環境建設工学科長&愉快な先生たち
今年も頑張ってます! 夏の設計競技班!!
みなさん、こんにちは!環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」です。(^^)/
今年の夏はいつも以上にとても暑いですね!!でもこんな暑い中、夏休みも毎日朝早くから登校して頑張っている生徒がいます!そう、今年の夏も3年生の課題研究「設計競技班」は頑張ってます(^^)
設計競技とは、全国の建築を学習する高校生を対象とした全国規模の競技大会です。中には高専の学生も応募してくるので、非常にハイレベルな作品が毎年入賞しています。そして作品の応募締切が毎年8月31日なのです……
そう。つまり設計競技に応募する生徒は、夏休みもすべて返上して朝から夕方まで、作品製作に取り組むことになります。
今回は暑い夏も一生懸命頑張っている、生徒の作品製作の途中経過を紹介します。
下の写真は、アイデアスケッチを描いているところです。ここでは、自由に発想して思い思いのデザイン画を何十枚と描きます。発想を膨らませる想像力が何より大切です。
実はこの作業、7月末までに完了させないと後のスケジュールに大きな影響があります。
生徒にとっては一番楽しい工程ですが、時間との勝負です。
アイデアが固まってくると、下の写真のように実際の図面を描きます。トイレ・キッチン・寝室・リビングのサイズなど、ここからは建築の学びで得た知識をフル活用します。これは建築を2年間学習してきた3年生でしかできない芸当ですね!
さあ、図面も完成しました。ここからは自分の描いた図面を基にして、模型を作ります。下の写真はその様子です。自分が設計した建物を頭の中でイメージして、作っては壊し、作っては手直し、この作業を繰り返しながら完成させます。
建物の完成イメージはそれぞれの生徒の頭の中にあります。だから先生がサポートできるのもココまでです。生徒のイメージ力を信じて見守ることしかできません(>_<)
今年の設計競技班の3年生諸君は例年以上に毎日学校に登校して作品製作に向けて、真剣に取り組んでいます。この努力が実り、上位入賞できればハッピーとしてもとてもうれしい限りですね(>_<)
暑い夏だけど、設計競技班のみんな。ファイト!!!!(^_^)/
令和6年度 建設サマーセミナー(西部地域)
みなさん、こんにちは。学科長の『グリーンT』です。毎日暑いですよね~(+_+)長いようで短い夏休みですが、部活や遊び、そして勉強に一所懸命取り組んでくださいね!
今回は7月30日(火)から8月1日(木)の3日間開講された、『建設サマーセミナー』について報告します。これは(一社)建設業協会から協力依頼を受けた前川建設株式会社の工事現場で、見学や実習を通して建設業の魅力や体験実習を行う講座です。本校からは1~3年生の希望者10名が参加しました。現場は小野市で施工中の鉄骨造倉庫新築工事現場です。最初にびっくりしたのが、すごく広い工事現場なんです!
現場で働く作業員の方々の車だけでも何十台、さらにクレーン車やコンクリートミキサー車、バックホウと呼ばれる掘削機械など、工事規模の大きさに圧倒されました。生徒たちも少し不安な様子(^^;)
まず最初に体験したのが電気・設備工事です。電気工事では専用の工具を使って電気ケーブルを加工したり繋いだり、図面通りに配線し何とか完成。「スイッチ、オン!」照明に灯りが点くと生徒たちは一安心。続いて設備工事。あらかじめ切断された塩ビパイプを、図面を見ながら組み立てます。完成した配管に水圧をかけて蛇口を回すと、勢いよく水が出ました!(水が出てよかった~)
次は鉄筋・圧接工事の体験です。建物の床をコンクリートで作るためには、事前に鉄筋を格子状に組んでから生コンクリートを流し込みます。生徒たちは専用の工具を使って鉄筋を固定する作業に挑戦!ハッカーと呼ばれる専用工具を使うのですが、慣れるまでが難しくて・・・それでも少しずつ要領をつかんで組み立てることが出来ました。圧接工事では、2本の鉄筋を1200度の炎で炙って、1本にする体験をしました・・・が、手元で勢いよく噴出する炎に生徒たちはビックリ!熱さと恐怖で腰が引けていましたが、全員見事に圧接完了しました。
最終日は見学会。加東市にある滝野生コン株式会社を訪問し、コンクリートの製造過程を見学しました。「百聞は一見に如かず!」教科書にはたくさんの説明が書かれていますが、やっぱり専門分野の学びは難しく、理解し難い部分もあります。でも、実物を見ながら受ける説明は分かりやすく、生徒たちは真剣に話を聞いていました。午後からは三木市にある兵庫耐震工学研究センターの施設を見学しました。世界最大級の能力を持つ振動台を見学し、構造物などの耐震安全性の向上や、強固な社会基盤形成のために各種構造物の耐震実験及び関連する基礎実験を行う必要性について深く学ぶことができました。
参加した生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。夏休みの最中に行われた建設サマーセミナーということで、部活動や面談・補習の調整など大変だったと思います。また、暑い中での実習で体力も消耗したと思います。でも、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じた体験は、とても貴重な財産になったはずです。これからの建設業界を背負っていく君たちに期待していますよ(^^♪
環境建設工学科1年生対象 現場見学
こんにちは~!環境建設工学科のフレッシュな新人ナチュラルです(^^)♪
ついに乙女の大敵、梅雨の季節がやって来ましたね…湿気で髪がウネウネしていますが、心は元気いっぱいに過ごしています(^_-)-☆
さて、1年生40名と教員2名で、初めての現場見学に行ってきました!
午前中は、姫路市営市川住宅の建築現場へ。現場は安全のためヘルメットが必須です。あご紐が緩んでいないかを確認して現場に足を踏み入れます。
高層建替中の建物の中に入り、内装の基礎部分を作る「内装床造作工事」や「窓のサッシ取付工事」の説明をしていただきました。専門的な用語と工事内容のため1年生には難しい…!と思う内容でしたが、生徒たちはメモをとりながら積極的に質問していました。生徒からの素朴な質問から少し専門的な質問まで丁寧に答えて下さり、ありがとうございました。
▲熱心にメモを取る様子
そして、現場は暑くても危険から身を守るため、肌を露出させない決まりがあります。そんな夏の現場に必須の冷感グッズを紹介して下さいました。衝撃を与えると冷たくなるという化学反応を利用した瞬間冷却剤です!!
それを…パンチ!
すると5秒経過したあたりで「おー!冷たい!!」という歓声が上がっていました!
「気持ちいい~!」と1つの冷却剤に複数人の手が群がっていました(笑)
お昼休憩は、みんなでハンバーグ弁当を食べました。急遽、生徒が代表で食事前の挨拶をする流れになりましたが、気持ちの良い挨拶をしてくれました!対応力が素晴らしいですね(^^♪
▲無茶ぶりにもキッチリ応える姿!
腹ごしらえが出来たところで、午後から土木現場に向かいました!
播磨臨海部と姫路バイパスを南北に直結する「一般県道広畑青山線」の現場見学をさせていただきました。俺天下山トンネルを通り、現場に到着!
安全で円滑な道路環境を実現するための施工内容や、なぜこのようなバイパス工事が必要なのか等の説明をしていただきました。その後、完成時には見えなくなってしまう箇所や徒歩ではなかなか通ることのできない工事中の幹線道路を見学し、貴重な体験をさせていただきました。
建設業のダイナミックさを肌で感じ取ることで、生徒たちの興味関心もググっと大きく向上したように感じます。建築や土木がどういうものか少しでも理解したうえで、今後の勉強に活かして欲しいです!
授業を通して、1年後の生徒の成長を見てみよう!
みなさん、お久しぶりです。環境建設工学科の愉快な先生こと「ハッピー」です!今年度になりブログの更新を怠けておりました……ごめんなさい!!(>_<)
さて今回は、建築を学ぶ中で避けて通れない「製図」の授業にスポットを当ててみましょう。
まずは、下の写真をご覧ください。
今年入学した1年生の「工業技術基礎」の授業の様子と、完成した作品です。1年生の1学期は、線を引く練習をします。特に建築は、線の「太さ」や「種類(実線や点線など)」によって、意味が変わってきます。まずは、正しく美しい線を引く練習をしていきます。
続いて、下の写真をご覧ください。
2年生建築類型の「製図」の授業の様子と完成した作品です。2年生からは、本格的な図面を書きます。この写真では2階建て住宅の「断面図」という図面を書いていますが、複雑な図面に見えますね……。しかし、1年間かけて製図の基礎を学習することで、2年生でこれくらいの図面は全員が書くことができるようになります。
製図の授業を例にあげても、1年間で生徒はここまで成長することができます。新しいことができるようになるのは、自信にもつながることでしょう。現在の1年生が、2年生になった時の成長が楽しみですね!
令和6年度 建設業魅力説明会
みなさん、こんにちは。学科長の『グリーンT』です。昨年より遅い梅雨入りで、スッキリとしない天気と、湿度による不快指数上昇で、なんだか気分が滅入ってしましますね(泣)
今回は環境建設工学科の1年生を対象とした「建設業魅力説明会」について報告いたします!この説明会は兵庫県が実施する建設業育成魅力アップ協議会事業のひとつであり、建設業の魅力ややりがいについてお話を伺う行事で毎年実施しています。講師は昨年と同じく、株式会社 神崎組様からから卒業生を含めた5名に来校していただきました。やっぱり卒業生が学校に来てくれるのは嬉しいですね(^^)
今年の春に卒業した生徒から、卒業後約10年経った生徒まで、建設業界で元気に活躍している姿を見ると、心がホッコリします。類型に分かれる前の1年生たちに、分かりやすく丁寧に話をしてくれてありがとう。そして講話を聴いた1年生も、沢山質問していましたね!みんながいる中で手を挙げ質問するのは結構緊張するものです。それでも積極的に質問する姿は素晴らしいと思いました。今回の説明会を聞いて、1年生も自分がどの類型を選択するのか決まったかな?