11月であるが故に、まだ知りません。懸命に覚えようと思っています。同時に、私たちの高校時代、校歌として歌っていた名曲「山崎高校生徒会歌」(小倉悠丘先生作詞、秋月直胤先生作曲)を、全校生が力強く歌うことが出来るように復活させたいと考えています。
式典の終了後、在校生諸君による校歌の紹介があり、作詞竹中郁先生、作曲川澄健一先生による曲を堂々と歌ってくれました。新入生諸君も早く覚えて欲しいと思いますが、この私自身も、実は今の校歌が出来たのが本校卒業後の昭和54年11月であるが故に、まだ知りません。懸命に覚えようと思っています。同時に、私たちの高校時代、校歌として歌っていた名曲「山崎高校生徒会歌」(小倉悠丘先生作詞、秋月直胤先生作曲)を、全校生が力強く歌うことが出来るように復活させたいと考えています。
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野球部練習試合(対神崎高校)
本日、山崎高校グラウンドで野球部が神崎高校との練習試合を行うと、昨日聞いていましたので、お昼頃に覗いてみると丁度昼休みが終わりかけて、第2試合に備えてウォーミングアップをしているところでした。聞くと、朝9時に始まった第1試合は、10-0で神崎高校の勝ち、そして、これは夕方に聞いたのですが、第2試合目は6-3で山崎高校が勝利を収めたとのことでした。つい先日まで勤めておりました神崎高校の生徒諸君が、元気よく私を出迎えてくれて嬉しく思いました。両校共に今後練習を重ね、切磋琢磨して夏の大会で勝ち進んでくれることを願っています。
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着任のご挨拶
4月2日(月)、野谷校長先生の後任、第37代校長として着任致しました原田尚昭(はらだ ひさあき)です。本校31回生で、安富町出身です(初代小笠原校長[大正2年]、15代松下校長[昭和38年]に続いて3人目)。高校時代は、写真部(1年生8月まで)やESS(1年生9月から)に所属し、11月の文化祭では毎年英語劇を演じていました。昭和58年4月に教職に就いてから早35年。本校で9校目となりました。宍粟での勤務は、平成24年~26年度の千種高校教頭に続いて2度目となります。山崎高校に奉職するのは今回が初めてなのですが、よく公務や練習試合で出入りし、時には恩師の先生を訪ねたりしながら、常に本校の様子を外から見つめて参りました。現在の校歌は、卒業後の昭和54年11月に出来たものなので知らないのですが、昭和27年2月に作詞小倉悠丘先生、作曲秋月直胤先生御二人によって生み出された名曲「山崎高校生徒会歌」をこよなく愛しています。よって、私より年上の先輩多数の方々の心のふるさと「生徒会歌」を応援歌として位置づけ、復活させたいと考えています。「夢かなう山高、輝く地域の星として」を合言葉として持てる力をすべて結集し、母校の発展のために力の限り尽くして参ります。同窓生の皆様方、地域の皆様方、或いは各御家庭の皆様方、どうぞ遠慮なくいろんなご意見やアイディアをお持ち寄り下さい。校長着任挨拶.pdf また、2日着任直後の職員会議では、先生方に教師としての基本的な姿勢について、私が考えるところを少しお話しさせて頂きました。平成30年度を始めるにあたって.pdf 山崎高校全教職員老いも若きも一丸となって、明日を担うこころ豊かなひとづくりに向かって、力強く前進して参りたいと考えています。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年は桜の開花が早く、入学式にはもう花が散ってしまっていることになったのですが、4月3日時点が満開で、見事な桜花爛漫の春に迎えられ、着任することが出来ました。
今年は桜の開花が早く、入学式にはもう花が散ってしまっていることになったのですが、4月3日時点が満開で、見事な桜花爛漫の春に迎えられ、着任することが出来ました。
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◎登下校時の自動車での送迎について(お願い)
登下校時の自動車での送迎について、こちらをご確認ください。
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