部活動

2024年7月の記事一覧

R6県ビーチ

淡路・慶野松原特設コートにて6/22(土),23(日)に行われた兵庫県ビーチバレーボール高等学校選手権大会(2人制、4人制)、ジャパン予選に参加しました。

 開会式の様子

 

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【2人制の部】

2人制は部内選考の結果、屋敷(3年)・中山(3年)ペアを第1ペア(ベスト8シード)、福井(3年)・平川(3年)ペアを第2ペアとして臨みました。昨年福井・平川ペアは近畿ビーチに出場していましたが、部内選考の際は屋敷・中山ペアが上回る結果となり、両ペアとも結果が非常に楽しみなペアとなりました。

試合当日の会場練習を行う屋敷・中山ペア

 

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屋敷(3年)・中山(3年)ペア

今年初めてきちんとペアを組んだ2人ですが、高さあるスパイクが打てる屋敷とつなぎや状況判断がよくなってきた中山で組みました。ビーチの公式戦の経験のなさだけは心配でしたが、徐々に連携がうまく取れてきた中で試合を迎えました。

試合に臨む屋敷・中山ペア

2回戦 21-18 明石清水

3回戦 21-15 神戸高塚

準々決勝 14-21 神港学園第1ペア

結果…県ベスト8

 

本番の硬さが随所に見られましたが、徐々に調子を上げていき、ベスト8まではいきました。神港学園第1ペアの壁は非常に高かったですが、彼らの持てる力は発揮してくれたと思います。

 

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福井(3年)・平川(3年)ペア

去年から出ている2年目のペアで、つなぎや組み立てはチーム内でも1つ抜けていました。去年(県ベスト8)以上の成果を求めてトレーニングを積んで臨みました。

試合に臨む福井・平川ペア

2回戦 21-14 尼崎双星

3回戦 21-13 津名

準々決勝 18-21 神港学園第2ペア

結果…県ベスト8近畿ビーチ出場

※兵庫県では近畿ビーチの出場条件に第2~6位までと、1校1ペアの制限があるため、同順であった両ペアの代表決定戦を行った。大会前の部内選考のときとは異なり、今回は福井(3年)・平川(3年)ペアが勝ったためこのペアが近畿ビーチの出場権を得た。

 

昨年から大会に出場していることもあり、高い安定感でプレーできていました。ベスト4以上に入りたかったですが、神港学園第2ペア相手に終盤驚異的な追い上げを見せてくれました。あと一息が出なかったのが悔やまれますが、2年連続のベスト8をとり、近畿ビーチ出場を決めてくれました。

 

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 【4人制の部】

 3年生を主体としたAチームと、12年生を主体としたBチームをそれぞれ編成し、試合に臨みました。

 

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高砂A(北村(3年)・大西(3年)・吉本(3年)・吉原(3年)・釣田(1年)・石井(1年))

3年生チームは身長180cm後半の選手が2枚いる大型チームだったので、クイックを用いた攻撃スタイルをつくって臨みました。

向島公園での練習の様子

2回戦 21-18 明石西A

準々決勝 11-21 神戸学院B

結果…県ベスト8

 

大型の攻撃的なチームでしたが、試合の入りはミスも多く、苦しむ時間帯も長くありました。1つ目をとり切りましたが、神戸学院相手にはいいようにやられてしまったような感じでした。優勝を目指して練習に取り組んでいましたが、厳しい結果となってしまいました。 

 

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高砂B(澤内(2年)・名倉(2年)・上村(1年)・津村(1年)・嶋﨑(1年)・中岡(1年))

12年チームで、次のインドア新チームの軸を担うであろう選手たちを中心にメンバーを編成しました。両サイドの2年生のオープンを軸に攻撃を組み立て、1年生セッターの経験値を積ませることも目的として臨みました。

当日の高砂Bの会場練習の様子

1回戦 21-11 尼崎双星A

2回戦 21-17 津名

準々決勝 12-21 明石西B

結果…県ベスト8

 

2年生を両サイドアタッカーとして設定し、切り返しの準備をしっかり行って臨みました。3つ目までの組み立てがシンプルな分、連携はある程度機能し、2回戦も粘り強いプレーで突破できました。その反面、明石西戦では、相手も3つ目までを組み立ててくる中で、焦りや単調さが先行し、相手より先にミスが出るプレーで失点を次々重ね、破れてしまいました。ラリーをキープするとき、攻めに行くときの判断が悪く、新チームのことを考えても大きな課題を残してしまったと思います。

この失敗を糧に成長してくれることを期待します。

 

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【ジャパン予選】

東(3年)・矢野(2年)ペア、平林(2年)・牧本(1年)ペアを編成して試合に臨みました。ジャパン予選は28点マッチで行われるため、より集中力が求められる試合になります。

向島での練習の様子。県ビーチのペアとジャパンのペアは追加でビーチ練習を行った。写真右側のコートの選手が高砂のペア数名

 ※ジャパン予選の方は、同時並行で行われていた県ビーチ、4人制の試合の関係で記録用の写真が撮れていません。ご容赦ください…。

 

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東(3年)・矢野(2年)ペア

1回戦 28-24 澤井・足立ペア

準々決勝 19-28 嶋田・白石ペア

結果…県ベスト8

 

いいプレーばかりだったとは言えませんが、1つ目を根気強く取り切ったのはこのペアの成果でした。次の相手はかなりレベルの高い相手でしたが、19点までよく取り切ったと思います。

 

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平林(2年)・牧本(1年)ペア

1回戦 15-28 村井・内堀ペア

結果…初戦敗退

 

県ビーチと並行して行われていたためほとんど見れていませんが、レシーブなどのミスが多く、勝負しきれていなかったと聞いています。このペアは12年ペアなので、新チーム移行後を見据えて成長してくれることを期待しています。

 

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 【宿泊しました】

今回は宿の確保ができたこともあり、出場しない選手やマネージャーも含め全員で、淡路青少年の家にお世話になりました。

淡路青少年の家恒例の朝の集いの様子。交流のための集団紹介を各代表が行い、その後全体でラジオ体操を行った

 

宿泊翌朝の朝食。2日目の開会式が早いため食事の時間はほとんどとれなかったが、部内での親睦は一段と深まった

※試合に出ない生徒は試合の記録や出場選手のお世話係、試合中の応援などを各自の持ち場で頑張ってくれました。また、3学年全体での初の宿泊のため、団体行動の基本を学ぶいい機会となりました。

 

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 【御礼】

会場にて全日程終了時の集合写真。例年にない悪天候のため、びしょ濡れになっているものも多数いたが、それぞれに実りのある大会となった

今大会も多数の保護者の方々に来場いただきました。部員の差入れを持ってきて下さり、この場をお借りして感謝申し上げます。

また、自身の試合でとはいえ、チームの応援をしてくれたOBや関係者の方もいました。ありがとうございます。

チームとしては5期連続の近畿ビーチ出場権獲得となりました。

7月末の近畿ビーチでは、ここ数年果たせていないプール戦突破を目標に、さらなるレベルアップを図っていきます。

R6県総体

UPが遅くなりましたが、6月1日から行われた県総体の報告です。

 県総体組み合わせ(速報時)

 

大会初日@須磨翔風高校

1回戦 高砂 -0 姫路飾西

      25- 8

      25-11

 

大会2日目@須磨翔風高校

2回戦 高砂 -1 明石商業

      23-25

      25-17

      25-18

 

3回戦 高砂 -1 明石清水

      25-14

      22-25

      25-16

 

大会3日目@加古川市立総合体育館

4回戦 高砂 -0 兵庫工業

      25-22

      25-19

 

準々決勝 高砂 0- 社

        9-25

       10-25

 

結果…兵庫県ベスト8近畿大会出場決定

優秀選手賞…東晋作(3年)

 試合後、県総体第5位のコート表彰が行われた。 

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4月の地区大会で東播地区第1シードとして臨みました。

 

試合前のアップの様子

 

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1回戦はとにかく開幕の立ち上がり、自チームのプレーの安定感がテーマで、一瞬崩れる時間帯もありましたが、ゲームの中で修正して勝ち切りました。

 試合中の様子

 

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大会2日目、2回戦の明石商業戦はチームにとって山場でした。5月の抽選後、何の縁なのかまたしても当たる組み合わせとなったので、ここが勝負だと思っていました。

 

1セット目はビハインドで始まり、思っていた以上に苦しい立ち上がりとなってしまいました。思っていた以上に基本的なところで立ち止まっていた部分もあり、まずいなと思っていましたが、後半自分たちの粘り、集中力を見せて、セットは落としたものの23点まで追い上げました。

 

2セット目以降は1セット目後半の集中力に加えて、意識すべきことをしっかりと意識できたこともあって、ミスはちょくちょくあったものの終始集中力、攻めの姿勢を崩さずに勝ち切ることができました。

 試合中のベンチにて、得点に喜ぶキャプテン

 

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3戦目の明石清水戦が近畿がけのゲームで、勝つことはできましたが、雰囲気にのまれたりするシーンがあり、セットを落としてしまったのは課題だと感じました。

 近畿大会出場を決め、大会3日目にコマを進めました。

 

試合中の様子②

 

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大会3日目は6月7日(金)でした。

 

途中本校体育館の緊急点検による体育館使用停止の影響で大会直前の体育館練習に制約が発生し、部としては非常に大きな影響がありましたが、女子バレー部の寛大な配慮で外部の体育館練習をさせてもらえたりなど、いろいろな配慮や支援を受けながら臨みました。

この間、選手達が腐らずに練習に取り組んでくれたのが印象的でした。指導者として感謝しています。

 試合直前の円陣

 

ベスト8がけのゲームでは兵庫工業で、これまで練習試合で何度も対戦している相手でした。お互いに相手をよく知っていることもあり、対戦前に十分に確認や準備をして臨みました。

1セット目は相手のリズムの良さとこちらのミスも重なり大差のビハインドで進んでいきますが、相手が先に20点に乗ったあたりからこちらも徐々に息を吹き返し始め、終わってみれば逆転の25-22でセットをとりました。2セット目は終盤の勢いそのままに優勢のままストレート勝ちできました。

 

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準々決勝までコマを進め、相手は今世代5度目の社高校です。

 

社戦のラインナップ

 

今まで一度も20点をとったことがなく厳しい勝負になることはわかっていましたが、せめて15点は取りたいと考えていました。

しかし、相手に対して感じなくてよいプレッシャーを感じたのか、それとも必要以上に緊張を感じたのか、それほど攻めてきていないサーブをはじきまくり、落ち着いて打てばいいだけのスパイクを力んで撃ち落としに行ったり、相手が何もせずして勝手に点を放り込むバレーをしてしまい、結果的には戦いきれずに終わってしまいました。

せっかくのこの舞台でしたが、空回る何かがあったのかもしれません。

 

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ここまでの戦いを終えて、結果的にチームは約20年ぶりとなる県ベスト8をとることができ、2年ぶり近畿大会出場を決めました。

もちろん完全に満足できる内容ばかりではありませんでしたが、彼らなりの戦いをしっかりと見せてくれたと思います。

 

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【御礼】

今回も多数の保護者の方に加えて、卒業生の方、OBG会幹事の方々にも応援いただきました。多数の差入れやお気遣いありがとうございます。また、現役の生徒にも応援に来てもらいました。感謝しています。

 

大会後の集合写真

 

※なお、大会情報は順次更新していきますが、しばらくお待ちください…。