校長日誌

73回生オリエンテーション合宿結団式

本日午前9時から、1年生オリエンテーション合宿の結団式が体育館で行われ、23日(月)の実施に向けて気合いを入れる機会となりました。入学以降約2週間が過ぎたとは言うものの、まだまだ不安は尽きないと思います。団長としての挨拶でも、生身の人間である私たちには不安や悩みはあって当然、新しい友達を作る上で案外ちょっとした声の掛け合いで気軽に話せるようになるものなので、この合宿を良き仲間づくり、クラスづくり、そして、人生の基礎づくりという意味で頑張ってもらいたいという旨の話を致しました。学年主任の東先生と養護教諭の北條先生から、合宿についての心構えと健康上の留意点についての話もあり、月曜日にはみんな元気よく出発できることを願っています。結団式に続いて、カッター訓練に備えての隊形練習、及び各係ごとに先生方から役割留意点の話を聞いていました。今日から、西播大会が始まっている部活動もあり、1年生も何名か公欠で試合に参加している人もいましたが、月曜日の朝に向けて体調を整え、実りある合宿訓練となることを祈っています。

  
  

最後の写真は、体育館左前方に掲げられている「校訓額」です。平成元年2月に制定された「希望・英知・敬愛」の校訓。この額は、平成元年度卒業生の皆さんによって寄贈されたものです。揮毫されたのは、本校6回生の山部一翠(一之)先生。千種高校の校訓額「自立・信愛」も山部先生に揮毫(昭和55年2月)していただいています。本校玄関横に校訓碑がありますが、これは校訓制定時の第24代中山晶弘校長先生が揮毫されたものです。雅号は「師山」。校訓の脇に「師山書」とあるのがわかると思います。校訓碑建立は平成3年2月。第25代校長、大北尚三先生によって記された銘板が碑の側に置かれています。「校訓の碑中山晶弘書 校訓は平成元年二月制定 平成三年二月この碑を造る 校長 大北尚三」と刻まれています。その脇には、本校の校木「交譲木(ゆずりは)」が立ち、日々の山高生の成長を見守ってくれていますが、校木制定の由来については、また機会を改めてお話ししたいと思います。