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環境建設工学科長&愉快な先生たち

環境建設工学科:課題研究【建築設計競技班 グループ設計】

 みなさん、こんにちは。環境建設工学科の愉快な先生こと ハッピー です。

 今回は、3年生の課題研究班「建築設計競技班」の取り組みについて紹介します。以前このブログでも紹介しましたが、この班は「建築設計競技」というコンテストに応募し、上位入賞を目指しています。1人1人が取り組む個人課題にも挑戦していますが、課題研究の班員6名全員で建築士会が主催する「建築甲子園」というグループで取り組む課題にもチャレンジしています。

 グループ設計を行うことで、自分だけでは思いつかないようなアイデアが出たりすることもありますが、その一方で班員の意見の食い違いから衝突が起こることもあります…(>_<)

しかし、実際の設計事務所では学校や図書館、病院などの公共性の高い建物は、1人の設計士がすべて設計しているわけではなく、プロジェクトチームを結成し設計を進めていきます。人と対話し、自分の意見を伝え、時には衝突することも大切なのです。情報化が急速に進み、人との直接的な対話が少なくなってきている今だからこそ、「グループ設計」を通じて人とのコミュニケーション能力を身に付けてほしいですね。
 4月から約2か月が経過し、少しずつ意見もまとまり始め、良い作品ができてきています。作品応募締め切りは9月末日です。完成したら、ブログを通じて紹介しますね(^^)/

 

 

環境建設工学科:3年生の『現場見学』

みなさ~ん、こ・ん・に・ち・は~。何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート☝」です。

 

今回は、環境建設工学科3年生の『現場見学』をのぞき見したいと思います。

今回のタイトルは「!建設現場に潜入」です。ここで豆知識を・・・・

 

豆知識

『現場受入検査』って知っていますか?受入検査とは、製品の製造に欠かせない原料や資材を入荷した際に行われる検査で、それぞれが品質基準に適合しているかどうかを調べます。


製造工程に問題がなくても、入荷した原料や資材に不良があれば、良品の製造はできません。 受入検査が不十分だと、後の検査により大きな負担がかかり、コスト増となる場合があります。

 

では、のぞき見した『現場見学』に戻りましょう。今回は(株)ノバックのご協力により松村防潮水門建設工事現場とリベールグラン姫路新築工事現場に潜入させていただきました。各工事現場入構の挨拶から始まり、現場の説明を受けました。松村防潮水門建設工事現場では、水門の役割や施工方法について説明を受けました。リベールグラン姫路新築工事現場では、コンクリートの打設工事を見学しました。

次々とコンクリートミキサー車が現場に入ってきては受入検査を実施していました。

  

 

  今後も生徒の頑張りを発信していきますね。

  以上、何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート」がお知らせしました。

 

環境建設工学科:卒業生 教育実習

 皆さんこんにちは!学科長の「グリーンT」です。今回は5月29日(月)から2週間、環境建設工学科を卒業した2名の先輩が、教育実習生を無事に終了した報告です。実習生の2名ですが、実は私の教え子になります。高校を卒業してから4年が経ちますが、二人とも学生の頃から勉強や部活動に一所懸命取り組んでいたので、当時の懐かしい記憶が思い出されます。そんな二人が教員免許を取得するため、母校に帰ってきてくれるなんて感動です。

 2週間という短い期間でしたが、学生の頃とは違った目線で授業を参観し、ホームルームや休み時間には生徒たちと積極的にかかわりました。最後の研究授業は緊張した一時間でしたが、見事にやり切ってくれました。

 いつか二人が高校教師として学校に戻ってきてくれたら嬉しいですね。そしてなにより、今後も卒業生が教員になりたいと思い、母校を訪ねてきてくれることが私の小さな幸せです。教育実習生のK.MさんとH.Mさん、本当にお疲れさまでした!!

 

環境建設工学科:1年生工業技術基礎 線を引く練習

みなさん、こんにちは。環境建設工学科の愉快な先生こと ハッピー です。

今回は、1年生の「工業技術基礎」という授業を紹介します。本校の環境建設工学科は、2年生から建築を専門に学習する「建築類型」と、土木を学習する「都市計画類型」に分かれます。しかし1年生では、両方の類型に共通する基本的な内容を学習していきます。

今回の1年生の授業では設計図を描く「製図」の基礎となる「線を引く練習」をしました。皆さんも日常で何気なく定規を使って線を引くことがあると思いますが、建築や土木の設計の仕事では、まさに「線は命」です!もし「線」が間違っていたら、建物も間違ったものが完成してしまいます。だから、誰が見ても分かりやすく、きれいな図面を描かなければなりません。1年生では、まず美しい線を引く練習を最初に行います。

製図用シャープペンを片手に、真剣な表情で集中して作業をしていますね。

 

皆さんは「クルトガ」という商品名のシャープペンを知っていますか?このペンは、常にペン先が自動で回転し、文字や線の太さを常に同じにしてくれます。

しかし、製図用シャープペンにはそのような便利な機能はついていません。そのため、線を同じ太さできれいに描くには、定規にしっかりとペン先を当て、親指と人差し指を使って、シャープペンをゆっくりと回転させながら紙に線を引いていきます。このブログを読んで興味が出た人は、試しにペンを回転させながら線を引いてみてください。意外と難しいですよ…2年生や3年生の生徒は、線を引くときペンを回転させるクセが付いている生徒も多いですが、やはり1年生は、「初めて」ということもあり少しぎこちない感じがしました…(^^;)
でも全員が集中して授業に臨むことができていました。そして練習を重ねる度にドンドンと上達している生徒もいます。今後の成長が楽しみですね。(^^)/

環境建設工学科:課題研究「地域貢献活動班」

みなさんこんにちは。環境建設工学科長のグリーンTです。令和5年度も宜しくお願いします

環境建設工学科では3年生になると「課題研究」という授業が始まります。この授業では6つの班に分かれ、それぞれの班が与えられたテーマに沿って自ら考え、試行錯誤を繰り返しながら答えを導き出していきます。地域貢献活動班はその名の通り地域に繰り出し、依頼や問題などを自分たちが取り組む課題として捉え、ものづくりの観点で貢献しよう!という気持ちを持った生徒の集まりです。昨年度は地元新宮町にある『新宮八幡神社』から依頼を受け、神社で使用する物品製作を行い奉納しました。製品の出来栄えに感動された宮委員の方々から「今年度も物品製作をお願いします」と、嬉しい依頼をいただきました。今回の授業では宮委員の方々から直接物品に関する依頼と説明を受けるとともに、既存の物品調査を行いました。引き渡しは12月の予定です。神社を訪れる方々が喜んでくださる物品造りに向けて、生徒たちも活動開始です‼